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鉄の壁に囲まれた部屋に、重たい空気が満ちている。
倒れたヒグマは、苦しげにうめき声を漏らしていた。
腕を切断されたはずなのに──その巨体が、ゆっくりと、しかし確実に起き上がる。
残った腕が、まるで鉄の塊のような勢いで振り上げられた。
次の瞬間、鋭い痛みが足を走った。
ヒグマの爪が、あなたの足を深く切り裂いたのだ。
膝が崩れ、床に手をつく。
視界が揺れ、呼吸が荒くなる。
血が鉄の床に滴り落ち、赤い音を立てた。
ヒグマは、まだ終わらせる気はない。
その巨体が、再びあなたへと迫ってくる。
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