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夢での再会


「えっ、本当にやるんですか?」




「駄目かな?」




「蒼くんが嫌じゃないかなと思って」




「んー別に嫌じゃないかな」




「無理なら言ってくださいね」





相手は文化祭の準備の時の写真を使ってきた


逆にこれを利用しない手はないと思った


それを踏まえての俺の策というのは






数日後




「先輩お久しぶりです」




「お~久しぶりだね蒼くん」




「もう明日文化祭ですね」




「そうだね〜クラスの方はもう大丈夫なのかい?」




「はい!」




「そっかそっか良かったよ今日は特に活動ないし明日は大変になると思うから帰っても大丈夫だよ」




「はいわかりました。 一ついいですか?」




「どうしたんだい?」




「他の部活は出し物やってるじゃないですか?俺たちは何かやるんですか?」




「前外で撮った写真を展示するよ。もちろん蒼くんのもね」




「なにか手伝うことってありますか?」




「手伝うことは特にないかな。準備もほぼ生徒会がやってくれたしね」




「今回は何もできずにすいません次なにかイベントがあるときはお手伝いします」




「そうかい、その時は頼りにさせてもらうよ」




「はい!」




「ふふっ」




「それじゃあ僕はこの辺で失礼します」




「は〜い気をつけて帰ってね」




「はい」




部室で先輩と会った後学校から出て家に帰った俺はいつもの二人とメッセージをしていた





凪咲 「明日の文化祭頑張りましょう」


蒼  「あぁ」


樹  「頑張ろうな」


凪咲 「明日一緒に各クラス回りませんか?」


樹  「俺は全然大丈夫、蒼は?」


蒼  「んー俺は係の時間以外なら」


凪咲 「時間があるときに声かけてください!」


蒼  「わかった」


樹  「なぁ蒼やっぱりやるのかあれ」


蒼  「一番手っ取り早いからな」


樹  「俺はその策あまりいいと思ってない」


凪咲 「私も蒼くんのことがやっぱり心配です」


蒼  「二人には迷惑かけないから大丈夫」





このときの蒼の発言は樹と凪咲の目には酷く悲しいもののようにうつった





(明日は絶対疲れるし今日はもう寝よう)




ご飯とお風呂を済ました俺はいつもより1時間も早く寝る体制になった


(おやすみなさい)





「蒼、今日はみんなでご飯食べるぞ」




「お父さん今日は大丈夫なの?」




「今日くらいは休みもらったよ」




「蒼はいつも頑張っているからね」




「うん!」





場面は転換する




「お母さんどこ行くの?」




「ちょっとね」




「そっか気をつけてね」




「………」




場面は転換する




「蒼、父さんこれからはあんまり家に帰れなくなると思う」




「そっかお仕事?」




「まぁそんなところだ、蒼ももう中学生だし大丈夫だよな」




「うん、平気だよ、いつもお疲れ様ありがとね」




「あぁ」




場面は転換する




「そういうことだから手を引いてくれないかな」




「空、やっぱりそういうことなんだな、美桜も」




「もうお前はいらないんだよ、」




場面は転換する




「お父さんとお母さんの話なんで忘れてたんだろう大切な話だったはずなのに」




ふと気づく、目の前に人の影のようなものができた




「誰だお前」




「悲し〜なわからないのか?、、、お前だよ」




「は?俺は俺だ」




「俺もお前だ、自分のことは自分が1番知っている、なぁお前が人を愛してもみんな不幸になるぞ」




「そんなことない、そんなこと」




「本当はわかってるだろ、人なんか愛しても意味ないって」




「そう、なのかな」




「お前はお前だけ信じてればいいんだよ」




「自分だけ、」




「そうだ、人なんか信じるな、信じられるのは自分だけだ」




「ははっ、そうだよな」





視界が闇に包まれる





「はっ、夢か、」




時計を見るとまだ午前3時前だった、起きるにはまだ3時間近くあった




(二度寝するか)





この夢は悲劇の前兆だったのかもしれない

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