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WAY HOME ――行き場をなくした僕らの、小さな食卓――  作者: 和泉發仙


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63/105

森川修平

第63話 森川修平


前書き


会いたかった人に、


本当に会えた時。


人は案外、


何を聞けばいいのか分からなくなる。


聞きたいことは山ほどある。


でも。


最初の一言は、


意外なくらい普通だったりする。


第63話です。


────────


 深夜二時十一分。


 高架下の事務所。


 前原は受話器を握ったまま立っていた。


 電話の向こう。


 男の声。


『……森川です』


 たった四文字。


 それだけで。


 この数週間、紙の上にしか存在しなかった男が。


 突然、


 人間になった。


 前原はすぐには返事をしなかった。


 何を言う。


 どこにいる。


 美月は。


 ユウは。


 何があった。


 全部聞きたい。


 だが。


 最初に出た言葉は。


「……飯食ってるか」


 だった。


 電話の向こうが。


 少しだけ静かになった。


『……は?』


「聞こえなかったか」


『いや』


「飯」


『食ってます』


「そうか」


『……』


「ならいい」


 森川が小さく笑った。


 本当に。


 ほんの少し。


『三浦さんの言ってた通りですね』


「何が」


『変な人だって』


「アイツ今度殴る」


『そういうところです』


 前原も少しだけ笑った。


 緊張が。


 ほんの少しだけ緩む。


 奥では桜井が目を覚ましていた。


 黒岩も。


 敦も。


 声を出さない。


 前原だけが電話を持っている。


『一つ』


 森川が言った。


「何だ」


『条件があります』


「言ってみろ」


『子どもたちの居場所は』


 一拍。


『聞かないでください』


 前原は。


 すぐに答えた。


「分かった」


 桜井が少しだけ目を上げる。


 早い。


 あまりにも。


『……いいんですか』


「聞くなって言うなら聞かねぇ」


『でも』


「お前が生きてるって分かった」


 前原は椅子へ座る。


「今日はそれで十分だ」


 電話の向こう。


 しばらく何も聞こえなかった。


 そして。


『……ありがとうございます』


「礼はまだ早ぇ」


『そうですか』


「まだお前、何にも話してねぇだろ」


 森川がまた少し笑った。


『確かに』


────────


 桜井が紙を用意する。


 だが。


 前原は手で制した。


 メモしなくていい。


 今日は。


 そういう空気だった。


「森川」


『はい』


「俺のこと知ってんのか」


『三浦さんから』


「前から?」


『名前だけは』


「悪い噂?」


『かなり』


「アイツほんと殴る」


『やめてあげてください』


「冗談だ」


 黒岩が小声で言う。


「半分な」


 前原が睨む。


 森川には聞こえたらしい。


『誰かいるんですか』


「いる」


『警察?』


「元警察」


 桜井が眉を寄せる。


「ちゃんと元刑事と言え」


「うるせぇ」


 森川が笑う。


 その笑い。


 敦は初めて聞いた。


 思っていたより普通だった。


 もっと。


 低くて。


 疲れていて。


 何かを背負った男を想像していた。


 もちろん。


 疲れているのだろう。


 でも。


 森川修平は。


 ちゃんと笑う人だった。


「で」


 前原が言う。


「何から話す」


『……』


「話したくないなら切っていいぞ」


『それ』


「何」


『みんなそう言うんですか』


「何が」


『帰りたきゃ帰れ』


『話したくなきゃ話さなくていい』


『出て行きたきゃ出て行け』


 前原は少し眉を寄せる。


「悪いか」


『いや』


 森川の声が。


 少しだけ柔らかくなる。


『羨ましいなと思って』


 その言葉。


 前原は返せなかった。


────────


 森川は。


 最初。


 自分のことから話した。


 子どもたちではない。


 団体でもない。


 自分のこと。


 飲食店で働いていた。


 母親と二人暮らし。


 母親が病気になった。


 治療費。


 生活費。


 借金。


 借りて。


 返して。


 また借りた。


 母親が亡くなった。


 借金だけ残った。


『店長には』


「うん」


『助けるって言われました』


「聞いた」


『……会ったんですか』


「会った」


 森川が黙る。


「飯食ってるかって聞いてたぞ」


『……』


「見つかったら」


『……』


「そう聞いてくれって」


 森川の呼吸が。


 少しだけ乱れる。


『店長』


「うん」


『まだ店やってるんですね』


「やってる」


『そうですか』


 長い沈黙。


 前原は待つ。


『俺』


 森川の声が小さくなる。


『店長に会いたかったです』


「じゃあ会え」


『簡単に言いますね』


「簡単だろ」


『十年ですよ』


「十年なら十年ぶりに会えばいい」


『……』


「怒られると思ってんのか」


『それもあります』


「だったら怒られろ」


『……』


「そのあと飯食わせてもらえ」


 森川が。


 少し泣きそうな声で笑った。


『本当に変な人ですね』


「よく言われる」


────────


 森川が団体と関わったのは。


 店を辞めたあとだった。


 借金取りを避け。


 仕事を転々とし。


 住む場所もなくなり。


 あさがおへ。


『最初は』


 森川は言う。


『本当に助かりました』


「そうだろうな」


『ご飯』


『布団』


『仕事』


『全部ありました』


「うん」


『須藤も』


 敦の目が動く。


「知ってんのか」


『一緒に住んでました』


「アイツ来たぞ」


『……え?』


「ここに」


『元気ですか』


「元気かどうかは知らん」


『そうですよね』


「ただ飯は食った」


『なら』


 森川は少し笑う。


『大丈夫かな』


 この人は。


 人の飯を気にする。


 敦は思った。


 洋食屋。


 共同生活。


 子ども。


 たぶん。


 森川にとって。


 誰かがちゃんと食べているかどうかは。


 かなり大事なのだ。


────────


『あさがおは』


 森川が続ける。


『悪い場所じゃありませんでした』


 前原は何も言わない。


『今でも』


「うん」


『全部悪かったとは思ってません』


「そうか」


『否定しないんですね』


「何を」


『普通』


『こういう話すると』


 少し苦笑する。


『騙されてたんだよって言われます』


「騙されてたのか」


『……分かりません』


「なら分からんでいい」


『またそれですか』


「便利だぞ」


 森川が笑う。


『分からないまま生きてるの』


『結構怖いですよ』


「知ってる」


 前原は短く答えた。


「でも」


『はい』


「分かったふりする方がもっと怖ぇ」


 森川は黙った。


────────


 最初に違和感を持ったのは。


 子どもたちではない。


 若者たちだった。


 誰かが出て行く。


 翌日には、


 まるで最初からいなかったように扱われる。


 名前を出すと。


『前を向きましょう』


 と言われる。


 過去に執着するのはよくない。


 去った人間へ固執するのは、


 自分の成長を止める。


『でも』


 森川は言った。


『昨日まで一緒に飯食ってたんですよ』


「うん」


『それを』


『今日から忘れろって』


「うん」


『無理じゃないですか』


 前原は。


 小さく笑う。


「無理だな」


『そう思ったのが』


『始まりでした』


────────


 森川は。


 施設を出た。


 表向きには。


 本人希望。


 転居。


 だが。


 実際は。


 逃げた。


『借金があった』


「うん」


『仕事も失いました』


「うん」


『携帯も返しました』


「うん」


『俺』


 森川が少し笑う。


『またゼロになったんです』


「でも生きてた」


『はい』


「ならゼロじゃねぇ」


『……』


「身体残ってんだろ」


 森川は何も言わなかった。


 それから。


『三浦も』


 と言った。


「公園で会った?」


『はい』


「おにぎり二個」


『聞いたんですか』


「聞いた」


『恥ずかしいな』


「何が」


『俺も腹減ってたんです』


「半分やったんだろ」


『はい』


「いいじゃねぇか」


 森川は笑う。


『あれ』


『本当は二個とも食べたかった』


「だろうな」


『でも』


「うん」


『三浦の方が死にそうな顔してたから』


 たぶん。


 そういう男なのだ。


 森川修平は。


 何か大きな理念があるわけではない。


 正義感が人一倍強いわけでもない。


 ただ。


 目の前で腹を減らしている人間がいると。


 自分の一個を渡してしまう。


 それだけ。


 そして。


 それを続けた結果。


 美月とユウに出会った。


────────


「美月は」


 前原が言う。


 少し慎重に。


「話していいか」


『……はい』


「居場所は聞かねぇ」


『ありがとうございます』


「出会ったのは公園?」


『そうです』


 夕方。


 雨。


 美月は一人でいた。


 黄色い傘。


 靴は濡れている。


 森川が声をかけても。


 最初。


 返事をしなかった。


『誘拐犯に間違われたら嫌だから』


「うん」


『警察呼ぼうと思いました』


「普通だ」


『でも』


 美月が言った。


 警察は嫌。


 帰るのも嫌。


 誰かへ連絡するのも嫌。


『その時』


 森川は言う。


『俺』


『子どもって』


『大人が助ければいいと思ってたんです』


「……」


『でも』


『助ける先を選べない子もいるんだって』


 前原は。


 ユウの話を思い出す。


 警察という言葉で。


 過呼吸。


『結局』


 森川は続ける。


『警察へ連れていきました』


「美月は?」


『泣きました』


「それでも?」


『他に方法知らなかったから』


 森川は。


 そのことを。


 今でも悔やんでいるようだった。


『正しいと思ったんです』


「たぶん正しい」


『でも』


「正しいことして傷つける時もある」


『……』


「それだけだ」


 森川が黙る。


 正解を。


 前原はくれない。


 それが。


 少し楽だった。


────────


 美月は。


 行政を経由し。


 元の施設へ戻った。


 その後。


 地域交流施設で。


 また森川と会った。


『俺』


「うん」


『嫌われてると思ったんです』


「警察連れてったから?」


『はい』


「でも?」


『美月』


 森川が。


 少しだけ声を詰まらせる。


『俺見た瞬間』


『走ってきたんです』


 抱きついた。


 泣いた。


 そして。


『ごめんなさい』


 と言った。


 森川が。


 何に謝っているのか聞くと。


『迷惑かけたから』


 と。


 七歳の子どもが。


「……」


 前原の顔が険しくなる。


『それで』


『おかしいと思いました』


────────


 ユウは。


 美月より少し後に知った。


 十歳くらい。


 いつも。


 美月の少し後ろ。


 荷物を持つ。


 道を確認する。


 大人の顔色を見る。


『兄妹?』


「違う?」


『血は繋がってないです』


「じゃあ」


『同じ施設にいただけ』


 なのに。


 ユウは。


 美月を守らなければならないと思っていた。


『自分が年上だから』


「十歳だろ」


『はい』


「ガキじゃねぇか」


『俺もそう言いました』


 でも。


 ユウは。


『僕がやらないと』


 と繰り返した。


 服を汚せば。


 僕が悪い。


 迷子になれば。


 僕が悪い。


 美月が泣けば。


 僕が悪い。


『そのうち』


 森川の声が少し低くなる。


『腹が立ってきて』


「ユウに?」


『大人にです』


 前原は。


 少しだけ口元を上げる。


「分かる」


────────


『高瀬さん』


 森川が言った。


 部屋の空気が変わった。


「知ってる」


『会ったんですか』


「敦が」


 敦が電話へ少し近づく。


「説明会で会いました」


『……そうですか』


 森川の声。


 そこには。


 怒りだけではない。


 悲しさが混じっていた。


「高瀬が何した」


 前原が聞く。


『難しいんです』


「何が」


『あの人』


 一度止まる。


『いい人なんです』


 敦が。


 説明会で感じたことと同じだった。


『本当に』


『俺も助けてもらいました』


「うん」


『飯食わせてもらって』


『仕事も教えてもらって』


『失敗しても怒らなかった』


「……」


『でも』


 森川は言う。


『あの人』


『自分が救われた方法を』


『全員に当てはめるんです』


 前原の目が。


 少しだけ変わった。


『高瀬さん自身』


『昔は本当に滅茶苦茶だったらしいです』


「うん」


『団体に入って』


『生活が整って』


『働けるようになって』


『借金も返して』


『だから』


 森川は。


 静かに言った。


『このやり方が正しいって』


『心の底から信じてる』


 敦の背中に。


 冷たいものが流れる。


 悪意ではない。


 成功体験。


 自分が救われた。


 だから。


 あなたも同じようにすれば救われる。


『ユウに反省文を書かせたのも』


「高瀬?」


『はい』


『でも』


「虐めるためじゃない?」


『違います』


 森川は即答した。


『あの人』


『ユウのためだと思ってた』


 それが。


 一番怖かった。


────────


『俺』


 森川が言う。


『高瀬さんと何回も話しました』


「何て」


『ユウは子どもだって』


『責任感より先に』


『安心させないと駄目だって』


「高瀬は?」


『だからこそ自立させる必要があるって』


「七歳十歳に?」


『あの人は』


 森川は苦しそうに言う。


『年齢じゃないって』


『苦しい状況でも』


『自分で考えて行動できる人間にならなきゃいけないって』


「……」


『言ってること』


『全部間違ってるわけじゃないんです』


 前原が答える。


「だから厄介なんだろ」


『……はい』


────────


 その出来事の。


 一週間後。


 深夜。


 森川のいた部屋の扉が叩かれた。


 ドン。


 ドン。


 ドン。


『誰だ』


 返事はない。


 開ける。


 そこに。


 二人。


 美月。


 ユウ。


 裸足。


 濡れていた。


 美月は泣いている。


 ユウは。


 震えながら。


『ごめんなさい』


 と言っていた。


『何があった』


 聞いても。


『僕が悪いです』


 だけ。


 森川は。


 中へ入れた。


 タオル。


 着替え。


 温かい飲み物。


 翌朝。


 警察へ行こうと言った。


 ユウが壊れた。


『イヤ』


 初めて。


 大声で叫んだ。


『警察はイヤ!』


『戻される!』


『ごめんなさい!』


『ちゃんとします!』


 過呼吸。


 美月も泣く。


 森川は。


 何もできなかった。


『その時』


 森川が言う。


『俺』


『初めて』


『この子らが逃げてきたんじゃなくて』


 一拍。


『逃げないと駄目だったんだって』


『思いました』


 誰も言葉を出せなかった。


────────


「で」


 前原が静かに聞く。


「何があった」


『……』


「ユウが何で警察を怖がった」


 長い沈黙。


『それは』


 森川が言う。


『まだ』


「話せない?」


『はい』


「分かった」


『すみません』


「謝るな」


『……』


「美月とユウは」


 前原は。


 ここで止める。


 居場所は聞かない。


「元気か」


 森川も。


 それを分かった。


『……はい』


「飯食ってる?」


 森川が笑った。


『食べてます』


「学校は」


『……行ってます』


「そうか」


『今は』


 森川の声が。


 少しだけ明るくなる。


『普通の子どもです』


「普通?」


『ゲームして』


『宿題忘れて』


『喧嘩して』


『先生に怒られて』


 森川が笑う。


『それくらいの』


『普通です』


 前原も。


 少し笑った。


「ならいい」


────────


『前原さん』


「何だ」


『俺』


『怖いんです』


「何が」


『見つかることじゃない』


「うん」


『あの子たちが』


『また』


『誰かに』


『お前のためだって言われるのが』


 前原は。


 眠っている事務所の面々を見る。


 翔太。


 ますみ。


 隼人。


 藍。


 グエン。


 ここにいる人間たち。


 何度。


「お前のため」


 と言われただろう。


「森川」


『はい』


「一個だけ言うぞ」


『はい』


「お前」


「子どもら守ってるつもりで」


 一度止まる。


「お前が全部決めてねぇか」


 森川が黙った。


 敦も。


 桜井も。


 前原を見る。


『……どういう意味ですか』


「居場所聞くな」


「分かった」


「会わせたくない」


「それも分かった」


「でも」


『……』


「あの二人」


「自分で決めてるか」


 長い。


 本当に長い沈黙。


『……』


「森川」


『分かりません』


 初めて。


 森川が。


 そう答えた。


「なら」


 前原は少し笑う。


「そこから考えろ」


『……』


「守るって」


「囲うのと似てっからな」


 森川は。


 何も言えなかった。


 それは。


 この物語がずっと追っていた。


 同じ問いだった。


 あさがお。


 家族支援施設。


 森川。


 前原。


 全部。


 善意から始まる。


 そして。


 善意だからこそ。


 境界が見えなくなる。


『……また』


 森川が言う。


「ん?」


『電話してもいいですか』


「好きにしろ」


『ありがとうございます』


「だから礼はいらねぇ」


『じゃあ』


 少し笑う。


『また』


「ああ」


 電話が切れた。


 深夜二時五十九分。


 前原は受話器を机へ置いた。


 誰もすぐに話さなかった。


 最初に口を開いたのは。


 桜井だった。


「ヨシ」


「何だ」


「今の」


「うん」


「お前にも言えるぞ」


「何が」


「守ると囲うは似てる」


 前原が眉をひそめる。


「俺は囲ってねぇ」


 敦が小さく言う。


「でもヨシさん」


「何だ」


「最近」


「みんな帰らなくなってません?」


 前原が。


 部屋を見る。


 ソファ。


 木戸。


 床。


 翔太。


 奥。


 グエン。


 隼人。


 いつの間にか。


 宿泊者多数。


「……」


 黒岩が吹き出した。


「囲ってんじゃねぇか」


「違ぇよ!」


「完全に集まってるぞ」


「勝手に来てんだ!」


 その声で。


 木戸が起きた。


「……何」


「寝ろ!」


「なんで怒られた?」


 深夜三時。


 高架下の事務所に。


 小さな笑いが戻った。


────────


後書き


第63話でした。


ついに森川修平本人が、本格的に登場しました。


そして今回、重要なのは森川を「完全な善人」にもしなかったことです。


森川は、美月とユウを守りました。


でも前原から、


「守っているつもりで、お前が二人の人生を全部決めていないか」


と問われます。


これは、この森川編全体の核心です。


高瀬も、


「本人のため」。


森川も、


「子どもを守るため」。


前原も、


「困っている奴を放っておけない」。


出発点はどれも善意です。


違うのは、


相手が『嫌だ』『出たい』『自分で決めたい』と言った時、その言葉を受け入れられるかどうか。


ここが、この作品における「居場所」と「囲い込み」の境界になっていきます。


そして美月とユウは現在も生きており、学校へ通っています。


次回、第64話では少しだけ事務所の日常へ戻します。


森川との電話を聞いていた敦が、自分たちの場所について初めて疑問を持ちます。


> 「ここって、本当に居場所なんですかね?」


そこでメンバー全員に、


「ここへ来なくてもいいとしたら、みんなはどうする?」


という妙な話が始まります。


笑い多めの日常回ですが、後半――


隼人の母親から、突然一本の電話が入ります。

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