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下校後の一日は短い

「佐藤太郎さん一緒にご飯行きませんか?助けて頂いたお礼がしたくて」




俺は今さっきヤンキーに絡まれていた人にご飯に誘われている



(ここで断ったら感じ悪いよな)


「はい!大丈夫ですよ」


「そーいえば私自己紹介してなかったですよね

私の名前は白石凪咲と言います」




俺は相手の紹介を聞きまた相手のことを知ってるような気がした。




それから2時間が過ぎた

その2時間ではご飯に行き、その後は服を選んでもらったあまり知らない相手に服を買ってもらうのは申し訳なかったがお礼なのでと言われたのでありがたくもらった その後はお互い帰ったのだが白石さんが何事もなく家についていることを願う


「やっと家についた〜初日から疲れたな」



もちろん家には誰もおらずその声に返事が来ることはない

家の家族はいわゆる片親というものだ、と言っても悲しい別れではなく俺が小さいときにはもう母はいなかったと記憶している

父も俺が中3の終わり位からは平日は会社に泊まり休日は遊んでいるらしい

ということで半一人暮らしのようになっている

お金に不自由はしていないが少し寂しい気持ちもある こんなことを考えていても仕方ないので俺はお風呂に入り寝ることにした


また朝が来た平日の夜はなぜこんなに早いのだろうか、そんなことを考えながらまた今日も学校へ向かう




(初日は気づかなかったが結構人多いんだな)




人が多いせいか廊下を歩いて教室に向かうだけで沢山の人の話し声が聞こえてくるそれもこれもある特定の人に向けたものだ


教室につくとある一人の男が話しかけてきた



「おはよう蒼今日も早いな」



「俺ら昨日あったばっかりなのにもう呼び捨てなのか」




「いいじゃねえか俺らもう友達だろ」




「お前がいいならいいけど」




「お前じゃなくて斎藤樹だよ」




「はいはい樹、樹〜」




こんな朝から話しかけていたこの男は斎藤樹、俺の席が窓からニ列目なのに対しこいつは俺の前という席で少し話すようになった仲だ


「ていうかよあいつの人気やばくね?」




「あいつって?」




「白石さんだよ」




「白石?」




昨日ご飯を食べに行った人もそんな名前だったような?




「蒼、お前まじかよあんな可愛い人を忘れるなんて銀髪なんて普通いないぞ」




「朝来るときに色々な人が話してたのはその人についてか!」




「まぁあんだけ可愛かったらお近づきになりたいと思うやつも多いだろ」




「そういうもんか?」




「そういうもんなの男ってのは」




「ほ〜ん」




そんな話をしつつ俺は考えていた名前が白石で銀髪まさか昨日の人かな 噂をすれば来るとはまさにこのことで


「おい蒼、白石来たぞ」




(こんなことっあるのか、、)

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