表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様の忘れ物  作者: k2k2
4/14

4―大人の夢 和也の一日


 ジリジリジリ

 目覚ましの音で和也は目を覚ました。昨夜は智美と昔話に盛り上がってしまい予想以上に夜更かしをしてしまった和也は、まだ眠そうな鈍い動きで目覚ましを止めた。和也は「まだ眠い」という気持ちを「まあ、月曜日なんてのはいつもこんな眠いものだな」という思いで押しやり、諦めて布団から起き上がった。そしてそそくさと服を着替え作業着の上着を手に抱えリビングへ向かった。リビングへ行くと智美が朝食を作っている。平日の智美は何時に寝ようと必ず先に起きていて、朝食を作っている。和也が

「おはよう、智美」

 と声をかけると

「おはよう、和也」

 と挨拶がかえってくる。二人の時はパパ、ママと呼ばず、名前で呼び合うのが砂原家のルールなのだ。智美は目玉焼きを作りながら

「そろそろ譲を起こしてきてくれる?その間に朝食の準備を済ましちゃうから」

 と言った。その言葉を聞き和也は驚いた。

「譲はまだ寝ているのか?」

 昨晩から譲はよく眠る。いつもは智美が起きると一緒に起きて、和也が起きてくるころには朝食を食べ終わって、「遅いよ、パパ」なんて言葉がとんでくるのに、今日の譲はまだ寝てるのか?と和也は少し驚いた。和也が譲の部屋に行くとやはり譲がベットの真中で眠っている。和也は子供の眠る姿というのは何度見てもかわいいものだと思い、なんだか無理やり起こすのはかわいそうになり、抱きかかえてリビングまで運ぼうとした。すると抱き上げる途中で譲がパチリと目を開けた。譲は2度ほど周りをきょろきょろと確認して

「パパ、ただいま!」

 と大きな声で言った。和也は譲が寝ぼけているのだなと思い

「お帰り、譲。目は覚めたか?」

 といいながら、譲を床へ下ろした。譲は床に足がつくと同時にリビングにいる智美に向かい走り出した。そしてリビングでもまた

「ただいま、ママ」

 と大声で言っている。智美も

「お帰り、譲。夢の国から今ご帰還ね」

 と笑顔で返している。和也は最近流行の朝の挨拶か?とあくびを一つしながら食卓につき、コーヒーをひとくち口にした。すると譲がいつものように

「パパ、いただきますまだでしょ!」

 とませた口調で注意をしてきた。和也は「はいはい」と答え、三人でいただきますと合唱をした。和也が朝食のパンを口にしながら頭を仕事モードに切り替えていると、いつもならTVに夢中になっているはずの譲が質問をしてきた。

「パパ、どうやったら上手に泳げるようになる?」

 たしか譲は泳ぎが得意だったはずだが?と和也は不思議に思い聞いてみると

「ううん、僕じゃないよ。友達がね、深く潜ろうとすると浮いちゃうんだ」

 プールにはまだ早い季節のはずだが?和也はあまり気にせず

「深く潜る方法か?知ってるか、頭から潜るより、足から潜ったほうが結構簡単に深く潜れるって」

 と答えた。すると譲は首を振りながら

「それはもうやってみたけど駄目、源の話じゃね、毛が空気を抱えこんでしまって、それで浮いちゃうんだって」

 と答えた。

「うん?譲の友達はそんなに毛深いのか?」

 和也はまたまた不思議に思い聞いた。すると譲はあたりまえだよという顔で

「アルは全身毛だらけだよ」

 と答えた。「アル?外人?毛むくじゃらで外人か!」和也は慌てて智美と目を合わせ、それから真剣に譲に聞いた。

「譲、いつ、その人と遊んでいるんだ?」

「遊んでるんじゃないよ!夜寝たあとにね、南の島で特訓をしてるの!」

 和也は譲の答えを聞き、夢の話かと安心をし浮かした腰を落ち着けてから

「そうか、毛が空気を抱え込んでしまうんだな、じゃ、毛を全部抜いちまうか、体を重く、つまりいっぱい食べて太ればいいんじゃないか?」

 と適当に返した。横で聞いていた智美が

「こらこら」

 と子供相手だと思って適当なこと言うんじゃないぞと言う顔をしたが、譲はそんことには気づかずに

「そっか!わかったやってみる。じゃ、上手に空を飛ぶコツは知ってる?」

 と感心、さらに質問を続けた。和也はどうせ夢の話だろとこれにも

「それは潜ることの逆。軽くすればいいから、なにも食べずに痩せればいいんだよ」

 とこれまたいいかげんに返答をした。智美はまったくもうとさらに険しい顔をしたが和也は見えない振りをして

「いってきます~」

 と出勤することにした。

 和也は自宅から車で20分の距離にある蛭子制御システム㈱に勤めている。蛭子制御システム㈱は世間一般で言う中小企業であり、ビルなどの制御を設計から製作までしている。和也は若くしてそこの品質保証課の係長をまかされている。とは言っても品質保証課自体に和也の上に課長が一人と下に部下が2人の総勢4人しかいない。

 和也が自分のデスクにつくと、すでに部下の一人である山田が熱心にパソコンの画面に向かっていた。和也が

「おはよう、今日は早いな」

 と声をかけると

「おはようございます」

 と山田はパソコンから顔を上げず返事をした。山田は和也の2歳年下の30歳で会社で一番のサイバー通である。今日もパソコンでなにか話題でもさがしているのか?と思い和也が聞くと

「夢ですよ、砂原さんも買いません?」

「夢?」

 和也が首をかしげていると

「大人の夢、宝くじですよ」

 と山田はなにやらはずんだ声で返した。「大人の夢」という言葉に一瞬戸惑った和也だがすぐに

「当たったのか?」

 と会話を続けた。すると山田はニヤっと笑い

「そうなんですよ、苦節1年3ヶ月初めての5等以上の当選!一万円入手しました」

 とうれしそうに宝くじの当選券をひらひらとさせた。それを見て和也はなんともかわいい大人の夢だなと思いながら

「じゃ、その当選金で今晩ゴチになります、山田先生!」

 と言った。しかし山田の回答は

「駄目です。この金で次の大人の夢を買うんです」

 だった。和也はなんともけちくさい大人の夢だと思いながらデスクに戻った。始業時間までまだ少し時間があり、いつも時間ギリギリ出勤のこの課の長である吉田とこの課一番の若手、橘はまだ来ていない。まあ、今日は品質保証課としての仕事はたいして入っていないからと和也が諦めていると外線電話がなった。和也が出ると電話の主は吉田課長だった。

「あー、砂原くんか、吉田だがいつも早いね。あー、それで悪いのだが今日は体調がすぐれなくてな、大事をとって休ましてもらうよ。幸い今日は大きな仕事もないし、あーそうだ砂原君は社長会議がはいとったな。大変だががんばってくれ。それではすまんな、ゴホゴホ」

 和也はいつもの電話か、と思い

「で、今日はどこが痛いのですか?」

 と少し意地悪く聞くと

「いやー、ちょと腹が痛くてな、ゴホゴホ。じゃ、すまんがよろしくな、ゴホゴホ」

 と吉田の咳き込む声での返事があった。どうやら先週の風邪の演技がまだ抜けないようだ。「やれやれ」和也はそう思いながら昼から行われる社長会議について考えた。今日の会議は各課の課長(品質保証課は係長の和也が出席だが)がすべて集められており通常の会議より大事のようだ。ただここ蛭子制御システム㈱は現在の社長が一代で築き上げた、いわば社長のワンマンな会社であり、会議とは名ばかりの社長からお達しが言い渡される一方的な会になることが多い。だが社長は社員の意見も求めており、意見交流会のよな会議の開かれることある。そういった会議の際にはブランド志向の強い社長に大手企業からの転職者である和也は意見をよく求められるのだ。もちろん最終的には社長の独断で採決され、たとえ社員全員が反対しようとその決定は覆されることはない。ただそこはたたき上げで会社を起こした蛭子社長、成功、失敗を嗅ぎ分ける嗅覚は大した物で過去にも社員の大半が反対した新規事業の展開も現在は蛭子制御システム㈱をささえる立派な柱の一つとなっている。和也は今日も急に意見を求められるのではないか?と頭をかかえたが、今日の会議は議題すらまだ公表されてなく悩むだけ無駄であるのは本人もわかっていたが、やはり頭を抱えていた。頭を抱える和也を邪魔するかのようにドタバタドタと橘が飛びこむように出勤してきた。

「新記録達成!砂原係長ついに会社まで20分きりましたよ!」

 と橘は入室するなり息を切らせながらうれしそうに報告してきた。品質保証課一若手の橘は入社2年目の今だ学生気分のぬけない若者で、いつも通勤を自転車でしている。どうやら今日は自宅から会社までの通勤時間のタイムレコードを塗り替えたようだ。

「おはよう、橘。おまえ新記録って言うが始業時間ギリギリじゃないか?」

 と和也が挨拶代わりに言うと

「僕は逆境に強いタイプなんですよ。だから自分の実力以上のタイムを出すために家をいつもより5分遅らせてでたんですが、まだ始業時間より1分も余裕がでちゃいましたか。明日は10分おくらせてみようかな?」

「おいおい」

 と和也は軽く注意をしておいた。

 始業時間となり全員がそろったので、和也は部下たちの仕事の進み具合を確認しようした時、設計課長の長島が出入り口から手招きしているのに気付いた。なんの用事か思い廊下にでて聞いてみると、長島は昼からの会議が急遽前倒しになり今から開かれるそうで和也を呼びにきてくれたのだった。実際に会議室に行くとすでに大半の課長達が集まっていた。いつもは全員が集まってから入室する社長の蛭子もすでに会議室におり、その横には見なれぬ若い男が座っている。和也がどこかで見たような顔だなと思っていると横の長島が

「社長の息子か」

 とつぶやくのが聞こえた。社長の息子?今日の会議はその関係か、と和也は考え、どうやらひと波瀾ありそうだと作業着の襟を正しながら席についた。間もなくして全員が揃い会議がはじめられた。さっそくと社長の蛭子が満面の笑みで喋り始めた。

「さて、今日わが社のエース達に集まってもらったのは、他でもない大きな転機のきっかけになるであろう人事を発表しようと思うからだ。正式な発表は4月に行うが、今後の仕事にも大きく絡むものであるから3月の今に、君達に伝えておこうと集まってもらった。皆の中にはすでに知っているものも多いと思うが正式に紹介しよう、私の息子の蛭子直己だ。直己は4月もしくは5月から設計課に入ってもらう。直己は現在、ビル制御ではトップシェアをもつ五葉ビルシステムで設計を5年間やっておるが、4月までには五葉ビルシステムでの修行を終えてわが社の原動力となってもらう。そこでこの機にわが社の設計を一度見なおそうと思うのだ。つまり五葉の設計を取り入れようと思う、その陣頭指揮を直己にやってもらうつもりだ。4月、5月からは今までの設計は一度すべて忘れて、直己について行くよう皆頼むぞ」

 社長の話を聞き、皆がざわめき始めた。当然の反応である、皆が何十年掛けて築き上げてきた蛭子制御システムとしての基礎である設計部分をたかだか5年の設計歴の若造に壊されるのである。しかも、新しく入ってくるのは将来のライバルとして見据えていた五葉ビルシステムの設計、運んでくるのは社長の息子である。これは他社からの侵略なのか、身売りなのかどちらにしても今までの蛭子制御システムでの頑張りは無駄ということになる。しかし、誰も反論を口に出すことが出来なかった。今回の会議は意見交換会ではなく社長決定の通達会なのだからだ。それにしても今回の決定は納得できなかった。今までの決定はすべて社長も会社を思ってのことだろうが、今回は本当に会社を思ってだろうか?公私を混同していつもの正しい判断が出来なくなっているのではないか?そう疑わずにはいられないと和也が考えていると、横にいる設計課長の長島が「なんとかしてくれ」と和也のわきをつついてきた。社長に意見を言えるのは、社長の息子と同格の大企業にいたお前だけだよと言うのである。和也は仕方ないと半ば諦めながら発言した。

「社長」

 会議室はその一言で凍りついた。みなの期待ともう一つは社長に立てついたことへの戦慄からだ。和也は深呼吸をし覚悟を決め続けた

「社長、その一つだけ確認していいでしょうか?」

「おお、砂原くんか、なんだね?」

 社長の蛭子は笑顔のまま聞き返した。社長の自分の決定に文句をつけるわけがないと言う顔である。

「私がその、西立を退職した時の話なのですが、その、誓約書を書かされたんですよ」

「それがどうした?」

 社長はまだ笑顔だ。和也は言葉を選びながら続けた。

「その誓約書の内容は西立で得た情報を他社に流さないと言う守秘義務を謳ったものと、それに追従してある一定期間は同一の業種に就職しないことというものなんです」

 そこまで言ったとこで社長の顔がゆがみ

「本当かね?砂原君」

 と聞いてきた。和也はゆっくりと続けた。

「はい、私の前職では2年間が同一職種への就職禁止期間でして、ご存知のとおり私はその期間を利用して海外生活をして、その後ここへ入社したのです。ご子息はどうでしょう?誓約書を書かれたご記憶はありませんか?」

「どうなんだ、直己?」

 和也と社長の蛭子の二人に問い詰められ、直己が初めて口を開いた。

「いえ、実は離職の話はしたのですが、まだ手続き自体はなにもしていません。おそらく来週中には手続きにはいると思います」

 和也は直己の回答を聞き、しめたと思い話をすすめた。

「やはり設計という企業の基盤部分を知る社員を大企業が手放すときには必ず!必ずそう言った誓約書の類は作らせるのではと思いますが」

 和也はあえて2回「必ず」と言い、誓約書は作るべきものと社長に刷りこむと、社長の蛭子は

「う~ん、砂原くんのように海外に行かすのか?」

 とうなりこんでしまった。そこですかさず和也は提案をした。

「それでしたら、直己さんには最初から設計職のリーダーとして会社に入ってもらうのではなく、どこか他の部署の見習いバイトととして入ってもらい、蛭子制御システムの現状を知ってもらうと言うのはどうでしょう?設計職につくわけでもないし、正社員でもないので誓約書の問題もクリアーですし、無理に海外等で設計職にブランクを空けることもないです。どうでしょうか?」

 それを聞き社長の蛭子は一度目を閉じてからすぐに「かっ」と目を開き立ちあがり判決を下した。

「なるほど砂原くんの言うとおりだ。では明日からでも直己を品質保証課へ見習として行かせよう」

「品質保証課ですか?」

 和也は悲鳴のような普段よりワントーン高い声で聞いたが、そう言った瞬間にはこの社長の決定は正しいということに気付いた。設計から設置まですべての作業に目が配れるのはこの部署以外にほかにはない。「たしかにここが一番だけど…」和也はまるで人身御供として生贄にされているように感じた。横では設計課の長島が「南無阿弥陀仏…」と和也に両手を合わせている。和也の想像どおりやはりひと波瀾ある会議となった。しかし大変なのはこれから先である、社長の息子の教育係りに直接課長の吉田ではなく和也が指名されたのだ。和也は課に戻ると会議の前と同じように、会議の後も会議のせいで頭を抱えることとなった。

 その日の夜和也は、長島を誘い飲みに出かけた。二人で今日の会議について色々と愚痴るつもりだったが、長島はすでに第三者的な言い方であり、被害者の和也に「これからが大変だぞ、すべてはお前にかかってる!」と無責任にもプレッシャーを掛けてきた。結局和也は酒も楽しむこともできず家へ帰ることにした。

 家に帰ると里美が

「おかえり、早かったのね」

 と迎えてくれた。飲みに行くことを和也から聞いていたのにこんなに早く帰ってきた和也を心配しての言葉だ。普段仕事の愚痴を家に持ち込まない和也だったが智美の心配しての言葉を聞き、今日の会議のことや飲み屋でのことを智美に話した。智美は「うん、うん」と黙って最後まで聞きそれから声を荒らげ

「なによそれ!公私混同もいいとこじゃない!」

 と言いながら冷蔵庫からビールを2缶持ってきて、「どん!」と食卓に叩きつけるように置いた。そして缶をあけ一口ビールを口にして続けた。

「それに周りの人も和也に頼りぱなっしじゃない!これじゃ本当に生贄よ!」

 和也の話に和也以上に怒りを覚えている智美を見て和也はやっと自分の気持ちを落ち着かせることができ

「でもまあ、あれだよな。自分の息子に自分の会社を継がせる。自分の息子に活躍の場を作るってのこそ大人の夢なのかもな」

 とつぶやくと。

「そんなお人好しなこと言うから生贄にされるのよ!まったく迷惑な大人の夢ね!」

 と智美に怒られた。

「まあ、なるようになるさ」

 と和也は智美との会話のおかげで心からそう思うことが出来るようになった。ビールを口にしながら和也は譲がいないことに気付き

「そういえば、譲はもう寝たのか?最近のあいつはよく寝るなあ」

 と聞いた。すると智美はさっきまでとは変わり母親のやさしい顔になり

「そうなの!譲ね、最近続き物の夢を見ているみたいなの。ほら一昨日とかに『アル~』って泣いて起きた日覚えている?あの日から2日続けて同じ夢の続きを見ているみたいなの!それで今日は『早くアルと源に会うんだ』って自分から布団に行ったのよ。いつもは『パパが来るまで寝ない~』なんて言う譲がよ」

 と目を輝かせて言った。

「そいつは良かった、いつもは寝かせるのにひと苦労だっていってるもんな。しかし俺としてはなんか悲しいな。夢の中の友達に負けたのか。せめて小学校高学年まではパパっ子で行こうと思ったのにさ」

 和也は軽く泣き真似をしながらビールを飲み干し、2缶目を取ろうと冷蔵庫に向かうために椅子から立ちあがると、いきなり真面目な顔で智美が

「それで今朝、譲がアルベルトって外人みたいな名前言ったの覚えている?譲が和也に深く潜るコツはなにか聞いた時に出てきた名前だけど。そのアルベルトってのが夢の中の友達のことなのだけど、実はそのアルベルト…」

 と続けたのでなにか深刻な問題でもあるのかとその場で立ち止まり話を聞いていた和也だが、智美が

「人じゃないんですって!鳥なんですって」

 と続けたので、和也は笑いながらビールを取り出し

「子供の夢は本当に面白いなあ」

 と応えた。智美も

「私も今日譲の話を聞きながら何度も吹き出しそうになっちゃった。でもね譲はすごく真面目な顔して夢の中の冒険を話してくれるのよ。空を飛んだり、海を泳ぎまわったり、とってもリアルに。夢も本当に続きを見てるみたいなの。子供って本当不思議よね」

 笑いながら話した。それから二人はまた酒が進みもうしばらく「魚も出てくるのよ」などと譲の夢の話をさかなにまた夜更かしをするのであった。

********************

少しは訂正をして載せるつもりでしたが、直しても大してよくなりませんでしたので、そのままとりあえずのところまで載せます。(語尾の変更、和也の話は削除の予定でした)

こんな駄文でも数人の方が呼んで頂いたこと、本当に嬉しく思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ