表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
5/16

2月10日:耳栓作戦…?





衝撃の告白から一夜明けた朝。



机に突っ伏す真由の姿を見つけて声をかける咲妃。



「で、あんた、なんであの佐藤優斗をふったの?」



咲妃の質問に対して真由からの返答はない。



「咲妃ちゃん、今何を言っても、真由ちゃんには聞こえないよ。耳栓してるから。」



「何で耳栓…?」



「『佐藤優斗を振ったから』って悪口言われるから、聞きたくないんだって。」



「…真由っ!!」



咲妃は真由の耳栓を取った。



「ひぁ!?咲妃ちゃん!?とっちゃだめ!」



「何でよ?」



「『ブス』とか、『身の程を知れ』とか、『調子のるな』とか、『死ね』とか聞こえるよぉ…。」



真由は余り細かいことを気にするタイプではないが、

その真由の気が滅入るほど、陰口はたびたび聞こえるのだ。



「あんたが悪いんでしょ?佐藤優斗を振るなんて…。」



「振ってない!!からかうなって言っただけ!!」



真由はいたってまじめに言った。



「本当に、からかってたの?」



「もちろん!あの佐藤優斗だよ!?


 モテるのに一人も彼女を作らないって有名な佐藤陸人だよ!?


 そんな人が冗談以外で、どうしてわたしに『彼女になって』っていうの!?」



真由は優斗の告白を全く信じていない。




信じられるわけ無いよ。




「まぁ、常識的に言ったら、真由の考えは正しいわね。」



「そうでしょっ?」



「でもね、アンタ非常識なことしてたのよ?分かってる?」



「…。」






「真由ちゃん。真由ちゃんはね、かわいいんだよ?」



「ほのか…?」



「とっても素直で、一緒にいるとすごく楽しい子なんだよ?」



ほのかは真由の頭をを優しくなでた。



「真由ちゃんが誰かに好かれてるのって、そんなに不思議な事じゃないんだよ?


 だって、わたしも咲妃ちゃんも、真由ちゃんのこと大好きだから。」



「そうよ。」



ほのかと咲妃は真由に笑顔をみせた。



「咲妃、ほのか…!」



「ほら、しっかりしろ、真由!」



「佐藤くんのこと、信じてみたら?」



「…うん。」



「悪口言う連中はまかしといて。わたしたちが何とかするから!」



「え!?」



咲妃とほのかのバックにどんな巨大組織が隠れているのか、ただ純粋に気になる真由だった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ