sideー2
♪~♪♪~♪♪~~♪♪~~カチャ
〔ハイ。こちら○○○相談室です。どうしましたか?〕
〔………グズ…ながまが~いじめるんです。止めてって言っても……グズ…なぐるんでず。〕
〔あら!?大丈夫ですか?キチンと手当てしましたか?〕
〔グズ…一応…魔法で治してくれたんだけど…その後……怒鳴って、なぐるんでず。〕
〔……最初から、お話出来ますか?〕
〔えっと………〕
「あれって……ほっといた方が良いのかしら?」
「………そっと、しといてやれ………。」
「ケッ、いつもの事だ!そんな事より、ギルドに行って良いのがないか捜そうぜ。」
部屋の片隅で、通信石に何やらグズグズと言って居る男………いつもの風景では有るが………。
「でも??いつもより?大量の魔力が漏れてるみたいよ?」
「あ?………本当に………拙くないか?」
「………はぁ………停めないと……!!」
停める間もなく……倒れ通信石が砕け散ってしまった。
※通信石とは、魔石に通信魔法が掛けられたら物で、一つの親石(高さ130cm横幅90cm厚さ90cm)から幾つか割られた子石の間で話すことが出来る。親⇒子、子⇒親、親⇒全部の子と繋ぐ事は出来るが、子同士は親経由出ないと話せない。使用時に少量の魔力が必要。繋ぐ先が増えるとその分大量に成るので注意が必要。
「またやった………コイツ幾つ繋いだんだ?」
「ん~と……親経由で3個?かな?」
「………前回よりはマシか?」
「前回っていうと……あん時は確か?親経由で、15だったか?」
「確か?そうだった筈かな?それで、10日寝込んだのよね?」
「…ああ。……その後、ブレーキが係る仕様に変更した筈だ……?」
3人でそれぞれ確認しつつベットに寝かせ、カード情報を開示する。
エイス=リード:20才レベル25〔250/2500〕
H:1080/2300
M: 20/1250
状態:混乱、昏睡
「混乱して昏睡か……魔力切れかな?」
「そうね~~最後に落ちたみたいね?」
「………回復まで………1日か(魔力だけなら)」
「そんなもんだな?目覚めた時には、混乱も解けてるだろ。その間情報収集するのに、丁度いいだろ?」
「いつもの事だけどね~~。私は、店の確認と補充するわ。」
「………モンスターの分布確認と、地形をするか………。」
「頼んだ。俺は、ギルド「お世話よろしくね♪」…分かったよ………。んじゃあ、夕方に下で待ち合わせでいいか?」
出掛ける2人に確認しつつ、部屋に散らばった通信石を回収する。
「行ってきます。」
元気な挨拶を聞きながら、泣いてぐしゃぐしゃに成って居るエイスの顔を拭いてやる。毎度の事とはいえ慣れてしまった事が実に、虚しい………。
いい加減学習してくれれば、毎回こんな風に成らないのに……シミジミしながら考えてしまう。自分も対応を変えて見たことも有るが……却って酷く突っかかって来るし、拗ねて機嫌が悪く周りに当たり散らす。子供か!!と諫めても駄目。無視も駄目。離れても駄目。仕方なしにいつも道理に対応すれば、ご機嫌に成って調子に乗りすぎる。
「はぁ………虚しい……。」
呟きつついつもの事と、着替えさせたりと面倒を看てしまう。そんな自分が一番解らない。
赤さん⇒エイス:リード緑さん⇒オリス:ガント女の子⇒キャリス:クーノル
無口⇒ガリスト:ギース
今回は!!先に出します。
主に、オリス視点中心です。




