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『【ロストレイン】』〜失われた雨〜  作者: 桐生翔流
第2章 均衡
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18話 本来の姿

ロスト「さぁ 出てこいよ腰抜け」


冷たく言い放つと 闇の中から悪魔が現れた


夢雨魔「お前…よくも私の技を見破ってくれやがったな…許さねぇ ユル…ユルザネェ!」


そう叫ぶと 見る間に悪魔は醜い姿に成り代わった。


背丈は10倍ほどに膨れ上がり とてつもなく巨大な大斧を持つ巨人が現れた


夢雨魔「オレハナァ!スガタヲ ミセルノガ ナニヨリモ キライナンダァ イキテカエレルト オモウナヨ!!」


夢を刈り取る夢雨魔の本当の姿の様だ。


ロスト「たぎるねぇ…こんな大物が出てくるとはなぁ!」


夢雨魔に向け一直線に走り出すロスト


ロスト「大地よ 震えろ」


そう唱えると大地が浮き上がる。


浮き上がった大地をなんと 大太刀で切り刻むロスト


切り刻んだ岩を飛び越え 空高く飛び上がると 頭上から一閃


ロスト「チッ…浅いか」


再度岩を飛び継ぎ 夢雨魔に飛びかかろうとすると同時に


轟音とともに振られた夢雨魔の大斧がロストに直撃し ロストは吹き飛んだ


夢雨魔「テメェ…オレヲ ナメテンノカ」


数百メートル先の岩山が夢雨魔の振った大斧の衝撃で消し飛んだ


ロスト「っぶねぇな…危うく消し飛ぶとこじゃねぇか こいつ口だけじゃねーな」


大斧が当たるとほぼ同時に 風で自分の体をガードしていたのだ


遠くの方で大声で何かを叫んでいる巨体がみえる


突如として数百体の魔物がこちらに飛び交かって来た


ロスト「へぇー こりゃ楽しいわ」


ロストの口角が上がる


《【閃光よ 我に光を 】》


そう言って大太刀の刀身を 手でなぞった


辺りを眩しい光が包む


大太刀から神輝が溢れ出している


「《ぶち殺す》」


光を纏い光速で夢雨魔の軍団に向け飛び立った


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