23話 竜族
ロストは周りを警戒しながらジンの後を追う
ジンの横でメアは走り回りながら興味津々にロウズと呼ばれた竜を見ていた
そうこうしてるうちに街へ着いたみたいだ
ロスト「ブリング…竜族だらけじゃないか。
それもほとんどのドラゴンが傷ついてる…
なにがあったんだい?」
ジン「貴様には関係のないことだ。案内は終わりだ。後は好きにしろ
しかし もしも怪しい行動をするのであればその瞬間に貴様の首を刈り取る」
そう言い残して
ジンはこの街で一番でかい城へと入っていった
「メア。僕の側から離れちゃダメだよ?」
「ねぇロスト。なんかここの人たち傷ついてるよ?大丈夫なのかな…」
ロスト「あ…うん きっと大丈夫だよ」
(異様な雰囲気に包まれてる…なにか厄介なことに巻き込まれそうだな…)
ーそう思うと予感は的中するものであるー
「ロストお腹すいたぁ…」
メアのお腹が音を立てる
???「そこのお嬢ちゃん これを食べな?アルカナチキンって言うブリングの特産物だよ
でも…それを食べたら今すぐここを出て行った方がよろしい…今この街は狂いつつあるんですよ…
突然同志たちが暴れだし…挙げ句の果てに我を失って同志たちを傷つけてしまうんです…私の娘もそれの解決法を探すために外に出て行方不明に…」
見知らぬ人はそう言って泣きながら話しかけてきた
メアはその人に近寄って貰ったアルカナチキンを美味しそうに頬張りながらロストに振り向いた
メア「ねぇロスト!解決しないとダメ!だってメア達は正義のヒーローでしょ!?それに食べ物もらった!」
メアはそう語りかけてきた
ロスト「えぇ!?ヒーローになったつもりは…でも確かに異常事態みたいだね それに食べ物ももらったし…
仕方ない…か」
〜話を聞いてみると
そのおばあちゃんはマリーというらしい
10日前から当然にこの異常事態が起こり
竜族の王が使いを出して調査させているらしい
その使いは竜族の精鋭5人で結成されたらしく
マリーの娘も任命されたみたいだ
3日前に調査に出て連絡が途切れ
そのうちの2人がつい先ほど帰還したと言う
メアは話を聞きながら寝息を立てていた
ロスト「わかったよマリーさん
色々聞かせてくれてありがとう
食べ物ももらった恩返しって事で マリーさんの娘さんは探し出してみせるよ
だから安心してね
でも一つだけお願い。
メアを少しだけここに置いてていい?」
涙を流しながらうなずいたマリーに
ロストはそっと毛布をかけてあげた
マリー「折角観光にいらしてくれたのに…ほんとにすまないね…」
(この人ならメアを預けても大丈夫だ
それにもし万が一メアに何かあったら ー
ーコロ…す…




