番外編 三年目のなろうライフ
さて、このエッセイが完結してからかなり経ちましたが、覚えてくださっているかたはみえるでしょうか。
久しぶりに少し追記してみようと、筆をとってみることにしました。
私のなろうでの活動も三年目に入り、なろうでは中堅クラスといった立ち位置になっている感じでしょうか。でも他にすごい方々が前を歩いてらっしゃるのを拝見すると、まだまだひよっこだなと思ったりもしています。
少しはなろうでの過ごし方もわかってきて、以前ほどブクマやポイントのことで一喜一憂していることも減ったような気がします。(でもやっぱり気になりますが)
一番心臓にいいのはやはり見ないこと、ということで、できるだけ連載中の作品についてはブクマやポイントを見ないようにしているのは今も続けています。
そんな私ですが、実はブクマとかアクセス数が気になってしまう場合のいい逃げ道というか、心の平穏を保てる方法を見つけてました。
知りたいですか？ え？ 別にいい？
まあ、どちらにしろ書くんですけどね。
それはなにかといいますと、非公開で作品を投稿するというものです。
え？ それだけ？ とお思いでしょうが、それだけです。
非公開じゃ誰も読んでくれないし、投稿する意味ないじゃないかとお思いですね。しかしこれがなかなか実は大きな意味を持っているのです。
公開中の自分が力を入れている作品があるとします。やはりそちらはブクマやアクセス数が気になってしまう。それは仕方ありません。
そんなときに、特に誰に見せるつもりでもない作品を非公開作品としてなろうに投稿してみます。
すると、当然ながら非公開作品はアクセスがほぼありません。このアクセスのなさはしかし、見せたくて投稿した作品ではない作品ですので、逆にほっとする数値なのであります。
なんとなくわかりますでしょうか。
公開作品ではアクセスがあったほうが嬉しいのに対し、非公開作品では逆にアクセスがないほうがほっとするというこの逆転現象。
これがアクセスないと嘆く心の安定には、なかなか持ってこいなのです。自作品のアクセス数が気になるとき、あえて非公開作品のアクセス数を見に行く……。平和です。無風です。凪いだ海のようです。
そこで心を落ち着けるというね。
読まれたい気持ちと読まれたくない気持ちは、実は表裏一体というか、似ている気もするんですよね。
誰にも効果があるという保証はありませんが、こんな方法もありますよという紹介でした。
さて、何はともあれ三年目。最初のころから変わってきたことといえば、相互ユーザーさんが増えて、活動報告がどんどん流れていってしまうこととか、積ん読ブクマが増えすぎて消化しきれないこととか。(これは以前と同じか)
あと他の方からいろいろ刺激をいただいたことで、自分の作品の幅が拡がったこととか。
悲しかったのは、交流のあった相互ユーザーさんが退会したこと、ガクッと視力が落ちたことでしょうか。あと、執筆以外の趣味にあてる時間が確実に減ったこととか……。
長く続けているといろいろとありますね。
なにを優先させるかというのも、いろいろ考えるところがあります。
ともあれ、なんだかんだと続けているなろうライフ。離れられないのはそれだけ魅力的な場所だということですね。
これからも細く長く続けていけたらいいなと思っています。
みなさまも、どうぞ素敵ななろうライフをこれからも楽しんでいってください。
以上、三年目なろう作家の戯言でした。
