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ココアのような恋物語  作者: 夏輝 陽
Sweet Cocoa Love~後編
24/29

告白


 唯希さんの風邪が治り、唯希さんとゲームをしたりキャンプをしたり他にも沢山色んな事をして楽しんだ


 時は流れて宿泊して十一日目の十七時頃


 食事処にて俺たちはいつもの席で早めに食事をしていた


 「ゆ、唯希さん…後で大事な話がしたいからバルコニーで話さない?」


 「え…あっ、えっ!?」


 目がギョっと大きく見開きあたふたし始める唯希さん


 「大事な話ってまさか告は———」


 「おっとそれ以上はいけない…!」


 言われたら呼び出す意味が無くなってしまう


 「す、すすすみません…」


 先に食事を終えた俺は席を立った


 「俺…先に部屋に戻るから、六時くらいにバルコニーに来てくれると嬉しい」


 「…はいぃ」


 返事を聞いて俺は自分の割り当てられてる部屋に戻った






 自室に戻った黒瀬 唯希こと私はベッドで横たわって枕に抱きつき唸る


 うあぁ…うあうあうあうあー


 とうとうこの日が来た!


 やっとかなたさんと恋人に…!


 いや落ち着こう…落ち着きましょう私


 別に告白と決まったわけじゃない


 ほら漫画でもよくあるじゃないですか


 告白かと思わせて違うやつ!


 そう、アレです!アレかも知れない…!


 アレだと…思いたくない



 ———はぁ、私ってこんなに心が乱れるような人だったっけ。陰キャだから情緒不安定なのかな


 精神病ではあるけど…薬なんて効かないからもう病院には行かない


 いやそういう事はどうでも良くて…!


 も、もし大事な話が告白でなくても、私が…私から告白しよう!うん、そうしよう!




 「…好きです。俺と付き合いませんか?」


 告白だった


 「…っ!本当に、私でいいんですか…?」


 何言っちゃってるんだ私!


 驚いてそう言い返しちゃったけど、訂正したい…!


 「うん…唯希さんだから、付き合いたいんだ

…嫌かな?」


 「ううん、全然嫌じゃない…

寧ろかなたさんで良かったって…そう思います」


 さっきの失敗を帳消しにするように私からも攻めた


 するとかなたさんはびっくりするくらい驚いた顔をした


 「そ、そんなに驚きますか…?」


 「…そんな驚いた顔してた?」


 「うん……ふふっ」


 「え、なにかな?」


 私からも告白しよう———


 「私も…貴方のこと、大好きです

 その…こ、こちらこそ、私とお付き合いをしましょ…ずっと、ずっとずっと一緒に居たいです」


 …重いかな?


 「…うん、ずっと一緒にいよう。唯希さん」


 そう言って私に近づき、軽く抱きついた


 …やがて恥ずかしくなったのかかなたさんは


 「———あの、一回部屋に戻っていいですか?」


 「え、いいですけど…」


 「ごめんね雰囲気壊しちゃって…またラインするから、じゃあまた」


 そう言ってバルコニーを後にしたかなたさん




 恥ずかしくて出ていったわけではなくて、唯希に抱きついて大きくなったアレを気付かれないよう鎮める為に、戻った事を彼女は知る由もなかった




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