遠くにいる友達
第98話 遠くにいる友達
前書き
助けたい相手が、目の前にいるとは限らない。
同じ町にいるとも限らない。
電話に出ない。メッセージも既読にならない。どこにいるのかも分からない。
そんな時、「心配している」という気持ちだけで、どこまで踏み込んでいいのか。
鉄平が日だまりへ持ってきたのは、今度は自分の問題ではなかった。
*
翌朝、敦が事務所へ入ると、前原が電話をしていた。
「だから俺に聞くな。本人に聞け」
相手が誰なのかは分からない。
「知らねぇよ。嫌だっつってんなら嫌なんだろ」
数秒の沈黙。
「お前なあ……断られた理由を俺に分析させんな。占い師じゃねぇんだぞ」
敦は黙って靴を脱いだ。
台所では和子が味噌汁を温めている。
グエンが冷蔵庫を開けたまま、中を覗き込んでいた。
「何探してるの?」
「タマゴです」
「昨日買ったよ」
「ナイです」
「あるよ。下」
グエンがしゃがむ。
「あった」
「でしょう」
「ワタシ、冷蔵庫に負けました」
「勝ち負けじゃないから」
いつもの朝だった。
前原が電話を切る。
「誰だったんです?」
「昔の知り合い」
「何かあったんですか」
「女に振られた」
「……それでヨシさんに?」
「知らねぇよ」
「相談する相手、絶対間違えてますよね」
「俺もそう言った」
前原はテーブルの上の紙へ目を戻した。
昨日、敦が簡単にまとめたメモだった。
黒田鉄平、十七歳、高校二年。
群馬から横浜へ転居して半年ほど。
群馬にいる同い年の友人と連絡が取れない。
その友人は高校を辞め、親とも揉めていたらしい。
少なくとも二日、あるいは三日ほど、鉄平を含む友人たちへの返信がない。
「佐伯さん、十時なら時間取れるそうです」
敦が言った。
「鉄平は?」
「学校です」
「じゃあ何で十時なんだ」
「まず俺たちだけで、どういう相談先があるのか聞こうと思って」
「本人抜きで話進めんなよ」
「進めません。選択肢を聞くだけです」
前原は敦を見た。
「……ならいい」
敦は少し笑った。
「何ですか」
「いや」
「何だよ」
「ヨシさん、そういうところ細かくなりましたよね」
「誰のせいだ」
「俺?」
「お前ら全員だ」
*
十時過ぎ。
佐伯は事務所へ来た。
敦から事情を聞いたあと、最初に確認したのは、行方の分からない少年について敦たちが何を知っているのかだった。
「名前は?」
「鉄平からは聞いてません」
「住所は?」
「知りません」
「家族の連絡先」
「それも」
「最後に確認された場所は?」
「分かりません」
佐伯は頷いた。
「それなら、今の段階で岡野さんたちが直接できることは、かなり限られます」
「やっぱりそうですか」
「ええ。ただし、限られていることと、何もしなくていいことは別です」
佐伯はテーブルの上のメモを見る。
「まず鉄平君本人から、分かっていることを整理してもらう必要があります。本人の氏名、住んでいた地域、最後に連絡が取れた時期。家族がすでに警察へ相談しているのか。共通の友人で最近会った人はいないのか」
「警察に相談した方がいいですか」
「状況によります」
佐伯はすぐに断定しなかった。
「未成年ですし、数日間居場所が分からず、家族や友人とも連絡が取れないのであれば、家族など身近な大人が警察へ相談することは選択肢になります。ただ、今は私たちには情報が少なすぎます」
「家出だったら?」
「家出であっても、安全かどうかは別問題です」
敦は頷いた。
「ただし」
佐伯が続けた。
「こちらで勝手に少年の情報を集めて、SNSで捜索を始めるようなことはしない方がいいでしょう」
「それ、鉄平やりそうですね」
「やりそうだな」
前原も言った。
「『友達探してます、拡散してください』って」
「昨日の今日ですからね」
敦が苦笑する。
佐伯も少し笑った。
「今回は特に慎重にした方がいいです。未成年者の顔、名前、学校、生活圏などが一気に広がる可能性があります」
「……昨日、それで店が大変になったばっかりですもんね」
「そういうことです」
前原が腕を組む。
「で、群馬にいるガキを、横浜の俺らが直接探し回るわけにもいかねぇ」
「はい」
「なら鉄平に、向こうで動ける奴を確認させる」
「それが現実的だと思います」
佐伯が答えた。
「でも、最終的にどうするかは鉄平君と相談して決めましょう」
*
午後四時二十分。
鉄平は本当に来た。
「ちわーっす」
事務所の扉を開けた瞬間、グエンが固まった。
「……オオキイ」
「それ昨日から何回言われるんすか!」
敦が笑った。
「グエン、鉄平君」
「クロダ・テッペイ?」
「そうっす」
「バスケット?」
「柔道っす」
「ヤッパリ」
「何でみんな納得すんの!?」
グエンは鉄平の肩を見ている。
「ツヨソウ」
「まあ、弱くはないっすけど」
「グエン、煽らないで」
「ホメテマス」
鉄平は靴を脱ぎ、事務所へ上がった。
前原が奥から声をかける。
「来たか、無料男」
「その呼び方やめてもらえません!?」
「九百円」
「払ったっつってんでしょ!」
「じゃあ九百円男」
「もっと嫌だわ!」
和子が台所から顔を出した。
「うるさいねえ。誰?」
「高校生です」
敦が答える。
和子は鉄平を見る。
「……留年してる?」
「してねぇっす!!」
*
ひとしきり騒いだあと、敦は鉄平とテーブルについた。
前原は少し離れた場所にいる。
佐伯から聞いたことを、敦はできるだけそのまま説明した。
「まず、こっちで勝手に探すことはしない」
「はい」
「SNSにも出さない」
「それは……はい」
「ちょっと迷った?」
「正直、昨日までは出そうと思ってました」
「やっぱり」
「でも日だまりの件あったし」
鉄平はスマートフォンをテーブルに置いた。
「写真と名前出せば、誰か知ってる奴いるかなって」
「いるかもしれない」
「じゃあ」
「でも、全然知らない人にも広がる」
「……」
「見つかったあとも残るかもしれない」
「そっか」
鉄平は黙った。
「それに、その友達が自分から家を離れてるなら、居場所をネットに出されることで危なくなる場合もある」
「親から逃げてるかもしれないってこと?」
「可能性の一つとしてね。まだ何も分からないから、決めつけない」
鉄平は頷いた。
「名前、聞いていい?」
「真壁です」
「下の名前は?」
「祐介。真壁祐介」
「十七?」
「はい」
「鉄平と同じ高校だった?」
「中学が一緒です」
「なるほど」
鉄平は少しずつ話し始めた。
群馬にいた頃、鉄平と真壁祐介は同じ中学だった。
同じ部活ではない。
クラスも三年間ずっと同じだったわけではない。
それでもよく一緒にいた。
鉄平が横浜へ引っ越してからも、ゲームをしたり、メッセージを送り合ったりしていた。
「祐介は高校、いつ辞めたの?」
「夏休み前くらい」
「理由は?」
「俺には、合わねぇからって」
「それだけ?」
「はい」
鉄平がスマートフォンを触る。
「でも、たぶんそれだけじゃない」
「どうして?」
「前から親父と揉めてたんで」
敦は口を挟まず待った。
「進学先も親父が決めたみたいなこと言ってたし。学校辞めたいって言ったら、めちゃくちゃ怒られたって」
「暴力とかは?」
「……分かんないです」
「分からないなら、それでいい」
「殴られたって言ってたことはあるけど」
鉄平が眉を寄せた。
「でもあいつ、話盛る時あるんすよ」
「そっか」
「だから俺も、その時は『またかよ』って」
鉄平はそこで黙った。
敦には、その先が何となく分かった。
それでも言わせなかった。
「最後に鉄平が祐介と話したのは?」
「四日前」
「どんな話?」
「普通っす」
「覚えてる範囲でいいよ」
「俺がこっちのラーメン屋の写真送って。あいつが『群馬の方がうまい』って」
「群馬の何ラーメン?」
「そこ重要っすか?」
「いや、ごめん」
鉄平が少し笑った。
「そのあと、祐介から『そっちどう?』って来て」
「うん」
「俺が『まあまあ』って」
「それで?」
「終わり」
敦は少し意外だった。
「本当に普通だね」
「だから余計分かんないんすよ」
*
「向こうに共通の友達いる?」
「います」
「連絡取れる?」
「取れます」
「その人は祐介の家族と?」
「たぶん家は知ってる」
「じゃあ、まずその友達に聞いてみる?」
「何を?」
「祐介の家族がどうしてるか。もう警察に相談してるのか」
鉄平はスマートフォンを手に取った。
「今電話していい?」
「鉄平がそうしたいなら」
鉄平は連絡先を開いた。
名前は「シンゴ」と表示されていた。
三回目の呼び出しで繋がった。
『もしもし』
「おう。俺」
『鉄平?』
「祐介のことなんだけど」
鉄平の声が少し低くなる。
『まだ連絡ない』
「家は?」
『昨日行った』
「マジ?」
『母ちゃんいた』
「何て?」
『親父と喧嘩して出てったって』
「警察は?」
電話の向こうで少し間があった。
『親父が、放っとけって』
鉄平の顔が変わった。
「は?」
『母ちゃんは心配してた。でも親父が、どうせ金なくなったら帰ってくるって』
「三日だぞ?」
『俺に言われても』
「お前、何で昨日言わなかったんだよ」
『鉄平に言ってどうすんだよ。横浜だろ』
「だからって」
敦が鉄平を見る。
鉄平は気づき、声を抑えた。
「……ごめん」
『俺も今日また行こうと思ってた』
「祐介の母ちゃんと話せる?」
『たぶん』
「警察に相談した方がいいって言ってくれない?」
『俺が?』
「俺、そっちいねぇから」
電話の向こうで慎吾が黙る。
『分かった。もう一回行ってみる』
「頼む」
『何か分かったら連絡する』
「おう」
電話を切った。
鉄平はスマートフォンを握ったまま、しばらく動かなかった。
「親父、放っとけって」
「聞こえた」
「ふざけてません?」
敦はすぐには答えなかった。
「鉄平が腹立つのは分かる」
「三日帰ってねぇのに」
「うん」
「十七ですよ?」
「うん」
「……俺も十七だけど」
その一言だけ、少し小さかった。
*
前原が立ち上がった。
「鉄平」
「はい」
「お前、今から群馬行くとか言うなよ」
鉄平が黙る。
「……ちょっと思いました」
「やっぱりな」
「でも」
「行って何すんだ」
「探します」
「どこを」
「……」
「駅か? 友達ん家か? コンビニか? 群馬全部歩くか?」
「そこまで広くないっすよ」
「群馬舐めんな」
「俺、群馬出身なんすけど!」
敦が思わず笑った。
「何笑ってんすか!」
「ごめん」
前原は続ける。
「心配だから動きてぇのは分かる。でも、動けば役に立つとは限らねぇ」
「じゃあ待つんすか」
「今、向こうで動ける慎吾って奴に頼んだんだろ」
「はい」
「まずそいつからの連絡待て」
「……」
「待つのもやることの一つだ」
鉄平は納得していない顔をした。
敦には、その気持ちも分かった。
待っているだけでは、自分が何もしていないように感じる。
須賀から連絡を待っていた時、自分も何度スマートフォンを見たか分からない。
「鉄平」
「はい」
「待ってる間に、祐介から連絡来たらどうするか決めとこう」
「え?」
「『どこにいる』って最初に聞く?」
鉄平は考えた。
「……聞きます」
「たぶん聞きたくなるよね」
「はい」
「でも、まず『大丈夫?』でもいいかもしれない」
「大丈夫?」
「うん」
「それだけ?」
「返事が来たら、そのあと考えられる」
鉄平はスマートフォンを見る。
「怒らない方がいいっすよね」
「何で怒るの?」
「心配させんなよって」
「言いたい?」
「めちゃくちゃ」
「じゃあ、それもあとで言えばいい」
鉄平が笑った。
「あとなんだ」
「無事が分かってから」
「……なるほど」
*
午後六時前。
事務所では夕食の準備が始まっていた。
鉄平はまだいた。
「帰らなくて大丈夫?」
敦が聞く。
「親には連絡しました」
「何て?」
「飯食って帰るって」
「勝手に決めたの?」
「ダメっすか?」
台所から和子が言う。
「一人増えるくらい平気だよ」
「ほら」
「和子さんに感謝しなよ」
「ありがとうございます!」
「声がでかい!」
「すんません!」
グエンが鉄平の茶碗へご飯を盛る。
普通盛り。
鉄平が見る。
グエンも見る。
「……モット?」
「お願いします」
追加。
「モット?」
「もうちょい」
追加。
「モット?」
「グエン、面白がってない?」
敦が聞く。
「イイエ」
明らかに面白がっていた。
前原が呆れる。
「どんだけ食うんだ」
「成長期なんで」
「もう十分育ってんだろ」
「まだ伸びるかもしれないじゃないっすか」
「天井突き破るぞ」
鉄平が笑った。
その時だった。
テーブルに置いていたスマートフォンが震えた。
鉄平の表情が変わる。
「慎吾?」
敦が聞く。
「違う」
画面を見たまま、鉄平が動かない。
「鉄平?」
「……祐介」
全員の声が止まった。
鉄平がメッセージを開く。
一行だけだった。
『生きてる』
「……」
鉄平は何度か読み返した。
そして大きく息を吐いた。
「何だよ、それ」
声が震えていた。
「何だよ、それ……」
敦は何も言わなかった。
前原も黙っていた。
「返していいっすか」
鉄平が聞いた。
「それ、俺たちに聞くこと?」
敦が笑った。
「……そうか」
鉄平は文字を打つ。
『大丈夫か?』
一度止まる。
さらに、
『怒ってねえから返事くれ』
と打った。
「怒ってるんじゃなかった?」
敦が聞く。
「今はいいっす」
送信。
しばらくして既読がついた。
鉄平が息を止める。
返信。
『今は帰りたくない』
鉄平は敦を見る。
「どうする?」
「まず、生きてるのは分かった」
「はい」
「今すぐ危ない場所にいるかは聞きたい」
「どう聞けば」
「鉄平の言葉でいいよ」
鉄平は考えた。
『寝る場所ある?』
送った。
返事はすぐだった。
『ある』
『飯は?』
『食ってる』
鉄平の肩から少し力が抜ける。
『誰かといる?』
そこだけ返信が遅かった。
やがて、
『一人じゃない』
と返ってきた。
「……これ、信用していいんすかね」
「分からない」
敦は答えた。
「でも、返事が来てる」
前原が口を開いた。
「場所言えって追い込むなよ」
「でも知りたいっす」
「そりゃそうだ」
「親にも言わないと」
「それも祐介に聞いてみろ」
「本人に?」
「お前が勝手に決めんのか?」
鉄平は黙った。
そして打った。
『お前の母ちゃん心配してるらしい。連絡していい?』
既読。
返事は来ない。
一分。
二分。
三分。
鉄平は何度も画面を見る。
「……長ぇ」
「待とう」
敦が言った。
五分ほどして、返信が来た。
『母ちゃんだけなら』
鉄平が顔を上げた。
「母ちゃんだけなら、だって」
「じゃあ慎吾に連絡して、お母さんに繋いでもらえるか聞こう」
「はい」
鉄平はすぐに慎吾へ電話した。
*
その日のうちに、祐介がどこにいるのかまでは分からなかった。
ただ、母親とは短いメッセージのやり取りができたらしい。
今すぐ家へ戻るつもりはないこと。
寝る場所はあること。
食事もしていること。
詳しい居場所については、まだ言いたくないこと。
母親は警察への相談も含めて考えることになった。
敦たちは、それ以上には入らなかった。
横浜から群馬へ乗り込むこともしなかった。
祐介の名前や写真をネットへ載せることもしなかった。
その夜、鉄平はようやく帰ることにした。
「ごちそうさまでした」
「今日は金取らないよ」
和子が言う。
「マジっすか?」
「ここ食堂じゃないからね」
鉄平が目を輝かせる。
「事務所ならタダ!?」
前原が立ち上がった。
「お前、そういうとこだぞ!」
「冗談っすよ!」
「顔が本気だったぞ!」
「半分だけ!」
「半分本気じゃねぇか!」
鉄平が笑いながら靴を履く。
扉を開ける前に、敦を振り返った。
「敦さん」
「ん?」
「俺、昨日あの店にタダ飯食いに行ったんすよね」
「うん」
「そこは否定してくれないんすね」
「事実だから」
「ひでぇなあ」
鉄平は頭を掻いた。
「でも、行ってよかったっす」
「そっか」
「じゃ、また」
「うん。また」
扉が閉まった。
*
夜。
敦は日だまりの前を通った。
もう店は閉まっている。
入口には例の紙が残っていた。
『当店は「子ども無料」の食堂ではありません』
その下には、
『困った時は、まず声をかけてください。一緒に考えます。』
同じ紙の中に、少し矛盾して見える二つの文章が並んでいる。
何でも無料ではない。
何でも解決できるわけでもない。
それでも話は聞く。
鉄平が最初に開けた扉は、完全に間違った理由だった。
無料で飯が食えると思った。
それだけだった。
けれど、もしあの勘違いがなかったら。
祐介のことを誰かに話しただろうか。
敦には分からない。
ただ、助けにつながる入口が、いつも立派な看板を掲げている必要はないのかもしれない。
食堂だったり。
事務所だったり。
友達から届いた、たった一行のメッセージだったりする。
『生きてる』
それだけでは、何も解決していない。
祐介が家へ戻るかも分からない。
父親との関係も、学校を辞めたあとのことも残っている。
それでも今夜、少なくとも一つだけ分かったことがある。
遠くにいても。
帰りたくないと言っていても。
誰かが、その人からの返事を待っていることはできる。
敦は日だまりの灯りの消えた窓を見てから、事務所への道を歩き始めた。
⸻
後書き
第98話でした。
今回は、鉄平が心配していた群馬の友人・真壁祐介の話です。
敦たちは祐介を「連れ戻す」ために動いたわけではありません。また、SNSを使って大規模な捜索を始めることもしませんでした。
まず向こうにいる友人へ確認し、家族がどこまで状況を把握しているのかを確かめる。そして本人から連絡が来た時には、居場所を問い詰めるより先に、安全に過ごせているかを確認する。
結果、祐介から届いたのは、
「生きてる」
という短い一言でした。
もちろん、これで解決ではありません。
家へ帰りたくない理由も、父親との関係も、高校を辞めたあとの生活も、まだ何も片付いていません。
そして鉄平自身も、日だまりの新しい「支援対象」になったわけではありません。
群馬から横浜へ来た普通の高校生です。
身体は普通の高校生サイズではありませんが。
最初は「タダ飯あるってマジ?」くらいの気持ちで扉を開けた鉄平が、もう一度戻ってきた時には、友達の話を持ってきました。
人がどんな理由でその場所へ来るのかは、扉を開けてみるまで分からない。
そんな回になりました。




