8― 巡回
或る日中。
源は町を歩き
アンドリューとマサラが付いて歩いていた。
「オゥビスの伝手で
寝泊まりの心配は無く成ったけど。
此れは止めちゃいけないね」
源は言うが。
「何? 買い物でもするの?」
アンドリューは呑気に訊く。
「ぼでえがーどだよね♪」
マサラはアンドリューと手を繋いでいる。
「まあもう寝泊まりする場所が在る以上
内容を変更せざるを得ないけど」
源はマサラに応えるが。
「ぼでえがーど?」
アンドリューは分かっていない。
「忘れていないよね。
僕は誰か襲われているヒトの前に現れる。
まあ以前は糧を得る為だったのだけど。
仕事って訳だね。
今は寧ろオゥビスと別行動する訳にもいかなく成った。
被害者を警察機関に
保護させる迄、を数熟す事に成るかな」
源は感情が籠らない言葉を
淡々と続ける。
「其れこそ警察機関に任せれば良いんじゃない?」
等とアンドリューは返すが。
「君は警察機関に任せておいて助かったのかい。
まあ物理的にどうしても手は回らないだろうし。
どうしても疎かな所も出るものだよ」
源は手痛く切り返す。
「……警察機関もやる気無いのかねえ……?」
アンドリューは苦い顔に成るが。
「其れは有るだろうし
漠然と頑張ろうなんて思っても
現実には反映されないね。
いや他人に期待し過ぎるのも間違いだし。
結局は「自助努力」、かな」
源は其う結論する。
「警察機関って……存在意義有るの?」
アンドリューは本当に嫌そうだが。
「在れば「無法地帯」よりはマシに成るんじゃあない。
まあ腐敗していなければ、だけど」
源はやはり感情が籠らない返事をする。
「悪者を捕まえても
突き出す所が無いと困るし」
源が何の気なしに言う。
「……キミには悪者は捕まえるモノ、なんだね……」
アンドリューは呆れている様な戦いている様な。
何とも言えない顔をする。
不意に。
源の姿が路地裏に消える。
「あれえっ?!」
つい今話していた源が消え。
アンドリューは狼狽えるが。
「ぼでえがーど開始だねっ♪」
マサラは興奮している?
其の内。
「何だテメっ! ……ごっ?!」
「ぐぶっ!」「ぎゃっ!」「ごぁっ?!」
「ぐああぁぁ……!」
等と路地裏から聞こえてくる。
「ああ……ゲンが戦ったんだね……」
アンドリューが何か諦めたかの様に言うのに。
「何でゲンが誰かを助けたのに
嫌そうなの?」
マサラは無邪気に純粋に訊く。
「いや。 嫌な訳はないよ。 唯……。
話している最中にするりと居なく成って
戦っているってどういう事?! ってさ……?」
其れこそアンドリューは困った様だ。
其して。
路地裏から
見るからにガラが悪い男達と。
源と。
恐縮頻りな女性が出て来る。
「さあ行こうか」
源は本当に何気なく言うが。
「いやソイツ等縛ったりしないのっ?!」
アンドリューは一番気になる所を突っ込む。
源は平然と返すのだが。
「面倒。
でも怪しい動きをしたら……
分かっているよね」
男達にも向けて源がさり気なく言えば。
「くっ!」「クソっ……!」
「ウルセえよ……!」
男達は嫌そうにしながらも
逆らう気配は無い。
「今更だけど……!
ゲンって恐ろしいのかな……?」
アンドリューは戦く。
「相手に意識が有っても逆らわせないというのは。
相当に実力差を見せ付けなければいけないね。
真似はしない様に」
源が淡々と言うと。
「はあい♪」
マサラは素直に挙手迄して。
「しないよっっ!」
アンドリューは盛大に突っ込んだ。
お久し振りで御座いますぅ……!
暑いと執筆速度が落ちますね?!
此んな一部分の文字数少ない作品が
もう二ヶ月?! に成ります!
申し訳ないっっ!!
さて。 暑い夏ですが!
気になるお話をお一つ。
歴史的大震災の前年の夏は
記録的に暑かった!!!!
のだとか。
其して
今年は観測史上最大に酷暑!!!!
なのだとか?(汗)
来年地震大丈夫か?
というお話デスね?(大汗)
心の片隅位には置いておきましょうっ!(汗)
暑いなあ……!




