第13話 王都への大動脈と、立ち塞がる腐敗の壁
第13話 王都への大動脈と、立ち塞がる腐敗の壁
交易都市セルリアの『安全第一商会』要塞本部。
その最上階にある広大な会議室には、ルミナス王国の詳細な巨大立体地図(トウヤが光魔法と土魔法を複合させて作り上げた3Dホログラムマップ)が浮かび上がっていた。
地図の周囲を囲むのは、商会代表のトウヤ、セルリア支部長のレオン、王都の財務官アルベルト、そして新たに商会の「インフラ開拓部門・現場監督」として加わった元帝国将校のユリウスである。
「……さて、ガランド帝国軍三万という莫大な労働力を手に入れたことで、我々の事業計画は大幅な前倒しが可能になった。次なる目標は、このセルリアから王国の心臓部たる『王都ルミナリス』を繋ぐ、全長八百キロに及ぶ『大動脈』の建設だ」
トウヤが指示棒で立体地図のルートをなぞると、青く輝く光の道がセルリアから王都へと伸びていく。
「しかしトウヤ会長、王都への道のりは、これまで開拓してきた辺境の荒野や魔物の森とはワケが違いますぞ」
アルベルトが、地図の中間地点にある険しい山岳地帯を指差して顔を曇らせた。
「この国の情報と近隣の情勢について、改めて確認しておきましょう。ルミナス王国は王都を中心に、四方の有力貴族が広大な領地を治める封建制をとっています。我々がこれから向かうルート上には、『グラニテ丘陵』と呼ばれる難所が存在します。ここは、王都でも強硬派として知られる大貴族、ヴォランド侯爵の直轄領です。彼は隣国や小国家群との裏取引で私腹を肥やし、領内を通る商人から法外な関税を搾り取っています」
アルベルトの解説に、レオンも渋い顔で頷く。
「ヴォランド侯爵か……。あの男は『合法的な盗賊』と揶揄されるほどの強欲だ。彼の領地にある中継都市『ロックフォール』は、本来なら安全に補給ができる街のはずだが、侯爵の私兵と、彼らに雇われた野盗上がりの傭兵団が我が物顔で闊歩している。逆らう商人は容赦なく商品を没収され、奴隷として売り飛ばされる始末だ」
「なるほど。魔物よりタチの悪い『人間の害虫』が巣食っているわけだね」
トウヤはコーヒーを一口啜り、静かに微笑んだ。
「俺たちの敷く『絶対安全街道』は、魔物だけでなく、そういう不法な関税や野盗の襲撃からも完全に独立した『絶対的な安全圏』でなければならない。ヴォランド侯爵が邪魔をするなら、ロックフォールという街ごと、俺たちのインフラ網に『安全な街』として組み込んでしまおう」
「ま、街ごと組み込む、ですか!? 相手は王都の大貴族ですよ!」
アルベルトが驚愕の声を上げるが、トウヤの意志は揺るがない。
「相手が誰だろうと関係ない。俺は安全で快適なスローライフを送るためなら、どんな障害も合法的に、かつ物理的にすり潰す。……ユリウス、三万の労働者の士気と、ゴランさんが開発していた『新兵器』の状況はどうだ?」
話を振られたユリウスは、元帝国将校としての鋭い目つきと、今は商会幹部としての誇りに満ちた表情で立ち上がった。
「はっ! 捕虜……いえ、商会の新規従業員三万名の士気は、文字通り天を突くほどに高まっております。飢えと寒さに震えていた彼らに、ミア殿の指揮による温かく美味な三食、アイギスで建設された大浴場での休息、そして相場を上回る『日払い給与』を与えていただいたのです。彼らは今や、祖国である帝国以上に、トウヤ会長と商会への絶対的な忠誠を誓っております」
「それは重畳。衣食住の保証こそが、最強のインフラ構築部隊を作るからね」
「さらに、ゴラン技師長が帝国の接収兵器を再利用して開発した『魔導重機』……我々は『ロードローラー』と呼んでおりますが、その試験運用も完璧です。あれと三万のマンパワー、そして会長の魔法が組み合わされば、山を削り、谷を埋めることなど造作もありません」
「よし。では明日、夜明けと共にセルリアを出発する。まずは中継都市ロックフォールまでの道のりを一気に舗装し、彼らの腐りきった地盤を根底から作り変えてやろう」
トウヤの号令と共に、安全第一商会の歴史的な大事業が幕を開けた。
翌朝、セルリアの西門から続く荒野は、かつてないほどの熱気と轟音に包まれていた。
先頭を進むのは、トウヤが操る漆黒の魔導輸送車・一番機。その後方には、ゴランが設計し、帝国兵の武具を溶かして造り上げた巨大な魔導重機(ロードローラーやブルドーザーの魔導具版)が数十台連なっている。そしてさらにその後ろには、揃いの丈夫な作業服(錬金術で耐久性を高めたもの)を身に纏った、三万の筋骨隆々な男たちが、地響きを立てて行進していた。
「よーし野郎ども! トウヤ会長と商会のために、死ぬ気で道を切り拓け! 昼飯はミア特製の巨大オーク肉のシチューだぞ!!」
現場監督のユリウスが拡声魔導具で檄を飛ばすと、三万の労働者たちから「ウオォォォォッ!!」という大地を揺るがす歓声が上がる。
トウヤが魔導輸送車から『超広域舗装』の魔法を放ち、荒野の地形を大まかに石畳へと変成させる。その後を追うように、魔導重機が地面を完璧に水平に押し固め、三万の労働者たちが手際よく結界用の魔石ピラーを道沿いに打ち込んでいく。
魔法と科学的設計、そして圧倒的なマンパワーの融合。
その建設速度は、控えめに言っても「異常」であった。通常なら数年がかりの国家プロジェクトとなる街道建設が、彼らが歩いた端から数十分で完成していくのだ。
「す、すごい……。エルフの魔法建築すら凌駕する速度です……」
上空から偵察を行っているエルフの護衛シルフィが、信じられないものを見る目で報告してくる。
「トウヤ殿、このペースなら、グラニテ丘陵の入り口には今日中に到達しますぞ」
助手席のアルベルトが、興奮を隠しきれない様子で身を乗り出す。
「ああ。だが、ここからが本番だ。ヴォランド侯爵の私兵どもが、俺たちの勝手な工事を黙って見ているはずがないからね」
トウヤの予測通り、彼らの建設部隊がグラニテ丘陵の入り口――切り立った崖に挟まれた隘路に差し掛かった時、トラブルは発生した。
「止まれぇぇっ!! 貴様ら、何者の許可を得てヴォランド侯爵領に巨大な道などを造っている!」
隘路の上と前方に、武装した数百人の兵士と、ガラの悪い傭兵たちが立ち塞がった。彼らの背後には、岩石を落とすための投石機や、強力なバリスタが設置されている。
「ここから先は侯爵様の私有地だ! 道を造りたければ、金貨十万枚の許可証を買うか、その巨大な鉄の塊を置いて全員立ち去れ!」
あからさまな脅迫と通行税の要求。これが、アルベルトが言っていた「合法的な盗賊」のやり口であった。
トウヤは魔導輸送車を静かに停車させると、車外のスピーカー機能を使って冷ややかに言い放った。
「俺は『安全第一商会』の代表、トウヤ。我々はルミナス王国財務官アルベルト様の正式な承認の下、王都へ続く国営の街道整備事業を代行している。国定の物流網を私有地と称して不当に封鎖し、法外な金銭を要求する行為は、王国法に違反するはずだが?」
「ハッ! 王国法だと!? このグラニテ丘陵では、ヴォランド侯爵様の言葉が法律だ! 左遷された落ち目の財務官の許可など、クソの役にも立たねえよ!」
傭兵の頭目が下品な笑い声を上げる。
「トウヤ殿、彼らは完全に法を軽視しています。話が通じる相手ではありません」
アルベルトが悔しそうに拳を握る。
「分かっているさ、アルベルトさん。だから、商人のやり方で『実力行使』させてもらう。……ユリウス!」
トウヤが通信機で呼びかけると、後方で待機していた三万の労働者部隊の先頭に立つユリウスが、ギラリと目を光らせた。
「はっ! 労働者の皆様、出番です! 我らが商会の事業を妨害する不法投棄物どもを、安全かつ迅速に排除せよ! 命は奪うな、だが二度と武器を握れないよう徹底的に『教育』してやれ!」
「「「オオォォォォォォォッ!!!」」」
三万の元・帝国軍兵士による、怒涛の突撃が開始された。
「な、なんだこいつらは!? 武器も持たずに、ただのツルハシやスコップで……ぎゃあああっ!?」
侯爵の私兵や傭兵たちは、完全に度肝を抜かれた。彼らが相対しているのは、ただの労働者ではない。ガランド帝国の厳しい訓練を生き抜き、さらに安全第一商会の極上の待遇で体力と士気が限界突破している、筋骨隆々の三万の「作業員」なのだ。
放たれた矢やバリスタの攻撃は、トウヤが密かに展開した広域の『物理反射結界』によってすべて弾き返され、一切のダメージを与えられない。
「ひぃぃっ! ば、化け物の群れだぁぁっ!」
数の暴力と、絶対に傷つかないという結界の加護を受けた三万の作業員たちは、あっという間に数百人の傭兵たちを蹂躙し、ツルハシの柄や巨大なレンチでボコボコに殴り倒していった。
「さて、上から偉そうに石を落とそうとしている連中は、俺が片付けるか」
トウヤは車から降りると、両手を崖の上へと向けた。
「『土魔法・地盤操作』」
ズゴゴゴゴッ!
崖の上に設置されていた投石機やバリスタの足元の岩盤が、まるで生き物のようにうねり、兵器ごと彼らを崖下へと滑り落とした。
「うわああああっ!?」
「『超重力領域』。おとなしく寝てな」
落下してきた兵士たちは、地面に激突する寸前で重力魔法に捕らえられ、そのまま地面に押し付けられて完全に無力化された。
わずか十分足らず。
グラニテ丘陵の入り口を封鎖していた侯爵の私兵団は、一人の死者も出すことなく、三万の労働者たちによって全員が簀巻きにされ、道端に転がされていた。
「ふぅ、いい汗かいたぜ。ボス、こいつらはどうします?」
ゴランが巨大なハンマーを肩に担ぎながら笑う。
「彼らの武器と防具は資材として没収。本人は身ぐるみを剥いで、中継都市ロックフォールまで歩いて帰らせよう。いい『宣伝』になる」
障害物を排除したトウヤたちは、そのままグラニテ丘陵の奥、中継都市ロックフォールへと歩を進めた。
数時間後、彼らの目の前に現れたロックフォールの街は、高い城壁に囲まれていたが、その内部は悲惨な有様だった。街のあちこちで侯爵の私兵が領民や行商人から不当な税を巻き上げ、抵抗する者はその場で暴行を受けている。
特に酷かったのは、街の入り口近くにある巨大な採石場だった。そこでは、首輪をつけられた多数の亜人たちが、鞭で打たれながら過酷な強制労働を強いられていた。
「あれは……私の同胞たち……!」
ミアが悲鳴のような声を上げる。
「亜人の奴隷労働か……。赤獅子商会と同じ、いやそれ以上に悪辣だな」
トウヤは静かに怒りを燃やしながら、魔導輸送車を採石場の前で停車させた。
「おい貴様ら! ここはヴォランド侯爵様の直轄採石場だ! 関係者は立ち去れ!」
鞭を持った監督官が怒鳴りつけてくるが、トウヤは無視して車から降りた。
「俺は安全第一商会のトウヤ。この街を『安全な物流拠点』として作り変えに来た。まずは、その不法な奴隷労働をやめてもらおうか」
「不法だと? 亜人どもは人間以下の家畜だ! 侯爵様がどう扱おうが勝手だろうが!」
監督官が鞭を振り上げた瞬間、トウヤの『風魔法・真空刃』が鞭を粉々に切り裂いた。
「ひっ!?」
「アルベルトさん。ルミナス王国の法律では、明確な犯罪歴のない亜人の奴隷化は禁止されていたはずだよね?」
「ええ。長年形骸化していましたが、法的には完全に違法です。彼らの行いは、王国に対する重大な反逆行為に値します」
アルベルトが王都の紋章を掲げながら、冷徹に宣告する。
トウヤは採石場に足を踏み入れ、過酷な労働で倒れ伏している亜人たちに『広域回復魔法』を放った。
淡い光が彼らを包み込み、傷や疲労が瞬く間に癒えていく。
「あ、あなたは……?」
その中から、一人の狐の耳と尻尾を持つ獣人の女性が、ふらつきながら立ち上がった。彼女の瞳には、過酷な環境にあっても決して失われていない、知性と強い意志の光が宿っていた。
トウヤの『鑑定』スキルが、彼女のステータスを読み取る。
【名前:フェルス】【種族:狐人族】【スキル:高度建築学、精密測量、地質学】
(高度建築学に精密測量……! まさか、こんな場所にこれほどの逸材が埋もれていたとはな。俺のインフラ網の『設計・測量部門』に絶対に欠かせない人材だ)
トウヤは彼女の首に巻かれた隷属の首輪を、錬金術で瞬時に砂へと分解して見せた。
「俺はトウヤ。君たちを解放しに来た。……君、フェルスと言ったね。その類まれな建築と測量の才能、こんな石切り場で腐らせるには惜しすぎる。俺の商会で、この世界中を繋ぐ最高の道と街を設計してみないか?」
フェルスは首輪が消えた自分の首を信じられない思いで触り、やがてトウヤの真っ直ぐな目を見て、大粒の涙をこぼした。
「私……私たちは、ずっと暗闇の中で……。あなたが、本当に光を見せてくれるというのなら……私の持てる技術のすべてを、あなたに捧げます……!」
「決まりだ。さあ、野郎ども! この街を牛耳る腐った私兵どもを全員縛り上げろ! 街の領民と亜人たちを解放し、ロックフォールを俺たちの新しい『中継拠点』に作り変えるぞ!」
トウヤの号令と共に、三万の労働者部隊がロックフォールの街へと雪崩れ込んだ。
ヴォランド侯爵が長年かけて築き上げた恐怖の支配は、万能の商人と彼の率いるインフラ開拓部隊によって、わずか半日のうちに完全に制圧され、崩壊した。
その日の夕刻。
悪徳領主の支配から解放され、歓喜に沸くロックフォールの街の中央で、トウヤは新たな仲間となった狐人の建築家フェルスと、今後の街道設計について熱い議論を交わしていた。
「トウヤ様。あなたのこの『魔導輸送車』の規格と、提示された『ハイウェイ』の構想……私の常識が覆りました。これなら、王都までの複雑な地形も、最短ルートで切り拓く精密な設計図がすぐに引けます!」
フェルスは目を輝かせながら、羊皮紙に次々と複雑な図面を描き込んでいく。
「頼りにしているよ、フェルス。これで物理的な建設速度に、完璧な測量と設計が加わる。王都ルミナリスまでの道は、もう完全に俺たちの庭だ」
王都への大動脈建設は、腐敗した貴族の妨害を無傷で粉砕し、新たな優秀な仲間(後援者)を迎え入れることで、さらなる加速を遂げた。
死んでもやり直せる『リトライ』の力。それを使うまでもなく、トウヤの綿密な計算と圧倒的なインフラは、王国の経済地図を根本から塗り替えながら、最も巨大な権力の中心地へとその手を伸ばし始めていた。
ロックフォールの街は、トウヤの魔法によって一夜にしてその姿を変えていった。
不潔だった路地は『浄化』の魔法で清められ、崩れかけていた民家や商店は『地盤改良』と『錬金術』によって強固で清潔な石造りの建物へとリノベーションされていく。
街の中央広場には、トウヤの商会の象徴とも言える『超広域公衆浴場』が新設され、これまで侯爵の圧政に苦しんでいた領民や亜人たちが、温かい湯と豊富な炊き出しに涙を流して感謝を捧げていた。
「これが、トウヤ様の目指す『安全第一』の形……。ただ武力で制圧するのではなく、人々の生活基盤そのものを底上げし、誰もがその恩恵に依存せずにはいられない完璧な環境を作り上げる。まさに、神の如き手腕ですね」
フェルスが、真新しい測量計を手にしながら、畏敬の念を込めて呟いた。
「神なんて大げさなもんじゃない。俺は商人として、最高の顧客と労働力を育てているだけさ。彼らが健康で安全に暮らせれば、俺の造った街道はより多くの物資を運び、さらに莫大な利益を生み出してくれる。完全なWin-Winの関係だろ?」
トウヤは屋台で買った串焼きをかじりながら、事もなげに笑う。
その様子を横で見ていたアルベルトが、真剣な顔で口を開いた。
「しかしトウヤ殿。ロックフォールを完全に我々の支配下に置いたことで、王都のヴォランド侯爵本人が黙っているはずがありません。彼は近衛騎士団の一部にも強い影響力を持っています。遠からず、王都から正規の討伐軍が派遣される可能性が高いかと」
「望むところだ。王都の腐敗の根源から向かってきてくれるなら、わざわざこちらから探す手間が省ける。それに……」
トウヤの瞳に、冷たくも鋭い商人の光が宿る。
「俺たちの敷いたこの『絶対安全街道』は、魔物を通さないだけじゃない。俺の許可を持たない敵対的な軍隊は、結界の反発力と重力トラップで一歩も進むことができない『絶対防衛線』でもあるんだ。王都の騎士団がどれほどのものか知らないが、せいぜい絶望を味わってもらうさ」
夜風がロックフォールの新しい街並みを吹き抜ける。
かつて絶望と恐怖に支配されていた街は、今や希望と活気に満ちたトウヤの商会の強固な中継拠点へと生まれ変わった。
三万の圧倒的な労働力、天才的な建築家の設計、そして時間を巻き戻す万能の商人の魔法。
全ての歯車が完璧に噛み合い、彼らの築き上げるインフラは、いよいよルミナス王国の心臓部たる王都を物理的にも経済的にも包囲する、最終段階へと突入していくのであった。
【現在のステータス状況】
名前:トウヤ
年齢:18
職業:商人 / 冒険者(ランクA)
レベル:30 (ロックフォールの解放と私兵団制圧により上昇)
体力:160/160
魔力:95,000/100,000 (超広域舗装・広域回復魔法により消費・自動回復中)
固有スキル:『リトライ(発動可能)』
魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)
取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金、空間把握
【仲間・後援者の状況】
・ミア(獣人の少女):アイギス支部から魔導通信機でトウヤたちの後方支援を継続。
・レオン(人間の商人):セルリア支部にて、新たに開通したグラニテ丘陵への物資搬入ラインを確立。
・ゴラン(ドワーフの技師):魔導重機(ロードローラー等)の運用試験を大成功させ、量産体制の構築を急ぐ。
・アルベルト(人間の文官):王都の貴族(ヴォランド侯爵)の違法行為の証拠を確保し、法的な包囲網を完成させる。
・シルフィ(エルフの護衛):上空からの偵察で、街道建設の安全を完璧に確保。
・ユリウス(人間の元帝国将校):三万の労働者部隊の現場監督として、見事な統率力で私兵団を無血制圧。
・フェルス(狐人族の建築家):【新規加入】ロックフォールの採石場で奴隷にされていた天才測量士・建築家。トウヤに解放され、商会の『設計・測量部門責任者』として絶対の忠誠を誓う。
・インフラ状況:セルリア〜ロックフォール間「絶対安全街道」開通。ロックフォール中継拠点(要塞化)構築開始。
・資金:金貨2300枚(ヴォランド侯爵の隠し資産と不法徴収金を合法的に「商会の損害賠償」として接収)
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