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マスターネオはネコまない ―黒猫GMのマスター魔法奪還ログ―  作者: Master NEO
第三章 マスターネオの決意

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第三十三話 止まった兵士たち

 翌朝――集落の周囲に、異変があった。


 フィールドに、武装した人型の存在が現れていた。兵士のような外見。金属の鎧を着て、武器を持っている。しかし――動かない。


「……何体いる」


 ネオが数える。十体。いや、もっと多い。集落の外周を囲むように、等間隔で立っている。完全な包囲だ。


「NPCか?」


 セナが警戒しながら聞く。


「違う。ログにない」


「プレイヤーか?」


「……それも違う気がする」


 カイが一体に近づく。「……これ、動く気がしない。目が――空洞だ」


「空洞?」


「光がない。何も見ていない感じ」


 リリィが分析する。「誰かに送り込まれた傀儡――かな。でも操作されてるわけでもなさそう」


「単純な番兵プログラムだ。動かないが――集落から出ようとすると、反応する仕掛けだな」


「囲まれてるってこと?」


「そういうことだ。出入りを制限している」


 集落の空気が重くなった。


「……どうするの?」


 ラフが、ネオの後ろからそっと聞く。


「考える」


 ネオは一体の兵士を見た。動かない。ただ立っている。


 《ピグマリオン》は――対象を人形化する。でもこれは既に人形みたいなものだ。逆に使えないか。


 思考が、別の方向へ向いた。


 人形を――人形でなくすることは、できるか?


 《ピグマリオン》は、動けるものを止める魔法だ。ならば――逆に、止まっているものを動かすことは?


「……試してみるか」


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