表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が強すぎて人生ハードモード  作者: 雨宮悠理
Phase3 動乱の学園
PR
54/76

分断された戦場

「ミホ!」


 ミホの名を叫ぶサクラの声が、静まり返った廊下に響いた。


 捕えられたミホは、焦燥と恐怖を写した瞳をサクラへ向ける。彼女のそばには石田もいるが、二人ともまるで何かの力で拘束されているように、動けないようだった。


 その前に立つのは、まるで対照的な二人の女性。


 一人は、クールな雰囲気を纏った知的な美女。無駄な感情を挟まない冷徹な眼差しで、静かに場を掌握していた。

 もう一人は、グラマラスな体を惜しげもなく強調する、セクシーな美女。彼女は挑発的な笑みを浮かべ、カイとキョウゴを舐め回すように見つめていた。


「ミホたちを解放して!」


 サクラが一歩前に出るが、知的な美女が冷たく言い放つ。


「いや。貴様たちは、ここで止まれ」


 それだけの一言。しかし、その声には一切の迷いも躊躇もなかった。まるで絶対の命令のように、サクラとルナの動きを封じる。


 一方、カイとキョウゴは、石田を助けようと動こうとした瞬間、セクシーな美女が小さく微笑んだ。


「そんなに焦らないで?どうせなら、お姉さんと楽しく遊びましょ?」


 妖艶な声が響くと同時に、カイとキョウゴの足元がぐにゃりと歪んだ。まるで空間そのものがねじ曲がるような感覚に、一瞬体勢を崩しかける。


 それでも踏みとどまったカイが歯を食いしばりながら言った。


「遊びって……なんなんだよ、こいつら。俺たちをどうする気なんだよ」


 セクシーな美女は軽く肩をすくめる。


「あのね、こっちも暇じゃないのよ。だったら、楽しまなきゃ損でしょ?」


 その瞬間、知的な美女が静かに口を開いた。


「対象の切り分けを実行する。適切な戦闘環境へ移動」


 同時に、セクシーな美女が指を鳴らす。


 パァンッ!


 瞬間、目の前の空間が割れるように歪み、不可視の壁が形成された。


 ――分断された。


 ルナとサクラの視界から、カイとキョウゴの姿が消えた。


 それはカイとキョウゴにとっても同じだった。


 まるで異なる空間に引き裂かれたかのように、互いの気配すら感じられない。


「ちっ……これは、何の能力タイタンだ?」


 キョウゴが壁に拳を叩きつけるが、まるで鉄壁のごとく微動だにしない。


 すると、セクシーな美女が愉快そうに笑った。


「こっちの二人は力比べがお似合いね? 私とまずは力比べで遊びましょ?」


 一方、ルナとサクラが向かい合うのは、冷徹な視線を向ける知的な美女。


「余計なことはせず、大人しく拘束されろ。それが最も合理的だ」


 静かに、しかし決定事項のように言い放つ彼女の言葉に、サクラが舌打ちする。


「……やれやれ、随分と横柄なお姉さんだこと」


 サクラの肩越しに、ルナが静かに前を見据える。

 この状況――逃れる道は、もはや戦うしかない。


「サクラさん、不本意ですが。……戦うしか無さそうです」


「ええ、もちろん」


みなさん、こんにちは!いつも読んでいただきありがとうございます!


こうして皆さんに物語をお届けできるのは、本当に幸せなことだと感じています。感謝の気持ちでいっぱいです!

この物語は定期的に更新を目指しており、皆さんと一緒に成長していきたいと考えています。少しでも続きが気になるような展開をお届けできたら嬉しいです!


ちなみに、途中で「あれ?前に読んだ内容がちょっと変わってる?」と感じることがあるかもしれません。それは物語の本筋を変えない範囲で、文章や展開をブラッシュアップしているからです。より楽しんでいただけるよう、細かい部分をちょこちょこ改稿するのが作者の趣味なんです(笑)。


そして最後に……

いいねやコメント、本当に励みになります!

いただけると「次の更新もがんばるぞー!」ってやる気がグンとアップします。どんな感想でもいいので、気軽にひとことでも残してもらえると嬉しいです!


それでは、今日も物語の世界へどうぞ!

お楽しみいただけますように!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ