第五十二話「届いた知らせ」
二〇〇〇年(平成十二年)六月九日、金曜日。
都立青葉高校、三年二組。
「……ねえ、真理ちゃん」
「……何?」
「今日こそ来るかな」
「……分かんないよ」
「昨日もそう言ってたじゃん!」
「だって、本当に分かんないんだもん」
片岡美奈は机に突っ伏した。
「あーっ! もう! いつまで待てばいいのー!」
隣で小川真理が苦笑する。
「……美奈ちゃん、昨日も同じこと言ってたよ」
「昨日どころか、一昨日も言った!」
「……うん。知ってる」
「だったら何とかしてよー!」
「私に言われても……」
美奈は勢いよく顔を上げた。
「ねえ、応募したのって何日だっけ?」
「五月二十六日」
「えっ、そんなに経った!?」
「……美奈ちゃん、毎日数えてるでしょ」
「数えてても長いものは長いの!」
真理は小さく笑った。
机の上には、ノートに挟まれたデザイン画の写しがある。
真理はその端を指で押さえ、少しずれた紙を揃えた。
「……届くなら、学校だよね」
「うん。学校から応募したんだから」
「……今日、来るかな」
「だから、それをあたしが聞いてるんじゃん!」
二人は顔を見合わせた。
そして、どちらからともなく笑い出した。
「……ねえ、もう一回見せて」
美奈が手を伸ばす。
「……また?」
「いいじゃん!」
真理はデザイン画を差し出した。
左右で長さの異なる裾。
歩くたびに印象が変わるように考えた、一着の服。
何度も描き直し、ようやく応募した作品だった。
「……ここ、もうちょっとこうすればよかったかな」
美奈が裾の辺りを指さす。
「……でも、もう出しちゃったよ」
「分かってるって!」
「……うん」
「……やっぱり気になるじゃん」
そのとき、背後から声がした。
『おはよー。二人とも、また見てるの?』
「凛ちゃん!」
美奈が振り返った。
「ねえ! 結果ってまだ!?」
『おはようより先にそれ!?』
「だって気になるんだもん!」
『あたしに聞かれてもなぁ』
リンは出席簿を教卓へ置いた。
『学校に届くなら、職員室に連絡来るでしょ。何か分かったら伝えるよ』
「絶対だよ!」
『はいはい』
「絶対だからね!」
『分かったってば!』
真理が隣で笑った。
やがて予鈴が鳴り、二人はデザイン画をノートへしまった。
美奈は席に着いてからも、ちらりと教室の時計を見上げていた。
◇
放課後。
「……今日も、来なかったね」
真理が鞄に教科書をしまいながら言った。
「もう、明日から休みじゃん」
美奈は頬を膨らませた。
「次は月曜日まで待たなきゃいけないの?」
「……そうかも」
「あーっ、長い!」
「……美奈ちゃん」
「何?」
「……月曜日、また同じ話する?」
「する!」
真理が吹き出した。
そのときだった。
『片岡さん、小川さん』
教室の入り口からリンが声をかけた。
二人が同時に振り返る。
『ちょっと、時間ある?』
「……え?」
美奈の手が止まった。
『家庭科室に来てもらえるかな。藤崎先生も待ってるから』
「…………」
美奈は真理を見た。
真理も、美奈を見返した。
「……凛ちゃん」
『ん?』
「……何か来た?」
リンは少し笑った。
『とりあえず、行こっか』
「えっ、何それ!?」
『ほら、早く!』
「ちょっと待って! 心の準備が!」
『さっきまで早く知りたいって言ってたじゃん!』
「それとこれとは別なの!」
美奈は慌てて鞄を持ち上げた。
「真理ちゃん、行こ!」
「……うん」
二人はリンの後を追った。
◇
家庭科室には、藤崎千尋が待っていた。
作業台の上には、一通の封書が置かれている。
美奈は部屋へ入るなり、その封筒を見つめた。
「……あ」
真理も足を止める。
封筒の表には、全国高校生ファッション創作コンテスト事務局の文字があった。
「……本当に、来たんだ」
真理が小さく呟いた。
藤崎は二人を招き入れた。
「お疲れさま。ちょうど今日、学校に届いたのよ」
「……先生」
美奈は封筒から目を離さない。
「結果って……もう、分かってるんですか?」
「ええ」
「…………」
「でも、先に自分たちで読んでごらんなさい」
藤崎が封筒を差し出した。
美奈は手を伸ばしかけ、隣を見た。
「……真理ちゃん」
「……うん」
「開けて」
「……私?」
「だって、真理ちゃんの絵だもん」
「……でも、美奈ちゃんと一緒に考えたんだよ」
「分かってるって! だから一緒に見よ!」
真理は両手で封筒を受け取った。
すでに封は開けられていた。
中から数枚の書類を取り出す。
一枚目には、大会名と一次選考結果の文字が印刷されていた。
「……読むね」
「……うん」
美奈が真理の肩越しに覗き込む。
リンも少し離れたところから二人を見守った。
「……このたびは、本大会にご応募いただき……」
「……うん」
「全国より寄せられた応募総数……」
真理の声が止まった。
「……千二百八十六組?」
「えっ!?」
美奈が書類を覗き込んだ。
「千二百八十六!? そんなに応募してたの!?」
「……うん」
「やば……」
「……その中から、厳正なる審査の結果……」
真理は続きを読んだ。
「……貴校の応募作品を、本選出場二十四作品の一つとして……」
そこで、また声が止まった。
「…………」
「……真理ちゃん?」
「……選出、いたしました」
「…………」
美奈は何度か瞬きをした。
「……え?」
真理が、もう一度書類へ目を落とす。
「……本選出場、だって」
「……本選?」
「……うん」
「……ってことは」
美奈はリンと藤崎を交互に見た。
「……通ったの?」
リンが大きく頷いた。
『通ったんだよ! 二人とも!』
「…………」
美奈の口が、ゆっくり開いた。
「……や」
一拍置いて。
「やったああああっ!!」
美奈が真理へ抱きついた。
「真理ちゃん!! やった!! やったよ!!」
「……う、うん!」
「すごい!! あたしたち通ったんだよ!!」
「……美奈ちゃん、ちょっと、紙が……!」
「あっ、ごめん!」
美奈は慌てて腕を緩めた。
真理は少し折れかけた通知を両手で伸ばした。
そこには、確かに二人の作品が選ばれたと書かれている。
「……本当に、通ったんだ」
真理がぽつりと呟いた。
美奈はその顔を覗き込んだ。
「……真理ちゃん?」
「……よかった」
真理は通知を胸元へ引き寄せた。
「……本当に、よかった……!」
目元を指で押さえる。
美奈はもう一度、今度はそっと真理の肩を抱いた。
「……ね! よかったね!」
『おめでとう! 二人とも!』
リンも二人へ近づいた。
『千二百八十六組の中から二十四組って、すごくない!?』
「そうだよ!!」
美奈が勢いよく顔を上げた。
「凛ちゃん! あたしたち、全国の二十四組に入ったんだよ!?」
『うん! 聞いてた!』
「やばいって!!」
『だからすごいって言ってるじゃん!』
藤崎も笑っていた。
「本当におめでとう。よく頑張ったわね」
「藤崎先生……!」
美奈が振り返る。
「先生が手伝ってくれたおかげです!」
「私は少し助言しただけよ。あのデザインを考えたのは、あなたたちでしょう?」
「……はい」
真理が通知を持ち直した。
「……ありがとうございます」
藤崎は頷いた。
「本選出場、おめでとう」
その言葉を聞いて、美奈がまた真理の手を握った。
「……真理ちゃん!」
「……うん」
「本選だよ!」
「……うん!」
二人は顔を見合わせ、笑った。
◇
「……で、本選っていつ?」
ひとしきり喜んだあと、美奈が書類をめくった。
真理も隣から覗き込む。
「……七月八日」
「七月八日?」
「……土曜日だって」
「へえー!」
美奈は案内を読み進めた。
「会場は……へえ、こんなところでやるんだ!」
続いて、少し大きな文字で印刷された欄に目が留まる。
「……えっ」
『ん? どうしたの?』
リンが顔を上げた。
「……スペシャルMC」
「……何?」
「……藤原紀香!?」
美奈が大声を上げた。
「ちょっと待って!! 藤原紀香だって!!」
「えっ、本当!?」
真理も身を乗り出す。
『……藤原紀香?』
リンが案内を覗き込んだ。
『へえ、すごいじゃん!』
「へえ、じゃないって! 凛ちゃん!!」
『えっ、何!?』
「藤原紀香だよ!? 藤原紀香!!」
『いや、知ってるって!』
「今めちゃくちゃ人気なんだから!! テレビつけたらいっつも出てるじゃん!」
『……そんなに?』
「そんなに!!」
美奈が力いっぱい頷いた。
リンはもう一度、案内へ目を落とした。
(……あたしの知ってる藤原紀香って、もう大御所の女優さんなんだけど)
(そっか。この頃って、そんなに人気だったんだ)
美奈はまだ興奮していた。
「やばい……。藤原紀香が司会するステージに出るんだよ、あたしたち!」
「……うん」
真理も案内を見つめた。
「……緊張してきた」
「早いって! まだ一か月あるじゃん!」
美奈は笑いながら次の欄へ目を移した。
そして、動きが止まった。
「…………え」
『……今度は何?』
「……スペシャルライブ」
「……うん?」
真理が顔を寄せる。
美奈はゆっくり読み上げた。
「……浜崎あゆみ、だって」
『…………は?』
リンが案内を覗き込んだ。
『……えっ!?』
美奈が頷く。
「浜崎あゆみ!!」
『あゆ!?』
「そう!!」
『しかも……「SEASONS」!?』
リンは美奈の横から案内を覗き込んだ。
『えっ、ちょっと待って! あの「SEASONS」を生で聴けるの!?』
「ちょっと凛ちゃん!!」
『何!?』
「藤原紀香のときと反応違いすぎない!?」
『いや、これはすごいって!!』
「だから藤原紀香もすごいんだってば!!」
『分かってるって!!』
二人が顔を見合わせる。
そして、同時に声を上げた。
「「『やばい!!』」」
真理が思わず吹き出した。
「……凛先生まで」
『だって、あゆだよ!?』
「凛ちゃん、そんなに好きだったの!?」
『いや、好きっていうか……』
リンは案内に書かれた名前をもう一度見た。
浜崎あゆみ。
そして、新曲「SEASONS」。
もちろん知っている。
二〇二六年に暮らしていた頃、テレビでも音楽番組でも、その名前を耳にする機会はあった。
年上の人たちからも、何度も聞かされていた。
平成のあゆは、本当にすごかった。
あの頃の人気は、今では想像もできないほどだった。
そんな話を聞くたび、リンは何となく頷いていた。
(……いや、ちょっと待って)
(あたし、その時代のあゆを生で見られるの!?)
(しかも「SEASONS」って……!)
リンは思わず案内を持つ美奈の腕を掴んだ。
『片岡さん!』
「何!?」
『絶対、いい席で見ようね!!』
「いや、あたしたち出場者だから!!」
『……あ』
真理が声を立てて笑った。
「……凛先生、観客になってる」
『……そうだった!』
美奈も吹き出した。
「もう! 凛ちゃんが一番浮かれてるじゃん!」
『いや、ちょっとこれは仕方なくない!?』
そんな三人の様子を、藤崎は笑いながら見守っていた。
けれど。
「……さて」
その一言で、三人が振り返った。
「ずいぶん楽しそうね」
「はい!!」
美奈が元気よく答える。
藤崎は頷いた。
「それはよかったわ」
そして、机の上の案内を指さした。
「……ところで、あなたたち」
「……はい?」
「本選まで、あと一か月もないのよ?」
「…………」
美奈が瞬きをした。
「……え?」
「七月八日。今日は六月九日でしょう?」
「……あ」
真理が案内を見直す。
「……二十九日」
「そう。二十九日」
藤崎は穏やかな声で続けた。
「その間に、あなたたちは何をしなければならないんだった?」
美奈は真理を見た。
真理も美奈を見る。
「……服」
真理が答えた。
「……服を、作らないと」
「そうね」
藤崎は頷いた。
「一次審査はデザイン画と企画書。でも、本選では、そのデザインを実際の衣装に仕上げなければなりません」
「…………」
「しかも、完成させるだけでは駄目よ。片岡さんが着て、ランウェイを歩くんだから」
「……うん」
「当日になって裾が引っかかるとか、縫い目がほどけるとか、そんなことになったら困るでしょう?」
「……はい」
さっきまで大騒ぎしていた美奈が、珍しく小さな声で返事をした。
リンも案内へ目を落とした。
(……そっか)
(デザイン画が通ったってことは、ここから本物を作るんだ)
藤崎が書類を一枚広げる。
「それから、もう一つ大事なこと」
二人は顔を上げた。
「今回、本選で制作するのは、一次審査で提出したデザインよ」
「……はい」
「まったく別の服を作ることはできません。もちろん、実際の制作に必要な素材や縫製方法の調整は認められているけれど、作品の核になるデザインは変えられないの」
真理は頷いた。
「……あの裾も、そのまま」
「そうね。あの形をどうやって実現するかが大切になるわ」
「……はい」
美奈が隣から口を挟んだ。
「でも先生、前に試した布だったら、歩けたよね?」
「ええ。だから、あれは無駄じゃなかったわ」
藤崎は以前作った試作品のことを思い出すように頷いた。
「ただ、本番の生地でも同じように動くかどうかは、まだ分からないでしょう?」
「……あ、そっか」
「生地が変われば重さも変わるし、裾の動き方も変わる。実際に着たときの見え方もね」
真理は机に置いてあったデザイン画の写しを広げた。
そこには、何度も話し合って決めた斜めの裾が描かれている。
「……これを、本当に作るんですね」
「ええ」
藤崎が微笑む。
「あなたたちが考えた服を、今度は実際に着られる形にするの」
◇
作業台の上に、デザイン画と本選案内が並べられた。
案内には、出場作品数が記されている。
二十四組。
全国から集まった千二百八十六組のうち、本選へ進めるのは、その二十四組だけだった。
「……二十四組かあ」
美奈が改めて呟いた。
「他の人たち、どんな服作ってくるんだろ」
「……すごいの、いっぱいありそう」
真理が答える。
「そうだよね……」
美奈はしばらく考えた。
それから、デザイン画を指さした。
「……でも、あたしたちだって負けてないよね!」
真理は少し笑った。
「……うん」
「これ、ちゃんと作れたら絶対いいと思う!」
「……私も、そう思う」
藤崎は二人のやり取りを聞きながら、ノートを開いた。
「じゃあ、まずは必要なものを整理しましょうか」
「はい!」
「最初に生地を決めること。それから型紙を作って、仮縫いをして、片岡さんに実際に着てもらう」
藤崎は順番に書き出した。
「一度で完成するとは思わない方がいいわ。試してみないと分からないこともあるから」
「……はい」
真理はデザイン画を見つめた。
「先生、裾の部分なんですけど……」
「うん?」
「……前に使った布より、もう少し軽いものにしたいです」
「どうして?」
「……歩いたときに、布が動くようにしたくて」
真理はデザイン画の裾を指でなぞった。
「止まっているときと、歩いているときで……違う形に見えるようにしたいんです」
「なるほど」
藤崎は頷いた。
「だったら、軽さだけじゃなくて、布の落ち方も確かめてみましょう」
「……はい!」
美奈も顔を寄せた。
「じゃあ、あたしが歩いて試せばいいんだよね?」
「もちろん。それが片岡さんの大事な仕事よ」
「任せて!」
美奈が胸を張った。
「ランウェイなら、歩く練習もしなきゃだよね!」
「そうね。でも、まずは衣装がある程度形になってから」
「はーい!」
リンはノートを覗き込んだ。
『……えっと、あたしは何かできることあります?』
藤崎が顔を上げる。
「そうね。山元先生には、作業の日程を一緒に考えていただけると助かるわ」
『日程、ですか?』
「ええ。二人とも授業があるし、片岡さんはモデルの練習も必要になるでしょう?」
『ああ、そっか!』
リンは頷いた。
『じゃあ、放課後にどれくらい時間が取れるか、二人と相談してみます!』
「お願いします」
美奈が手を挙げた。
「凛ちゃん! あたし、できるだけ毎日でも来るよ!」
『いやいや、授業と宿題もあるでしょ!』
「ちゃんとやるって!」
『本当かなぁ?』
「本当だってば!」
真理が小さく笑った。
「……美奈ちゃん、昨日の数学の宿題は?」
「…………」
『……片岡さん?』
「……今日やります」
『はい、よろしく!』
三人が笑う。
藤崎も少し口元を緩めてから、ノートを二人の前へ動かした。
「それじゃ、まず今週中に使いたい生地の候補を挙げてみましょう」
「はい!」
「それから、週明けには型紙の準備に入りたいわね。残りの日数を考えると、あまりのんびりはしていられないから」
真理は頷き、筆箱から鉛筆を取り出した。
美奈も椅子を寄せる。
「ねえ、真理ちゃん。この辺の生地ってさ……」
「……うん。そこはね」
二人はデザイン画を挟んで話し始めた。
藤崎が必要な道具を書き出し、リンは学校の予定を確認する。
少し前まで、芸能人の名前で大騒ぎしていた家庭科室。
今は、机の上の一枚のデザイン画を囲んで、四人がそれぞれ手を動かしていた。
◇
窓の外では、運動部の掛け声が響いていた。
美奈は本選案内をもう一度手に取った。
開催日。
七月八日、土曜日。
出場作品数。
二十四組。
そして、スペシャルMCとスペシャルライブの案内。
「……ねえ、真理ちゃん」
「……何?」
「一か月後、ここに出るんだよね。あたしたち」
「……うん」
「……何か、まだ信じらんない」
真理は美奈から案内を受け取り、机へ置いた。
「……でも、作らないとね」
「……そうだね」
美奈はデザイン画へ目を向けた。
「絶対、すごい服にしようね!」
「……うん」
真理は鉛筆を持ち直した。
「……ちゃんと、形にしよう」
リンが二人の横から顔を覗かせる。
『よーし! じゃあ、まず何からやる?』
「生地!」
美奈が即答した。
「……今、先生が言ってたよ」
真理が笑う。
『あはは、そうだった!』
「凛ちゃん、ちゃんと聞いてよ!」
『聞いてたってば!』
藤崎がノートを指で叩いた。
「はいはい。三人とも、手を動かしましょうね」
「「『はーい!』」」
返事が重なった。
真理の鉛筆が、デザイン画の余白を走る。
美奈はその隣で、生地の候補を書き始めた。
机の端には、一次選考通過の通知。
そこに書かれた二人の名前は、もう夢でも想像でもなかった。
七月八日。
その日までに、あの一着を完成させる。
二人の新しい挑戦が、家庭科室で始まっていた。




