はじめましてではなかった人
俺は桜坂さんにあっている
具体的にいつかというと
サンドバックを見に行った次の日
家で何を買うか考えて買いに行った帰りに変な人たちに声をかけられていたところに遭遇した
この辺ナンパ師多いなとも思ったけどその時はすぐに引いてくれた
その時俺がサンドバックを持っていたのでそこから話が広がり好きな映画や漫画の話になった
桜坂さんも意外とそういう作品を見るらしい
けどまさか部活で再開すると思ってなかった
「聞きそびれたけど蒼くんってあの金髪の人だよね?」
「はっはい、気づいてたんですね」
「そりゃー気づくよ、あんなに熱い夜を過ごしたんだし」
「熱い夜って、ただ喫茶店で話しただけでしょ!」
「というか桜坂さん話し方変わってない?」
「いやーだって君には好きなものとか知られてるしもう作った喋り方しなくていいかなと、女の世界は大変なんだよ」
「そうなんですか」
知りたくなかった事実!
女の世界は大変らしい
みんな気づかって生きてるんですね、
「ねぇ葵くん振られた者同士付き合おっか」
「えぇっ」
「そんなにびっくりしなくても、私は本気だよ」
「振られたものって、あなた振ってた側じゃん」
「細かいことは気にしない気にしない」
「あんまり細かくないと思うんですけど」
「まぁまぁ良いじゃん良いじゃん」
「いいのか?」
「私結構可愛いって人気なんだよ!」
「まぁそりゃー可愛いとは思うけど」
「じゃあいいじゃん両思いだね!」
確かに桜坂さんは可愛い、というかカッコ可愛いというやつだろうか
「というかなんで俺なんですか?桜坂さんくらい人気だったら他にもっといい人いるんじゃ?」
「え?やだ」
「なんでですか、」
「蒼くんが私の初めてだったから」
「初めてって?」
「男の子から聞くの?」
「いや、別に聞いちゃいけないもんじゃないでしょ多分」
「そっか聞いちゃうのか、」
「そんなに貯めるってことはなにかある?」
「いや?初めて私に興味を示さなかった人」
「え?」
「前に街であったとき私を助けてくれたじゃん?
その後話したときずっと別の方に意識向けてた感じしたから、こんな人初めてだなって」
「あぁーあのときは早くサンドバック使いたくて」
「そういう理由!?」
「はい」
「ますます好きになったよ、ねぇ付き合おっか」
「普通に嫌ですけど」
「なんで?!私可愛いし家結構有名な財閥だよ!」
「だから丁寧な喋り方作ってたのか」
「そーゆうこと」
「お金持ちも大変なんですね」
「ということで付き合って」
「嫌って言ってるじゃないですか」
「じゃーデートしよ!」
ということで何故かデートすることになってしまった




