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第7話 君がいい

数か月後。


放課後。


彼女「朔」


朔「なに」


彼女「もう別れよ」


朔「そ」


彼女「……それだけ?」


朔「なにが」


彼女「私のこと、好きだった?」


朔「うぜぇ」


そのまま、朔は歩いていった。


校門を出たところで。


めぐ「あ、朔にぃ!」


朔「おう」


めぐ「今帰り?」


朔「うん。お前は?」


めぐ「コンビニ!」


朔「俺も行く」


めぐ「なんで?」


朔「暇だから」


めぐ「彼女は?」


朔「別れた」


めぐ「えっ」


朔「なに」


めぐ「大丈夫?」


朔「なにが?」


めぐ「悲しくないの?」


朔「別に」


めぐ「……そっか」


朔「それよりアイス買う?」


めぐ「買う!」


朔「俺のも」


めぐ「自分で買って!」


朔「二本買えばいいじゃん」


めぐ「お金ないもん!」


朔「昔から変わんねぇな」


めぐ「朔にぃもね!」


朔「そう?」


めぐ「そうだよ」


それからも。


女子「久世くん、好きです」


朔「……いいよ」


彼女「もう別れよ」


朔「そ」


また告白されて。


付き合って。


別れて。


めぐ「朔にぃ、また彼女できたの?」


朔「うん」


めぐ「今度は長く続くといいね」


朔「……他人事だな」


めぐ「だって他人だもん」


朔「…………」


そんなことを、何度も繰り返していった。


NEXT…


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