表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の魔導書と魔物使い  作者: 村野貴里
第一章 誕生
13/14

閑話 ヤシロ

 ……なんだ? ここはどこだ?


 真っ暗だ。周囲全方位全てが闇だ。


 俺は、どうしてここにいるんだ?


 答えてくれ。ここは誰もいない。だが、誰か答えてくれ。


 誰か。



 ―――貴方は罪を犯したのです。



 誰だ? どこにいる?



 ―――何の罪もない人々を殺戮し、悪行の数々を行った。犯罪史に名が乗る程の罪を犯したのです。



 仕方なかった、仕方なかったんだ! そうしなければ、俺は―――



 ―――確かに、仕方ない場合もあるでしょう。ですが、それが派生して罪のない人々を殺めてはなりません。貴方はそれを楽しんでいましたね。



 ……殺して何が悪い! 増えすぎた家畜を処分していただけだ!



 ―――そうですか。貴方は悔い改め、清く正しい信念を持つことは出来ませんか?



 清く正しい? 悔い改める? 反吐が出る! 俺は殺し続ける。自分が満足するまで、殺し続けるのさ。



 ―――ならば、もう言うことはありません。貴方の魂を浄化します。その後その魂は人々を救うために善行を行うことになります。



 善行なんてクソくらえ! 悪行こそが世に溢れるべきなのさ!



 ―――聞くに耐えませんね。では、始めましょう。



 まて! 俺はまだ殺さなければ────



 ―――では、最後に。貴方があちらで善良なる者となりますように。『ヤシロ』様。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ