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2月9日:作戦実行! 3
一方、
佐藤優斗が、告白、そして、ふられる、までの一部始終を目撃したギャラリーが固まるなか、
優斗に話しかけるのは優斗の親友である耀介。
「大丈夫か、優斗?」
ポンポンと優斗の肩を優しくたたく耀介。
「よ、耀介…。」
泣きそうな目をして耀介を見つめる優斗。
「ふられたな。」
「…うん。」
がっくりと肩を落とす優斗だった。
「何あれ!」
やっと正気を取り戻した傍観者達。
「どうして王子があんな子に告白してるの!?」
「優斗くん、わたしの告白だって断ったのに…!」
口々に不満をもらす女子達。
怒りの矛先は、もちろん真由。
「しかも振ったのよ!?何様のつもりなのよ。」
女達の激しい嫉妬心に火がついたようだ。
「あっちゃ〜。やっちゃったわね、あの子。」
ギャラリーの怒り様をみて「やれやれ」とあきれる咲妃。
「嫌がらせとか、うけなきゃいいけど…。」
眉間にしわを寄せて、本気で真由を心配するほのか。
「それにしても、あの佐藤優斗だからね〜。
面白い事になりそうね。」
専ら事態を楽しむ咲妃。
「応援しなくて良いの?」
ほのかは咲妃の様子を見て聞いた。
「あの子が自分でなんとかしなきゃ、成長できないのよ。」
咲妃は遠くを見つめる。
「深いねぇ〜。」
ほのかは真由を温かく見守ろうと決めた。




