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これが俗に言う高校デビュー


うおぉぉかっこいい


当時中学1年生の俺清水蒼はヤンキー物のドラマを見ながら思った


(高校生になったらあの人たちみたいに喧嘩してみたい)


とそこからの中学生活はとても短く感じた


中学3年の夏休み前ぐらいの時に色々あって学校での友達が少なかったので学校が終わったらすぐ帰宅し、ドラマや映画を見たり、筋トレをする生活をしていた


「今日から高校生か!」


そこそこ良い高校に進学した俺はこれからの学校生活に心を踊らせた


「この街で一番強いヤンキーになってやる!」


誰もいない家で叫んだ



まちに待った高校生活は予想と大きく反していた 


(あのドラマみたいに髪を染めてる人や制服を改造している人がいないじゃん)


そう、この学校には俗に言う不良というものがいなかったこれもそこそこの学校に行ってしまった宿命である


「うわーまじかー」


初めての登校でホームルームが終わり誰もいない教室でつぶやいた。

学校では不良を隠したい俺は自己紹介を失敗せずにやり遂げることができた

自己紹介では好きなものや人物を聞かれたが適当に有名なものや人物を言った


俺は喧嘩はしてみたいけど注目される事が好きなわけじゃない、中学の時のような面倒事に巻き込まれるのはごめんだったのでクラスではカースト最底辺の陰キャを目指すことにした


学校が予想より早く終わったので不良が良くいそうな繁華街や駅前に向かうことにした。



まず駅についた俺はトイレを探した、理由は変装をするためである髪は赤色のウイックを付けメガネはコンタクトにした                   


変装をした理由はクラスの人達にバレたくないからである


トイレから出てきた俺が目にしたのは不良に絡まれている女の人だった。


(これがナンパか〜あの人も困ってそうだしてかやめてって言ってるしこれを口実に喧嘩売ってみるか!)


そう思い早速行動に移す


「お兄さんその人嫌がってますよ」


 ヤンキーに声をかけてみた相手は大学生位っぽい女の人は高校生かな?


「は?お前に関係ないだろ!」


相手が突然殴りかかってきた


(キタキタ〜夢に見たような喧嘩だ)


俺は身長は平均より高く、体重もそこそこだった

加えて中学時代から1日も欠かさず筋トレをしているので本気で殴ったらやばいのだがテンションが上がってしまい想定よりも強い力で殴り返してしまった


(あっやべ)


そう思った直後相手は少し遠くにとびそのまま捨て台詞をはいて消えてしまった。           


「覚えてろよ」


(ドラマで見たまんまだ!)


そこでもさらにテンションがあがった


喧嘩が終わったので帰ろうとすると絡まれていた女の人に声をかけられた。


(あれ?そういえばこの人さっき学校で見たぞ?)


そう思ったのもつかの間


「御名前なんて言うんですか!」


と聞かれた


学校ではバレたくないので


「佐藤太郎です」


と答えておいた

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