↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
#掌編未満  作者: 深川夜
5/16

第五夜:少女は祈る/紫陽花

【少女は祈る】


ずっと一緒にいようね、なんて口約束を信じ切れるほど私はもう幼くもない。関係性は常に変化し続けるし、永遠が確約されたことなど有史以来一度たりともないだろう。それでもその言葉を心のどこかで信じて期待してしまうのは、私が心の内に思春期の少女を押し隠しているからだ。その少女が、甘い口約束を信じたがっている。「本当に?」と縋るような声をあげるのだ。


ーーー

【紫陽花】


僕の家が紫陽花屋敷なのは近所では有名な話で、六月にはそれはそれは見事な花をつける。よっぽど肥料がいいのねえなんてお隣さんが言うものだから、僕はとりあえず笑っておく。

開いた新聞には連続殺人事件の一報。犯人は三年前から捕まらない。人間って弱アルカリ性なんだなあ。雨の中、赤紫色が眩しい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。