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俺が強すぎて人生ハードモード  作者: 雨宮悠理
Phase3 動乱の学園
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ラストバトル②

 崩壊しつつある学園の中、砂煙の中から現れた男——イザヤ。

 ボロボロの制服を纏いながら、それでも飄々とした笑みを浮かべていた。


 アレクは彼を一瞥し、微かに眉をひそめた。


「……お前がここに来るとはな」


「いや〜、悪いね。お前の言うこと聞いてた方が楽だったんだけど、どうも俺は“楽しく”生きたい性分でね?」


 イザヤは肩を竦めると、傷ついた顔を拭いながらマヒロたちに目を向けた。


「……おい、クソガキ。生きてるか?」


「……イザヤ……!」


 マヒロは警戒しながらも拳を握る。


「お前……何が目的だ?」


「おいおい、もうちょっと感動の再会ってやつを期待してたんだけどな? ま、いいや」


 イザヤはアレクに視線を戻すと、口元を歪めた。


「アレクさんよ、あんたのやり方は俺に合わねぇんだわ」


「そうか」


 アレクは淡々と返す。


「ならば、お前もここで“始末”するだけだ」


 その言葉とともに、アレクの周囲に“力の素”が集まり始める。

 空間が歪み、まるでそこに“目に見えない巨大な球体”があるかのように、圧が広がっていった。


「おっと、こえーな」


 イザヤは額の汗を拭いながらも、その口元の笑みを崩さない。


「でもな、アレク。俺はお前よりも、“こいつら”の方が気に入っちまったんだよ」


「……何?」


「このままお前にやられるのも癪だしな。ちょっとだけ、本気を出してやるよ」


 イザヤの目が鋭く光る。


 次の瞬間、空間が弾けるように歪んだ。


「ぐっ……!」


 マヒロは直感的に理解した。


(また……アイツの能力の中に引き込まれた……!?)


 しかし、今回のイザヤのタイタンは、前回のように絶望的な世界ではなかった。

 むしろ、周囲は真っ白な空間。まるで、何もない無の領域のようだった。


「……これは?」


「まあまあ、待てって」


 イザヤが手を掲げる。


「今回はちょっとした“賭け”だ」


「賭け?」


 アレクが僅かに目を細める。


「お前の“力の素”とやら……それを利用させてもらうぜ」


 イザヤが手をかざすと、周囲に浮かんでいた“原素”がゆっくりと収束し始めた。


「——!」


 アレクの表情が初めて変わる。


「……なるほど。“それ”に気づくか」


「遅せぇんだよ、アレク」


 イザヤはにやりと笑った。


「こっちだって、好きで従ってたわけじゃねぇ。だがな……お前が思ってるより、俺は執念深いんだよ」


「……ッ!」


 イザヤが手を振ると、収束した“原素”がアレクの動きを僅かに封じる。


「おい、クソガキお前まだ動けるか?」


「……ああ、ほぼ無傷だよ」


 マヒロは一瞬の迷いもなく、拳を握った。


「ならいい。こいつは流石に一筋縄じゃいかねえよ。お仲間よろしく全員気合い入れろよ!」


 手を大きく開いたイザヤは——アレクに向かって全速力で駆け出した。

みなさん、こんにちは!いつも読んでいただきありがとうございます!


こうして皆さんに物語をお届けできるのは、本当に幸せなことだと感じています。感謝の気持ちでいっぱいです!

この物語は定期的に更新を目指しており、皆さんと一緒に成長していきたいと考えています。少しでも続きが気になるような展開をお届けできたら嬉しいです!


ちなみに、途中で「あれ?前に読んだ内容がちょっと変わってる?」と感じることがあるかもしれません。それは物語の本筋を変えない範囲で、文章や展開をブラッシュアップしているからです。より楽しんでいただけるよう、細かい部分をちょこちょこ改稿するのが作者の趣味なんです(笑)。


そして最後に……

いいねやコメント、本当に励みになります!

いただけると「次の更新もがんばるぞー!」ってやる気がグンとアップします。どんな感想でもいいので、気軽にひとことでも残してもらえると嬉しいです!


それでは、今日も物語の世界へどうぞ!

お楽しみいただけますように!

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