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俺が強すぎて人生ハードモード  作者: 雨宮悠理
Phase3 動乱の学園
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誘惑の崩壊

「──キョウゴ!!!」


 その声とともに、眩い光が弾けた。


「……あら?」


 ラヴィニアが眉をひそめる。


 次の瞬間──


 キョウゴの腕を絡め取っていた“異空間”が、まるで塵のように霧散した。


「っ……助かったぜ」


 キョウゴはすぐに距離を取り、腕を確認する。痺れはまだ残っているが、もう動かすことはできそうだった。


「……ふふ。なるほどね」


 ラヴィニアはゆっくりとカイの方へと視線を向ける。


「“否定” したのね、私の力を」


 カイの周囲には、目には見えない “拒絶の力” が揺らめいていた。


 ルナの持つ── “存在する事象を拒絶する” 能力タイタン


 カイはそれを、自分なりに使いこなし始めていた。


「へぇ……面白いじゃない」


 ラヴィニアは唇をなめる。


「でも、それって “私のことも拒絶する” ってことよね?」


「……」


 カイは何も言わずに拳を握る。


「ふふっ、悲しいわね。私、あなたとは “もっと仲良くなれる” と思ったのに」


「……悪いが、俺はあんたの “おもちゃ” じゃねぇんでな」


「……あら、素敵♡」


 ラヴィニアはくすりと笑いながら、一歩踏み出す。


「じゃあ、もう一度 “甘い夢” を見せてあげるわ」


 そう言いながら、ラヴィニアはカイの目をじっと見つめた。


 ゾワリ──ッ


 背筋に寒気が走る。


 ラヴィニアの目は、どこまでも深い。見つめられたら最後、そのまま心を絡め取られてしまいそうなほどに。


「さあ、こっちへいらっしゃい」


 ラヴィニアが甘く囁く。


「絶対に “気持ちよく” してあげるから」


 その言葉とともに、カイの視界が揺らぐ。


 ──意識が、溶ける……?


 だが。


「……もう、やめような」


 カイは大きく手で振り払う。


 その瞬間、 “バチィッ!!” と空間が弾ける音が響く。


「……っ!?」


 ラヴィニアの表情が、僅かに歪んだ。


「なに……これ?」


 まるで “世界そのもの” から拒絶されるような感覚。


 カイは目を細めると、ゆっくりとラヴィニアに向けて歩みを進める。


「俺は……」


 ズズズ……ッ!!


 カイの歩みに合わせて、ラヴィニアの“誘惑”が霧散していく。


「……お前の “存在” を拒絶し続ける」


「……っ!」


 ラヴィニアの顔が、怒りに歪む。


 「──やめて!!!」


 その瞬間、空間が揺れた。


 ラヴィニアの体から、尋常ではない “威圧オーラ” が溢れ出す。


「……ああ、もう!!」


 ラヴィニアが髪を乱しながら叫ぶ。


「“拒絶” されるのって、ほんっとにムカつくのよねぇぇぇ!!!」


 これまで余裕たっぷりだった彼女の表情が、初めて “怒り” に染まる。


 次の瞬間──


 ラヴィニアが “本気” を出した。

みなさん、こんにちは!いつも読んでいただきありがとうございます!


こうして皆さんに物語をお届けできるのは、本当に幸せなことだと感じています。感謝の気持ちでいっぱいです!

この物語は定期的に更新を目指しており、皆さんと一緒に成長していきたいと考えています。少しでも続きが気になるような展開をお届けできたら嬉しいです!


ちなみに、途中で「あれ?前に読んだ内容がちょっと変わってる?」と感じることがあるかもしれません。それは物語の本筋を変えない範囲で、文章や展開をブラッシュアップしているからです。より楽しんでいただけるよう、細かい部分をちょこちょこ改稿するのが作者の趣味なんです(笑)。


そして最後に……

いいねやコメント、本当に励みになります!

いただけると「次の更新もがんばるぞー!」ってやる気がグンとアップします。どんな感想でもいいので、気軽にひとことでも残してもらえると嬉しいです!


それでは、今日も物語の世界へどうぞ!

お楽しみいただけますように!

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