文化祭と優しい先輩
「眠い」
昨日3時くらいに1度起きてしまったせいでとても眠く感じる
「学校行く準備するか」
準備を30分くらいで終わらせて学校に向かった
「蒼くんおはようございます」
「おはよう白石さん」
俺と白石さんは文化祭実行委員会なので生徒より少し早く学校に来ていた
ただ、あんなことがあったので2人っきりは少し気まずい
「蒼くん昨日は眠れましたか?」
「いや、全然」
「目の下にクマができてますよ?」
「あぁーまじか、」
「あれの時間までどこかで寝ててもいいんですよ?」
「心配ありがとう、でも大丈夫、頑張ってみる」
「無理そうなら言ってね」
「うん」
俺たちが生徒より早く来た理由は点検ということだった、白石さんと2人で点検したが大丈夫そうだった
「おはよう蒼」
「樹おはよう」
時間が経ち生徒がどんどん登校してくる
「大丈夫か?目の下くまできてるけど」
「それ白石さんにも言われた」
「おおさすが白石さんはよく見てるな」
「ん?どゆこと」
「いや、何でもない」
少し立つと先生が教室に入ってきた
多分来る時間はいつもより早い
「みんな席つけ〜」
「「はーい」」
「今日は待ちに待った文化祭だ、昨日配ったプリントに文化祭開催における決まりが書いてあるからしっかり読んでおけよ〜」
「「はーい」」
「それじゃあ文化祭頑張っていくぞ」
朝のホームルールが終わり教室は文化祭ムードに包まれた
文化祭開始時刻は10時からなのであと1時間ほどある、ここからの行動は自由なので俺は部室に行って少し仮眠を取ることにした
部室に向かうとドアがすでに空いていた
中に入ると先輩がいた
「おはよう蒼くんどうしたんだい?」
「おはようございます先輩、少し仮眠したくて」
「なるほどそういうことか、してくれて構わないよ」
「ありがとうございます」
俺は先輩にお礼を言って少し仮眠することにした
時々仮眠でも夢を見ることがあった
そしてその時々が今当たった
俺はどこかの教室を見ていた
その教室には喧嘩をしている人が二人いた
すぐになんの光景かはわかった
あのときのことをまた夢に見ている
できれば忘れたいあのときのことを脳は忘れさせてくれないらしい
少し時間が経ち目が冷めた、寝ていた時間は30分くらいだろう
「蒼くんどうしたんだい?なにか怖い夢でも見たのかい?話聞くよ?」
先輩はなぜか少し慌てている様子だった
「どうしたんですか?先輩、そんなに慌てて」
「えっ?自分で気づいてないのかい?蒼くんさっき寝ながら泣いていたんだよ」
びっくりして目のあたりを触ると目が濡れていることが分かった
「すいません先輩、少しお話してもいいでしょうか?」
俺は先輩にあの計画について話した、次からの部活で心配させないためだ、今この話をしたので余計心配をかけてしまった
「蒼くん、私はこの計画反対だよ、学校の噂を止める方法はこれしかないのかい?」
先輩には余計心配されてしまった。
大丈夫です、と話した。
何かあったら話してくれと言ってくれた俺はとても良い先輩を持った
文化祭開催まで残り30分もなくなった
俺はあの計画が成功できるか心配になった




