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元音楽教師、音楽ですべてを変える 〜第二の人生は音楽の世界?!〜  作者: 塩素
第1章 音楽の世界

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第6話 冒険のち魔物(モンスター)

 


 オクタ町を出発した私たち。

 マフィー曰く、次の町に行けば何か分かるとのこと。

 疑問に思いつつも、マフィーを信じて進む。

 

 それと、私は道中で魔物(モンスター)について聞かされる。



「町から出るということは、魔物(モンスター)と対峙することになるわ。」

「町の中ではわからなかったと思うけど、魔物(モンスター)避けの結界が張られてるの。だから、最初は困惑するかもね。」



 よくある冒険RPGゲームと同じ感じだろう。

 道を進めば、魔物(モンスター)と接敵する。

 倒さなければ進めないし、やられてしまう。

 そうやって、次の町へ進んでいくのだ。


 現実世界では、こういうゲームは指で数えられないほどやってきたから楽しみかもしれないな……。


 そう思った矢先、すぐに魔物(モンスター)と接敵した。



「ユウさん!あれはソプラゴンです!」



目の前に現れた、ソプラゴンと言われている魔物(モンスター)。

 ホルンに手足が生えた、小型の二足歩行の恐竜型の魔物(モンスター)だ。

 私はすぐにクラリネットを取り出し、魔力を込める。



「炎波(ファイアウェーブ)!!」



 ゴォォと地面が音を立てながら、渾身の炎が辺りを焼き尽くす。

 しかし、見えにくい煙の中、確かに動いているソプラゴンが見えた。

 


「あれ、倒れてない……それどころか、傷一つ付いていないぞ……。」


「ガォォォー!!」



 その時、ソプラゴンが突進してきた!

 私は慌てて身がまえたその時……。



「氷波(アイスウェーブ)!!」



 氷の波が周辺を凍て尽くす!

 ソプラゴンは氷の塊のようになり、倒れた。

 

 マフィーの放った魔法だった。



「ユウさん!この地域のモンスターには炎は効きません。他の魔法を使ってください!」



 そうなんだ、もっと早く言ってほしかったな。

 しかし今、何か違和感を感じた。

 

 マフィーが魔法を放つ際の違和感……。


 

(まあいい、気のせいだろう。)



 気持ちを切り替え、私は師匠から教わった、空気だけで放つ技『空太刀(エアスラッシュ)』をメインに使い、ソプラゴン達をドミノ倒しのように一気に片付けていった。

 ソプラゴンは意外と耐久性はないようだ。


 

「……ユウ、相当強いのね。正直、びっくりしたわ…。」


 

 正直に褒めてもらえて、少し私の顔が赤くなっていた。

でもやはり、言い方に含みがあるような気がする……。

       ・

       ・

 やがて夜になり、森の中で休息をとることに。

 マフィーが『家作成(ホームビルド)』と唱えると、みるみるうちに簡易型テントのような家が完成する。

 

 マ〇クラじゃん…と心の中で思いつつ、私は焚き火の準備をする。

 夜は寒くなるし、食材を焼くためだ。



「では…、ご飯の準備をしてくださいますか?」


「わかりました…それで、マフィーさんは?」


「……。そこら辺を見張っておきます。」



 見張る?

 ここってそんなに危ないところなんだろうか?

 マフィー曰く、夜は魔物(モンスター)がわかないって言っていたし…泥棒とかがくるような場所じゃないし……。

 

 まあいい、食事の準備をしよう。

木を刈り、魔法で火をおこした。

 パチパチと燃える火の上で、先日町で買った魚のようなものを焼く。

       ・

       ・

 食事の準備が終わり、魚は良い色になった。

 少し弱まった火を強めるために、新しい木を刈りにいく。

 その帰り道でふと思い出す。



「そうだ。マフィーさんを呼ばないと……。」

 


そう思い辺りを探すが、暗いせいか、影が見当たらない…。

 刈ってきた薪の先端に、さっきの焚き火の火をつけて、もう一度探しにいく。



「マフィーさーん!夕食の準備が……。」


「っ……!!!」



ふと茂みの中に見えたのは、明らかにマフィーというか、この世のものではないような、恐ろしい魔物(モンスター)がいた……。





空太刀(エアスラッシュ)

第三級魔法で、ユウの得意技。アトラによって底上げされたこの技は、極めると特級にも匹敵するらしいです。


ソプラゴン

ホルンに手足が生えた小型の二足歩行の恐竜型モンスター 炎系の技を吸収するらしい


次回第7話 ユウVSマフィー?

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