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噂はすぐに広がる


「おはよ〜二人とも、なんか今日朝からすごいいろんな人に見られた〜」




「おはよう白石さん」 (どーしよ、とりあえずこの張り紙見せればいいかな)




「ちょっとごめんなんだけどこの張り紙見てくれない?」




「いいよ〜」




(どうしようかなーこのあと)




「えっ?これって」




「なんか昨日の写真みたいなんだけど少し加工されてるっぽいんだよね」




「確かにこんな近くで作業してなかったしね」




「それよりこれ誰が作ったんだろう」




「とりあえずなんか知ってそうな人に話聞いてみるか」




(怪しいと思う人たちはいるけど証拠ないからなーどうしよ)




「すいません少しいいですか?」




その後はいろいろな人に聞いて回った、あまりコミュニケーションは得意じゃないけどこれは自分だけの問題じゃないのでそこは頑張った


加工について詳しそうなパソコン部の人や


カメラを借りに来た人がいないかを先輩に聞いた


他にも各クラスのこういう話が好きそうな人たちにも聞いた


だけど犯人の手がかりは何も出てこない


ここが学校じゃなかったらよくあるヤンキー物みたいに力で探したりもしたかもしれない


ここは学校なので暴れたらいろいろな人に迷惑がかかってしまう、なのでこの策はひっそりと心にしまった


俺たちが犯人を見つけられなくても噂は増す一方だった




【あの人噂の人でしょ?】 【え〜相手意外と普通なんだ】


【あの一年あたしより可愛いから苦手だったんだよね】




「とりあえず犯人は見つからなくても噂の方をどうするか決めよう、当事者の二人は何か策ある?」




「樹先生、その聞き方はちょっと、、」




「そんなこと言ったって仕方ないでしょ〜ほら口より頭動かしてー」




「音楽の先生の真似ですか?」




「そうそう、似てる?」




「喋り方がそっくりです」




「確かに、樹お前才能ある」




「いや〜いらないな〜こんな才能」




「「あははっはは」」




いじめのような問題を解決しようとしているので空間は暗くなってしまう


それを防ごうと樹は冗談を交えながら俺たちに質問した




「策、策ね、策か、さく、さく、サクサクのポテト」




「サクサクのポテト?蒼お腹空いてるのか?」




「あっやべ、なんかさくさく言ってたらポテト食べたくなっちゃった」




「しょーがない場所変えるか、白石さんもそれでいい?」




「はい!喜んで!それでどこに行くんですか?」




白石さん的には嫌な話をしていると思うのにそれとは反対でとても楽しそうだった


まぁ暗すぎるとかよりはいいか




その後俺たちは近くにあるハンバーガーチェーン店に向かった




「白石さんなんかめっちゃ楽しそう」




「すいません、普通こういう話のときって楽しそうにしませんよね」




「いや、こちらこそごめん、責めるつもりはなかったんだ、もしよければ楽しそうにしていた理由聞かせてくれない?」




「いいですよ、教えて差し上げましょう!」




さっきの俺の発言で少し気分が下がったように見えたがまたテンションが戻ったので良かった




「それはですね、もちろん周りに色々言われるのはいい気持ちにはなりません、ですが、、こうやってみんなで計画立てたり買食いとかって高校生ぽくって楽しいな〜って思って」




「確かに、高校生っぽい」




こういう状況でこそ楽しんだり、雰囲気を気づかえる白石さんや樹をとてもすごいと思った




「それで、お二人さん何か策はできたのかな?」




「んー出来たといえばできたんだけど、、」




「どうした?あんまり良くないのか?」




「良くないというか、白石さんには迷惑かかっちゃうかも」




「私ですか?私は蒼くんに頼ってばっかりなので迷惑はどんどんかけてください!!」




「そっかそれなら頼らせてもらいます、それで策っていうのは、、」

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