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弱きより起つ  作者: 天野大地
第三話 集結
43/48

8― 巡回

 或《あ》る日《にっ》中《ちゅう》。

源《げん》は町《まち》を歩《ある》き

アンドリューとマサラが付《つ》いて歩《ある》いていた。


「オゥビスの伝手《つて》で

寝泊《ねと》まりの心配《しんぱい》は無《な》く成《な》ったけど。

此《こ》れは止《や》めちゃいけないね」

 源は言《い》うが。


「何《なに》? 買《か》い物《もの》でもするの?」

アンドリューは呑《のん》気《き》に訊《き》く。


「ぼでえがーどだよね♪」

 マサラはアンドリューと手《て》を繋《つな》いでいる。

「まあもう寝泊まりする場《ば》所《しょ》が在《あ》る以《い》上《じょう》

内容《ないよう》を変更《へんこう》せざるを得《え》ないけど」

 源はマサラに応《こた》えるが。


「ぼでえがーど?」

アンドリューは分《わ》かっていない。


「忘《わす》れていないよね。

僕《ぼく》は誰《だれ》か襲《おそ》われているヒトの前《まえ》に現《あらわ》れる。


まあ以《い》前《ぜん》は糧《かて》を得《え》る為《ため》だったのだけど。

 仕《し》事《ごと》って訳《わけ》だね。

今《いま》は寧《むし》ろオゥビスと別行動《べつこうどう》する訳にもいかなく成《な》った。


 被《ひ》害者《がいしゃ》を警察《けいさつ》機《き》関《かん》に

保護《ほご》させる迄《まで》、を数熟《かずこな》す事《こと》に成るかな」

 源は感《かん》情《じょう》が籠《こも》らない言《こと》葉《ば》を

淡々(たんたん)と続《つづ》ける。


「其《そ》れこそ警察機関に任《まか》せれば良《い》いんじゃない?」

等《など》とアンドリューは返《かえ》すが。

「君《きみ》は警察機関に任せておいて助《たす》かったのかい。

まあ物《ぶつ》理《り》的《てき》にどうしても手《て》は回《まわ》らないだろうし。


どうしても疎《おろそ》かな所《ところ》も出《で》るものだよ」

源は手《て》痛《いた》く切《き》り返《かえ》す。


「……警察機関もやる気無《きな》いのかねえ……?」

 アンドリューは苦《にが》い顔《かお》に成るが。

「其れは有《あ》るだろうし

漠然《ばくぜん》と頑《がん》張《ば》ろうなんて思《おも》っても

現実《げんじつ》には反映《はんえい》されないね。

 いや他《た》人《にん》に期《き》待《たい》し過《す》ぎるのも間《ま》違《ちが》いだし。


結《けっ》局《きょく》は「自《じ》助《じょ》努《ど》力《りょく》」、かな」

源は其う結論《けつろん》する。



「警察機関って……存在《そんざい》意義《いぎ》有るの?」

 アンドリューは本当《ほんとう》に嫌《いや》そうだが。

「在《あ》れば「無《む》法《ほう》地《ち》帯《たい》」よりはマシに成るんじゃあない。

まあ腐《ふ》敗《はい》していなければ、だけど」

源はやはり感情が籠らない返《へん》事《じ》をする。


「悪者《わるもの》を捕《つか》まえても

突《つ》き出《だ》す所が無《な》いと困《こま》るし」

 源が何《なん》の気《き》なしに言《い》う。

「……キミには悪者は捕まえるモノ、なんだね……」

 アンドリューは呆《あき》れている様《よう》な戦《おのの》いている様な。

何とも言えない顔をする。



 不意《ふい》に。


源の姿《すがた》が路地《ろじ》裏《うら》に消《き》える。


「あれえっ?!」

 つい今話《いまはな》していた源が消え。

アンドリューは狼狽《うろた》えるが。

「ぼでえがーど開《かい》始《し》だねっ♪」

マサラは興奮《こうふん》している?


 其の内《うち》。


「何だテメっ! ……ごっ?!」

「ぐぶっ!」「ぎゃっ!」「ごぁっ?!」

「ぐああぁぁ……!」


等と路地裏から聞《き》こえてくる。


「ああ……ゲンが戦《たたか》ったんだね……」

 アンドリューが何か諦《あきら》めたかの様に言うのに。

「何でゲンが誰かを助けたのに

嫌そうなの?」

マサラは無《む》邪《じゃ》気《き》に純《じゅん》粋《すい》に訊《き》く。


「いや。 嫌な訳はないよ。 唯《ただ》……。


話している最《さい》中《ちゅう》にするりと居《い》なく成って

戦っているってどういう事?! ってさ……?」

 其れこそアンドリューは困った様だ。



 其して。


路地裏から

見《み》るからにガラが悪《わる》い男《おとこ》達《たち》と。


源と。


恐縮《きょうしゅく》頻《しき》りな女性《じょせい》が出《で》て来《く》る。


「さあ行《い》こうか」

 源は本当《ほんとう》に何《なに》気《げ》なく言うが。

「いやソイツ等《ら》縛《しば》ったりしないのっ?!」

アンドリューは一番《いちばん》気になる所を突《つ》っ込《こ》む。



 源は平然《へいぜん》と返すのだが。

「面倒《めんどう》。

でも怪《あや》しい動《うご》きをしたら……

分《わ》かっているよね」

男達にも向《む》けて源がさり気なく言えば。


「くっ!」「クソっ……!」

「ウルセえよ……!」

男達は嫌そうにしながらも

逆《さか》らう気《け》配《はい》は無《な》い。




「今更《いまさら》だけど……!

ゲンって恐《おそ》ろしいのかな……?」

 アンドリューは戦く。

「相《あい》手《て》に意《い》識《しき》が有っても逆らわせないというのは。

相当《そうとう》に実《じつ》力《りょく》差《さ》を見《み》せ付《つ》けなければいけないね。


 真似《まね》はしない様に」

 源が淡々と言うと。


「はあい♪」

マサラは素《す》直《なお》に挙手迄《きょしゅまで》して。


「しないよっっ!」

アンドリューは盛大《せいだい》に突っ込んだ。

 お久し振りで御座いますぅ……!


暑いと執筆速度が落ちますね?!


 此んな一部分の文字数少ない作品が

もう二ヶ月?! に成ります!


申し訳ないっっ!!


 さて。 暑い夏ですが!

気になるお話をお一つ。


 歴史的大震災の前年の夏は

記録的に暑かった!!!!


のだとか。


 其して


今年は観測史上最大に酷暑!!!!


なのだとか?(汗)


 来年地震大丈夫か?

というお話デスね?(大汗)


心の片隅位には置いておきましょうっ!(汗)

 暑いなあ……!

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