ドラゴン退治のその後
ふぅ・・・とため息をつき、刀を鞘に納める。
一応魔法でまだ残っている騎士をすべて解除して、光となって消える。
「シンヤ君!突然飛び出していくなんてびっくりしますよ!」
とリーシャが怒鳴る。
「あぁ、すまん・・・迷惑かけたな」
と率直に謝る。確かに最初襲われた相手に手も足も出なかったのに、突然突っ込んでいったら無謀な突撃と思われるだろう。
だけどリーシャはまだ怒ったような顔をしている。
「まぁいいじゃないか。みんなこうやって無事なんだし」
と宥めようとすると
「よくありません!死んじゃったらどうするんですか」
と再度怒られてさすがにこれ以上は反論しないことにした。
「そういや、ルミスさんさっきなにか言いかけてたけど、なんだったの?」
と話をそらす為言うと、ルミスは頬を染めて俯きながら
「な、なんでもありません・・・」
と答える。まぁ・・・なんでもないんだったらいいか。と考えて疲れもあったので思いっきり背伸びをした。
「まぁ、あの人達やルミスさんのためにも帰るか・・・つくころには夜か朝だな」
と空を眺めながら呟く。魔法で再度ゴーレムを1体つくって、ドラゴンの死体を運ばせる。きっとドラゴンとかはテンプレ的に高値で売れるはず!森を歩いてヘリを探す。
「それにしても、師匠単独でドラゴン退治とかさすがです!!」
とリュウヤは鼻息を荒くしながら、やや興奮気味で話す。それに付け足すように
「確かに、ドラゴン一人で退治とか勇者か魔王ぐらいしかできんのじゃないか?」
とうっすらと笑いながらシィナが言う。そこで気づいたがリュウヤが顔を背けている。なんだろう、二人は仲が悪いのか?と疑問に感じるが、まぁ問題はまだおこってないからいいかと判断する。
ヘリは見つけた・・・だが、そこにあったのは無残に朽ち果てた姿だった。慌てて近くに走って、ヘリを見ると魔力結晶がなくなっていた。
「ない!おれの宝物の一つが!」
としゃがんで落ち込んでいると、ルミスが不思議そうに見ている。それをリーシャがルミスに説明する。
「あぁ、なるほどそういうことですか。でも、ドラゴンの中からその魔力の数倍以上の結晶が取れると思いますよ。」
とルミスが微笑みながら言う。俺はその言葉をきいて、なるほど!と思いドラゴンの中から結晶取り出すことにした。
「あと、ドラゴンの特徴で魔力の高い物や生物を襲う特徴があるのです。」
とドラゴン解体中の俺にルミスが補足する。解体作業を進めながら、そういうことかと納得した。洞窟を出た後も狙われた理由は俺の魔力が多いからかと考えた。
「なるほど、ルミスさん教えてくれてありがとう」
最近、ルミスさんに砕けた口調だが、果たしてこれでいいのだろうか?と考えるが彼女の顔色を伺うとなぜか上機嫌だった。
その後はヘリはぼろぼろで鉄の不足で修理が不可能なので、あきらめて残骸を拾って、ゴーレムに運ばせる。その後もう一体のゴーレムを作る今度は4つ足型の亀みたいな物にした。亀の甲羅の鉄片には穴が開いており、中は居住スペースとなっていた。一応発動した俺がいなくてもある程度の魔力と命令を与えておけば勝手にやってくれるのだ。その後は眠りにつくのだった
どうも28話目となります。最近タイトルが浮かびません。
あと、頭の中ではストーリーが出来ているのですが、断片的なのでどうつなげていこうか四苦八苦しています。
誤字脱字等ありましたらぜひおねがいします。




