第2話 知識の対価と、はじまりの地盤作り
第2話 知識の対価と、はじまりの地盤作り
鬱蒼と生い茂る木々の間から、わずかに差し込む陽光が足元を照らしている。冷やりとした森の空気の中、微かに聞こえるのは風に揺れる葉の音と、二人の足音だけだった。
先ほど、盗賊の残党から助け出した獣人の少女・ミアを案内役に据え、トウヤは安全な街を目指して歩を進めていた。
前世では過酷な労働環境の中で命をすり減らした彼にとって、ゲームのようなステータスが存在するこの異世界で目指す目標はただ一つ。誰にも脅かされることのない、完璧に安全で快適なスローライフを手に入れることだ。そのためには、圧倒的な経済力と、魔物や悪意から身を守るための強固なインフラストラクチャーが不可欠であった。
「トウヤ様、このまま東へ向かえば、半日ほどで城塞都市アステリアに到着します。あの街なら、商人としてご商売を始めるのにも、安全を確保するのにも最適かと……」
少し前を歩くミアが、ピンと張った獣の耳をピクピクと動かしながら振り返った。彼女の瞳には、まだ若干の警戒心が見え隠れしているものの、自身の命を救ってくれたトウヤに対する深い感謝と畏敬の念が勝っているようだった。
「ありがとう、ミア。でも、敬語はいいよ。これから一緒に商会を作っていく大事な『初期メンバー』なんだから、もっとフランクに話してくれ。それと、歩きながらで悪いんだけど、この世界の情勢について教えてもらえるか? 俺は少しばかり遠いところから来たせいで、ここの常識に疎くてね」
トウヤは穏やかな口調でそう言いながら、自身のステータス画面に表示された『交渉術』スキルの効果を微量に発動させていた。これは相手の警戒心を解き、円滑な対話を引き出すためのものだ。
ミアは少し戸惑いながらも、尻尾を揺らして頷いた。
「わ、わかりました……トウヤさん。私でわかることなら、何でもお答えします」
彼女の話を総合すると、この世界にはいくつかの巨大な国家が存在し、現在は表立った戦争こそないものの、国家間の力関係や水面下での激しい覇権争いが物語の背景に存在しているという。
現在彼らがいるのは「ルミナス王国」と呼ばれる、人間を中心とした国家の辺境部だ。ルミナス王国は比較的商業が盛んであるものの、国土の大部分が魔物の生息する危険地帯によって分断されており、都市間の物流は常に命がけの危険を伴う。魔物・モンスターは貴重な素材となる資源でありながら、人々の生活を脅かす脅威でもある存在として描かれる過酷な世界なのだ。そのため、安全に物資を運べる腕利きの冒険者や、強固な護衛を雇える大商会だけが莫大な富を独占している状態らしい。
さらに、種族間の軋轢も根深い。ミアのような獣人をはじめとする亜人種は、一部の寛容な都市を除いては下層階級として扱われるか、最悪の場合は先ほどの盗賊のように不法な奴隷狩りの標的にされてしまうことが多いという。
「なるほど。物流が滞っていて、安全が担保されていない。おまけに種族間の格差が激しい、か……」
トウヤは顎に手を当て、商人としての思考をフル回転させた。
(これは、俺にとって絶好のビジネスチャンスだ。魔物の脅威を完全に排除した完璧な物流網を構築できれば、それだけで莫大な利益を生み出せる。さらに、不当な扱いを受けている亜人たちを正当な報酬と安全な環境で雇用すれば、安価で極めて優秀、かつ忠誠心の高い労働力を確保できる)
前世の記憶にある、整備された高速道路、鉄道網、そして規格化された流通システム。それらをこの異世界に魔法で再現すれば、彼は誰も手出しできない絶対的な安全圏を作り上げることができる。万能魔法と『リトライ』を駆使してインフラを整備し、のんびり隠居を目指すという彼の野望の第一歩だ。
「ミア、ちなみにこの森の道は、いつもこんなに歩きにくいのか?」
トウヤは、木の根が張り出し、泥濘んでいる足元を指差した。馬車はおろか、人が歩くのにも苦労するような獣道だ。
「はい。この森は魔物も出ますし、誰も道を整備したりしませんから……。雨が降れば泥沼のようになって、何日も足止めを食うことも珍しくありません」
「そうか。それなら、少しばかり『実験』を兼ねて、歩きやすくしてみよう」
トウヤは立ち止まり、右手を地面にかざした。彼には、すべての属性魔法とスキルを万遍なく使いこなせる規格外の才能が眠っている。彼の内側に眠る異常な桁数を誇る魔力が、静かに波打つ。
「土の硬度と密度を均一化し、水分を排除。表面を滑らかにコーティングしろ。……『土魔法・舗装』」
無詠唱で放たれた魔法は、彼の手のひらから足元の地面へと伝わり、劇的な変化をもたらした。
ゴゴゴゴォォォ……という低い地鳴りと共に、彼らの目の前にある獣道が、幅三メートルにわたって綺麗に整地されていく。泥濘は乾燥して固まり、デコボコだった木の根や岩は地中深くへと沈み込み、まるで前世のコンクリートで舗装されたかのような、滑らかで強固な道が一瞬にして数キロ先まで形成されたのだ。土木魔法で安全な物流網(高速道路)を敷くための、確かな第一歩であった。
「えっ……!? な、何ですかこれ!? 地面が、平らに……石のように硬く……!?」
ミアは目を丸くし、自分の足元を何度も踏みしめた。ふさふさの尻尾が驚きでピンと逆立っている。
「どうやら成功みたいだな。これなら雨が降ってもぬかるまないし、馬車もスムーズに走れる。魔力消費もほとんどないし、インフラ整備の基礎としては上出来だ」
「じょ、上出来って……トウヤさん、土魔法をこんな風に使うなんて聞いたことありません! 普通、魔法使いの人は魔物を攻撃したり、壁を作って防いだりするのに使うものですよ!?」
「ただ戦うだけじゃ、本当の平穏は手に入らないからね。俺の目的は魔物を倒すことじゃない。魔物と戦わずに済む環境を作ることなんだ」
トウヤは軽く肩をすくめ、新しくできた歩きやすい道を進み始めた。
『全魔法創造』というスキルは、使用者のイメージを正確に魔法として具現化する規格外の力だ。前世で培った現代社会の知識と、この万能魔法が組み合わさることで、彼の力は単なる破壊ではなく、創造と開拓という形で異世界の常識を覆していくことになる。
歩を進めること数時間。空を覆っていた分厚い雲が赤く染まり、徐々に日が落ち始めてきた。
「トウヤさん、そろそろ暗くなります。この辺りで野営の準備をしないと、夜行性の魔物が活発になって危険です」
ミアが周囲を警戒しながら提案した。
「わかった。安全第一が俺のモットーだからな。……よし、ここを今日の拠点にしよう」
トウヤは少し開けた場所を見つけると、再び土魔法を発動させた。
「『隆起』」
ズズズンッ!と地響きが鳴り、トウヤとミアを囲むように、四方から高さ五メートル、厚さ二メートルを超える強固な土の防壁がせり上がった。それは簡易的な野営というレベルを遥かに超え、ちょっとした砦のような堅牢さだった。
さらに彼は、光魔法と無属性魔法を複合させた結界を壁の内側に展開する。
「『不可視の防壁』。これで、魔物はおろか虫一匹、この中には入れない。外からの音や匂いも遮断されるから、完全に安全なプライベート空間だ」
「す、すごいです……。これなら、見張りを立てずにゆっくり眠れますね……」
ミアは呆然としながら、ぐるりと囲まれた土の壁を見上げた。これまでの彼女の常識では、野営といえば交代で火の番をし、常に魔物の気配に怯えながら浅い眠りにつくものだった。しかし、目の前の青年は、たった数秒で絶対に安全な絶対領域を作り上げてしまったのだ。
「さて、次は食事と……風呂だな」
「お、お風呂ですか!?」
トウヤはさらに全属性魔法を駆使する。地面の一部を窪ませ、そこへ水魔法で清浄な水を満たし、火魔法で適温まで加熱した。水と熱の魔法で公衆浴場を作り上げる構想の、いわば試作品である。あっという間に、湯気が立ち上る見事な露天風呂の完成だ。
「今日は色々あって疲れただろう。先に入ってきなよ。俺はその間に夕食を作るから」
「えっ、でも、トウヤ様……いえ、トウヤさんが先で……」
「いいからいいから。従業員の福利厚生を充実させるのも、優良な商会を築くための第一歩だ。それに、女の子に泥だらけのまま野宿させるなんて、俺の美学に反する」
トウヤの言葉に、ミアは顔を真っ赤にして頷き、遠慮がちに風呂へと向かった。
ミアが入浴している間、トウヤは空間収納から道中で見つけた薬草や、前世の知識をもとに精製した香辛料を取り出した。さらに、火魔法と土魔法で作った簡易かまどを利用し、携帯食料の干し肉を柔らかく煮込んだ香草スープを作り始めた。
やがて、さっぱりとした顔で戻ってきたミアに、温かいスープとパンを差し出す。
「さあ、冷めないうちに食べてくれ」
「いただきます……。っ! 美味しい……! こんなに温かくて、美味しいスープ、初めて食べました!」
ミアは目を輝かせながら、あっという間に平らげてしまった。彼女の喜ぶ姿を見て、トウヤの心にも温かいものが広がる。前世では、誰かに心から感謝されることなどほとんどなかった。本当の強さは仲間との絆から生まれる。この世界では、自分の知識と力が直接誰かの笑顔に繋がり、それが盤石な商会を構築していくための最大の基盤となるのだ。
その穏やかな時間は、唐突に破られることとなった。
ドスゥゥゥン!!
激しい衝撃音が、土の防壁の外側から響き渡った。
「ヒッ……! ま、魔物です! おそらく、ブラッドウルフの群れ……血の匂いを嗅ぎつけて集まってきたんだと思います!」
ミアが青ざめた顔で立ち上がる。ブラッドウルフは単体でも凶暴だが、群れで行動されると熟練の冒険者パーティーでも苦戦する厄介な魔物だ。
「大丈夫だ、慌てないで。結界があるから、あいつらは壁を越えることも壊すこともできない」
トウヤは冷静に立ち上がり、土の階段を作って防壁の上へと昇った。見下ろすと、そこには赤い眼をギラつかせた巨大な狼の魔物が十数匹、獲物を求めて防壁に爪を立てていた。
「……ちょうどいい。俺の戦闘用魔法の威力と、複数の属性を組み合わせる実験に付き合ってもらおうか」
トウヤは右手を群れに向かって突き出した。彼の脳裏にあるのは、前世の軍事兵器や自然災害の映像。彼が想像できる現象であれば、あらゆるものを再現できる。
「まずは、逃げ道を塞ぐ。……『泥濘の沼』」
ブラッドウルフたちの足元の地面が急激に液状化し、泥の沼へと変化した。狼たちはパニックに陥り、泥に足を取られて身動きが取れなくなる。
「次に、可燃性のガスを充満させる。……『風魔法・ガス生成』」
目に見えない可燃性の空気が、沼の周囲に滞留していく。
「そして、着火。……『火球』」
小さな火の玉がガスに触れた瞬間――。
ドゴォォォォォォォンッ!!!
凄まじい爆発と業火が巻き起こり、夜の森を真昼のように照らし出した。衝撃波が土の壁を揺らすが、結界に守られた内側には熱風すら届かない。
数秒後、炎が収まった跡には、黒焦げになったブラッドウルフの死骸だけが転がっていた。
「うん、威力は申し分ないな。火と風、土の複合魔法。これなら、時間を巻き戻して運命をやり直せる禁術スキル『リトライ』のお世話になることもなさそうだ」
トウヤは何事もなかったかのように呟くと、魔法で死骸から魔石や毛皮といった素材だけを綺麗に分離し、回収した。
防壁の下で呆然と見上げていたミアは、もはや言葉を失っていた。彼女が知る限り、これほど一方的で、かつ計算し尽くされた魔法を使う人間など存在しなかったからだ。
翌朝。
トウヤとミアは、森を抜け、ついに目的の地である『城塞都市アステリア』へと到着した。
高く堅牢な石造りの城壁に囲まれたその街は、ルミナス王国の辺境における商業と防衛の要衝であった。門の前には、荷馬車や旅人たちが行列を作っている。
「ここがアステリアか。なかなか立派な防壁だ。まあ、俺の土魔法で作った防壁に比べれば、少し脆そうだけどな」
「トウヤさんの作った壁と比べちゃダメですよ……。あ、でも問題があります。街に入るには身分証か、通行税を払う必要があるんです。私たち、お金を持っていませんよね……?」
ミアが不安そうに耳を伏せる。
「心配ない。交渉と資金調達は商人の得意分野だ」
二人が門番の前に進み出ると、屈強な体格をした門番が槍を交差させて道を塞いだ。
「止まれ。身分証を提示しろ。それと、そっちの獣人はお前の奴隷か? 奴隷なら証明書が必要だぞ」
門番の威圧的な態度と「奴隷」という言葉に、ミアがビクッと肩を震わせる。ここでも種族間の軋轢が明確に表れていた。トウヤは彼女を庇うように前に出て、冷静に微笑みかけた。
「俺は行商人をしているトウヤといいます。身分証は道中で魔物に襲われた際に紛失してしまいまして。彼女は奴隷ではなく、俺の商会の立派な従業員です。身分証の再発行と通行税の代わりに、これを納めたいのですが」
そう言って、トウヤは昨夜討伐したブラッドウルフの無傷な魔石と、極上の毛皮を数枚取り出して見せた。
「なっ……!? これは、ブラッドウルフの毛皮!? しかも傷一つない極上品じゃないか! お前、これを自分たちで倒したのか!?」
門番の顔色が一変した。傷のない魔物素材は非常に価値が高く、これほどの品を持ち歩いているということは、ただの行商人ではないと判断したのだ。
さらにトウヤは『交渉術』スキルを乗せた声で畳み掛ける。
「ええ。これらを街のギルドで換金して、本格的に商売を始めようと思っています。この素材の一部を通行税と身分証の仮発行代として納めます。この街の経済にも、必ず貢献することをお約束しましょう」
門番は素材の価値と、トウヤの堂々たる態度に完全に気圧されていた。
「……わ、わかった。特例として仮の通行証を発行しよう。ただし、すぐに冒険者ギルドか商人ギルドで正規の登録を済ませることだ。冒険者ギルドは依頼の受注や素材の買取を行う組織で、ランク制度で実力を管理しているからな」
「ご厚意に感謝します」
無事に門を通過し、活気あふれるアステリアの街並みが二人の前に広がった。石畳の通りには露店が並び、様々な種族の人々が行き交っている。
「すごい……本当に入れちゃいました!」
「当然さ。価値あるものを提供すれば、大抵の扉は開く。さて、まずはギルドへ向かって資金を確保しよう。そして、この街の有力者と繋がりを作るんだ」
アステリアの商業区画を歩いていると、トウヤの目に一つの光景が飛び込んできた。
裏路地の入り口付近で、恰幅の良い中年の人間の男性が、ガラの悪い数人の男たちに取り囲まれている。
「だから待ってくれと言っているだろう! 商品の納入が遅れたのは、街道に魔物が出たからだ! 俺の責任じゃない!」
「うるせえな、レオン。契約は契約だ。違約金として、お前のその小さな店舗をうちの大商会が差し押さえさせてもらうぜ」
どうやら、零細商会の主であるレオンという男が、強引な手法で店舗を奪われそうになっているらしい。これもまた、物流網の未整備が生んだ悲劇の一つだった。
「ミア、ちょっとここで待っていてくれ」
トウヤは静かに男たちの背後に近づき、声をかけた。
「お取り込み中のところ失礼。その違約金とやら、俺が立て替えてもいいかな?」
「あぁ? なんだてめえは。すっこんでろ!」
男の一人がトウヤの胸倉を掴もうと手を伸ばした瞬間、トウヤは風魔法を極所的に発動させ、男の足元をすくって派手に転ばせた。
「うわっ!?」
「な、何をしやがった!」
「俺は何もしていないよ。ただ、商取引において暴力は感心しないな。それより、その違約金の計算書を見せてもらえるか? 俺は計算が得意でね」
トウヤは男が落とした書類を拾い上げ、『算術』と『鑑定』スキルを同時に発動させた。
「ふむ……。街道の封鎖による不可抗力の遅延に対して、この法外な利息と違約金。ルミナス王国の商業法第42条に明確に違反しているね。これを領主や商人ギルドに持ち込めば、差し押さえられるのはあんたたちの商会の方になるが、それでも続けるかい?」
淡々と、しかし絶対的な自信に満ちたトウヤの言葉と、先ほどの得体の知れない魔法の力に恐れをなした男たちは、「チッ、覚えてろよ!」と捨て台詞を吐いて逃げ去っていった。
へたり込んでいた中年の商人、レオンが呆然とトウヤを見上げる。
「あ、あんた……助けてくれたのか? 一体何者なんだ……?」
トウヤはにこりと人懐っこい笑みを浮かべ、手を差し伸べた。
「俺はトウヤ。しがない商人さ。あんた、店舗を持っているんだろ? 実は俺、莫大な価値のある商品をいくつか持っているんだが、売る場所と、この街の事情に詳しいパートナーを探していてね」
トウヤの目は、すでにこの街を自分たちの巨大なインフラ網の「最初の拠点」としてどう組み込むかを計算していた。
安全第一の盤石な商会設立に向けて、彼に必要不可欠な「強力な後援者」と「実務を任せられる人間の仲間」。レオンという現地の商人を引き入れたことで、その地盤は一気に固まりつつあった。
本当の強さは仲間との絆から生まれる。一人、また一人と優秀な人材を味方につけながら、世界最大の物流網を築くための本格的な開拓が、今ここから始まろうとしていた。
【現在のステータス状況】
名前:トウヤ
年齢:18
職業:商人
レベル:6 (ブラッドウルフ群れの討伐により上昇)
体力:35/35
魔力:99,980/100,000 (インフラ魔法使用により微減・自動回復中)
固有スキル:『リトライ(発動可能)』
魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)
取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金
【仲間・後援者の状況】
・ミア(獣人の少女):恩人であるトウヤに絶大な信頼と忠誠心を抱く。道中の魔法を目の当たりにし、彼を「神様のような存在」とさえ思い始めている。案内役兼、未来の商会幹部候補(従業員第1号)。
・レオン(人間の商人):アステリアの街で小さな店舗を営む中年男性。悪徳商会に潰されかけていたところをトウヤに救われ、恩義を感じている。現地での実務や店舗運営を任せられる「人間の仲間」であり、トウヤの商会の最初の共同経営者となる予定。
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