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マスターネオはネコまない ―黒猫GMのマスター魔法奪還ログ―  作者: Master NEO
第三章 マスターネオの決意

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幕間 謎の男

 サーバールームとは別の雑居ビル。その一室で、一人の男がモニターの前に座っていた。


 窓はある。しかし遮光カーテンで覆われ、外の光は一切入らない。それが意図的なのは、明らかだった。


「……また、魔法を取った」


 男は小声で言った。「八つ目。《ピグマリオン》」


「そんな魔法、設計した覚えがない」


 GMが、暴走したプレイヤーを一時的に行動不能にするための緊急権限か。思わず口に出してしまっていた。


 沈黙。モニターの光が青白い。


「だが、あと少しだ」


 男が立ち上がった。椅子が引かれる音が、静かな部屋に響く。


「あと少しで、手に入る」


「次の手を打つ。今夜」


「全てのマスター魔法を奪う」


「そして、《パーフェクト・コード》を手にするのは、僕だ」


 モニターに映るネオの姿。黒い巨体。満ちつつある光。


「助けるために必要なんだ。――絶対に邪魔はさせない」


 男は部屋の奥にある重厚な扉を開け、その中に消えていった。


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