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魔神と魔女
私はミケラと共に魔女と魔神について婆さんから話を聞きながら宿でご飯を貰っていました。
ミケラはその話を真剣に聞いていますが私はあんまり興味がありません。
「魔神ゼルギニスは配下の輪廻教徒に指示を出し、この女神クティルが愛する大地を穢そうとしている...。魔女はまだ声を上げ始めたばかりじゃが、魔神の方はそろそろ復活するじゃろうな」
「へぇ...魔神ゼルギニスに魔女か...。それに女神クティル様ねぇ...」
「あなたそんなことも知らなかったの? この大地に住んでいたくせに?」
私ははんっと笑うと彼女はエヘヘと頭をかきます。
「ごめんね。うちはあんまり裕福な家庭じゃなかったからさ。この能力も売られた先でようやく開花した才能だしね」
その言葉を聞いた私は少しだけ驚きの声をあげる。
「あなた本物の奴隷だったの? まあ...本物の奴隷を見たことはないのだけど...」
「まあね。でもおかげでプラムと会えたし今では感謝してるかな」
そうはにかむ彼女を見て私はこう思うのでした。
(...なんなのかしらこの子)




