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幼い王と2人の騎士  作者: 鯉コク


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魔獣討伐


「炎魔法・『獄炎業火』」


城壁上空から眼下に向けてガンガジアが右手を凪ぐ。

地表に陽炎が揺らめき、次の瞬間、轟音を立てて一帯が燃え上がった。

城壁の外にそれを超える、天をも焦がす炎の壁。

規模の大きなそれは近くの森も燃やし、何とか逃れた鳥や動物が炎から逃げ惑う。

その光景は地獄のようだった。







遠く、城壁の外に巨大な炎の壁が見える。

この世の終わりのような光景。

ガンガジアの炎魔法。

全てを燃やし尽くすその光景は恐ろしいが、同時に神々しくもある。

『火』を使うことで人の社会は発展した。

あの轟々と全てを燃やし尽くす炎の壁の中にあるそれ。

魔力を感じるからこそそこに居ると判る、目にも見えないそれがあの凄まじい炎の壁を作った。

壮観だ。

畏怖と共に愛おしいような敬愛の念を覚える。


















「今日は俺が見張るよ。たまにはガンガジアもゆっくりして」


フレイは気合を入れてガンガジアに提案した。

しかしガンガジアはいつもの平坦な表情の中に「お前は何を言っているんだ」という空気を混ぜて口を開く。


「普段からゆっくり過ごしているが」

「そうだけど…」


スティクスが生まれてフレイが育児に掛かりきりになったため、国防、魔獣の討伐はガンガジアが一手に引き受けている。

フレイは元平民だ。ある日突然魔力が覚醒し騎士になった。

平民にとって騎士とは、自分たちの生活を安全に保ってくれる大切な存在だ。

あの、城壁を超えて見える巨大な魔法を使って魔獣を退治し、国を守ってくれている。

幼い頃に一度住んでいる村近くの城壁外で大魔法が使われ、間近で巨大な魔法を見たことがあるフレイは、とりわけ騎士に対する敬愛の念が強い。

強大な魔力を用いた魔法で以て、魔獣から国を守ってくれている騎士。

今、フレイは騎士になった。

守られる側ではなく、守る側になったのだ。

スティクスも成長した。フレイも騎士としての仕事をせねばならない。

だが、フレイの意気込みに反しガンガジアの反応は極めて薄く、しかもフレイの意図する所が伝わっていない。

気合の入った顔をしていたかと思えば、途端に情けなく眉を落とすフレイの様子にガンガジアが小さく笑う。


「ふっ、判っている。不要な気遣いだが、久しくお前の氷魔法を見ていないな」


以前は2人で魔獣の討伐をしていた。

フレイとしてはガンガジアが睡眠中や風呂の最中は、とりわけ彼の代わりとして自身がその任を負っているつもりだが、ガンガジアは例え寝ていようと魔力の感知を怠っていない。

元々一人で国を守っていた彼は、どの状態であろうと魔獣の襲来を察知する。

それでも討伐は交互に行っていた。

だが、今はガンガジアが一人で国を守っている。

スティクスが幼く、フレイがこの子の側を離れられないからだ。

王たる少年はその強大な魔力で多少のことが起きようと問題ないとガンガジアは言うが、平民出身のフレイとしてはいくら魔力を持とうと幼子を放置するなど恐ろしくて出来ない。

結局フレイがスティクスに付きっきりであるため、スティクスが生まれて最近まで国防はガンガジアが、育児はフレイが請け負ってきた。


つまりここ5年、フレイは殆ど魔法を使っていない。

ガンガジアはフレイの氷魔法が好きだった。


温暖なこの地帯は冬に気温が下がろうと霜が降りることもない。

温度が0度になると水が凍り始めるという現象は知られているが、異常気象で極度に気温が下がらない限り人は氷を見ることが叶わない。

故に珍しいから好き、というわけでもなく、ただ純粋に氷という物質の形貌を美しいと感じる。

それを成形するフレイ本人によく似ているとガンガジアは思う。


「折角だ。ここまで見える程の『薔薇そうび』でも放て」

「え、でもこの間『獄炎業火』使ったばかりだよ?」

「構わん。見せつけてやれ」

「ええっ?いいの?」

「俺がいいと言うのだ。いい」


人の国は高く分厚い城壁に囲まれ、自然界の獣たちから守られている。

その城壁は何百年も生きた巨木の如く高く、城壁の上に商店街を開けるほど分厚い。

並の魔獣が魔力を使ったとて破壊し尽くせない堅固なこの壁は、人類が何千年も掛けて作り上げた魔力を持たないものの誇りだ。

そんな巨大な壁の中で普通に生活していては外の世界は判らない。例え城壁のすぐ外で魔法が放たれようと。

尤も城壁の上には自由に登れ、城壁近辺に住む住民が気紛れに外を眺めることもあるが、外に広がる光景は国内に広がる光景と大差なく、まして魔獣が襲ってくれば真っ先に狙われる可能性があるため、あまり外の世界に興味を持つ者は居ない。

つまり、例え城壁の外で轟音がしようと国民はさして気にしない。

自然界の現象に於いても轟音を立てる現象は幾つも存在し、倒木するだけでも大きな音が立つ。

また、魔獣同士の争いで何かしらの爆音が響き渡ることもある。

音が長引けば多少不安にはなるものの、国民たちは城壁外からの音をあまり気にしない。

よって、例え騎士が国に襲い掛かってきた魔獣を退治したとしても、それは高く厚い城壁に阻まれ民からは見えず、またその音を国民は歯牙にも掛けない。

この国で空を飛べるのは多量の魔力を持った騎士や王だけなので、退治にやって来た騎士の姿を見止めれば「ああ、騎士様が魔獣を倒しに来てくださった」と認識できるが、広大な国土の同じ場所ばかりが襲われるわけでもなく、下手をすると一生に数度程度しか「国が魔獣に襲われた」と認識出来ない場合もある。

高く分厚い城壁が第一線で魔獣から国民を守っているが、それは同時に強固であるが故に魔獣が襲ってきたことを国民に知らせない。


王や騎士はその巨大な魔力故に国民のように働くことが出来ず、彼らは基本的に”魔獣から国を守る”ことで対価として生活を保障されている。

国土が広大であり国境が長いため、魔獣は毎日のように国の何処かを襲うが、人々はそれを認識しない。

このような状態では、当然国民の中には「王や騎士はお気楽な奴らだ」といった感想を抱く者が出る。

過去そういう者たちが集まり宮殿へ反旗を翻したことがあったが、魔力を持たない集団の鎮圧など騎士には造作もなく、容易く鎮圧された。

次に、法で『王や騎士への侮辱は禁止する』と制定したが、それはそれで鬱屈の吐け口がなくなり、結局は同じようにして暴動が起きた。

現在その法は削除され王や騎士への不満を口にしても罰せられることはないが、滅多に見掛けない魔獣の襲来、引いては魔獣の討伐以外何もしていない王や騎士の自堕落な生活に不満を持つ者は居る。


その不満を解消させる方法が、城壁を超えて内陸にまで見える大魔法の使用だ。

これは例え相手が弱い魔獣であっても行われる。


定期的に内陸まで見える大魔法を見せつけるようになって、民からの暴動がぱたりと収まった。

天へと立ち上る炎。巨大な水の壁。轟音轟く太い稲妻。世界を貫く光の柱。

何も判らない者ですら目に見えて判る程の力の誇示。

最初こそは『王や騎士にはこれだけの力がある』という見せしめであったが、その効果は予想を外れ、巨大な魔法を目撃した国民はこう思った。

「騎士様があんなに大きな魔法を使うほどの魔獣を倒して下さった」。

目に見える形での魔獣討伐は、城壁外でのことなど何も判らない国民に対して”魔獣に襲われる危機感”と”それを討伐する騎士の偉大さ”を知らしめた。

結果的にこの見せしめは良い結果をもたらし、以後騎士たちは定期的に城壁外で巨大な大魔法を使うようにしている。


フレイ自身、辺境の城壁近くに住んでいたので、過去に巨大な炎魔法を城壁の内側から見たことがある。

あの巨大な壁を超えて見える更に巨大な炎の柱は、当時幼かったフレイには衝撃的であり、魔獣から国を守る騎士への畏敬の念を深めたものだった。

自身も魔法が使えるようになった今でも、ガンガジアに対する畏敬の念は増すばかりだ。

ガンガジアは、フレイにとって平民だった頃と変わらぬ『憧れの騎士様』である。









宮殿の中庭でスティクスと踊って遊んでいたフレイが、やおら動きを止めて顔を上げた。

フレイが踊りを止めたにも関わらずスティクスは踊ることに一生懸命で、それに気付かずノリノリで踊り続ける。

それをフレイは優しく止めた。


「スティクス、ごめんね。ちょっと待って」

「なに?」

「魔獣が来たかも」


スティクスがフレイを見ると、彼は何処か別の方向を見ていた。

少年も彼に倣って同じ方向を見るが、全く判らない。


「何でわかるの?」

「経験だね」

「俺、わかんない!」

「うん。お前もそのうち判るようになるよ」


いつもはスティクスの疑問に対して判りやすく、時間を掛けてでも説明するフレイが、今は簡単にしか返さない。

少年に説明することよりも、国境へ向かう魔獣の魔力に集中している。

とはいえ、スティクスは既にこの人の国や魔獣のことについて幾らかフレイから教わっている。

何も判らない、というわけでもない。

フレイが確認を取るように傍の石像の台座に腰掛けるガンガジアを見た。

実はこの魔獣襲来。判別が難しい。

というのも、王や騎士が感知出来るのは魔力のみであり、当然国境が感知内のどこに敷かれているかなど判らないからだ。

人の国は巨大な城壁で以て外の世界との境界を敷いている。

そして人の国に巨大な魔力は宮殿にしか存在しない。

故に、かなりの広範囲、国内に於いて『魔獣』と同等の魔力は宮殿以外に存在せず、極僅かに魔力を持つが故騎士の生活を助ける宮廷人程度の極小な魔力がぽつぽつと広がっており、その外に突如騎士と同等の大きな魔力たちが現れる。

そのため大雑把に国内と国外を判別することは出来るが、国境たる城壁の存在は判断できない。

最も端だと思える微細な魔力の持ち主が城壁付近で暮らしているとは限らない。

城壁が魔獣に破壊されればその地域一帯は混乱し、魔獣のみならず普通の獣たちからも生活を脅かされるようになる。

なので騎士は『人』を守るというよりも『城壁』を守るのだ。

国民は皆城壁の内側で暮らしているので、城壁を守ることが国民を守ることに繋がる。

しかし、その城壁が感知内の何処にあるのか判らないため、城壁外の魔獣が国に襲い掛かっているのか、ただ周囲をうろついているだけなのか、その判別が難しい。

地図と照らし合わせて判断したり国に近付く魔力の元へ片っ端から飛んで行く騎士も居るが、結局は完全に個人の感覚に因る。

フレイも騎士になって10年近く経つ。

今ではすっかり魔獣の襲来を判別出来るが、それでも毎回ガンガジアに確認を取っている。

それはフレイに魔獣襲来判別の自信がないというよりも、以前は2人で交互に討伐していたので、魔獣が来たと判断したら「今日は俺が行くね」「ガンガジアにお願いしてもいい?」と話し合っていた為だ。


「行け」

「うん」


王国第一騎士の判断を受け、第二騎士・氷のフレイが出る。

スティクスの前にしゃがみ、幼い王に言い聞かせる。


「じゃあ、ちょっと魔獣を倒してくるね。

 倒したらすぐ帰ってくるから、良い子にして待っててね」

「魔獣たおすの?俺もたおす!」

「うん。もうちょっと大きくなったらお願いするね。

 それまでは俺とガンガジアで倒すね」

「わかった!早くかえってきてね!」

「うん。行ってくるね」


前以てスティクスに「今日は魔獣の討伐に出る」と説明しておいたので、スティクスが生まれてから初めてのフレイ出撃だが、とても聞き訳が良い。


「ガンガジア、スティクスをお願いするね」

「ああ」


フレイはふわりと中庭から空へと舞い上がり、地上から離れるとドンッという爆音と爆風を巻き起こして姿を消した。

少年の幼い目では追えないが、魔力の移動でそれが知れるスティクスは、フレイが向かった方へ顔を向けて両手を振り上げ明るい声を上げた。


「ぼーん!!いいなあ!俺も空飛びたい!!!」

「魔力を操れるようになれば飛べる」

「すごーい!!!俺も空飛ぶー!!!ぐうーん!!」


少年は「空飛ぶ」と叫びながら何故か駆け出し、中庭に何本も立っている古く崩れ出している柱によじ登り始めた。

上まで登って飛び降りる気かと思ったが、少年は天辺まで登ることはなく半分程度登ったら何故か普通によじ降り、地面に立つと踊り始めた。

訳が判らない。

ガンガジアにとって子供は魔獣よりも意味不明な生き物だ。

そしてやかましい。

やはり自分が行くべきだったかと思ったが、それでもガンガジアはフレイの氷魔法が好きだ。

ここ5年、小さな氷を出す程度はしても、あの思わず見惚れるほどの美しい氷像は見ていない。

折角フレイが討伐に出る気になっているのだ。是非見たい。

仕方がない。

ガンガジアはフレイが戻るまで、この奇怪な生き物と共に居ることを決めた。




鉱山地方の山脈を越えた更に先。

誰も住まない、ただ資源を入手するためだけに敷かれた国境。

人里から遠く離れた城壁は修繕されることが少なく、この辺りは数千年も昔の城壁で風化し、古く脆い。


基本的に魔獣たちは城壁内に多く存在する小さな魔力という獲物に惹かれて襲撃してくる。

この小さな魔力とは、宮廷人たちと同じ、極僅かに魔力を持つ人々だ。

これは凡そ100人に1人の割合で存在し、それほど珍しいものでもない。

当然城壁の外にも小さな魔力を持つ魔獣とも言えない獣たちは存在するが、城壁の外にはそれと同時に様々な魔獣たちが点在し、それぞれが獲物を狩る為の縄張り争いをしているのに対し、城壁の中には遠く離れた所に大きな魔力が幾つかあるだけで、広範囲に脅威の無い容易く狩れる獲物が多数存在する領域のように感じられる。

その為、人の国は比較的頻繁に魔獣たちから襲われる傾向にあり、それは人が多く住む平野側が多い。

なので、こんな人の住まない辺鄙な地域を魔獣が襲ってくることは珍しい。

何処にでも常に例外とは存在するものである。


国のほぼ中央にある宮殿から比較的近い鉱山地方の奥にある国境。

長らく人の手が入っていないそこは城壁を挟んで国境の内外に森が広がっており、上空からでは魔獣を見つけにくいが、魔獣が垂れ流す魔力を頼りに場所を特定する。

騎士は人々に影響を与えないよう現地に着いても城壁に下りることなく上空に待機するが、この辺りは人が住んでいないので安心して低空飛行出来る。

魔力は持ち主を中心に所有量に応じた大きさに同心円状に広がる。

それは中心本体が最も濃く、本体から離れる程に薄くなっていく。

魔力をより強く、濃く感じる所に本体が居る。

見つけた。

城壁から程遠くない森の中。

縦横無尽に生える枝の隙間から見える一匹の狼。

本来は群れで生活する動物も、魔力を持つと単独で生活する。

農村育ちのフレイとしては出来るなら魔獣といえど殺したくないので、威嚇して引き下がってくれると有難い。


「こっちに来たら駄目だよ。帰りな」


牽制に抑えていた魔力を放つ。

しかし。


「ガルルルルルルっっ!!!」


魔力に差があることは判るだろうに、何故か逆に闘争心に火を点けたようだ。

魔獣であるが故に空腹で飢えることは少ないが、魔力を持つが故に力に溺れるのか、対抗するかのように魔獣も魔力を放ってきた。

明らかに殺意の込められたそれは魔獣の感情に影響されて変化し、火球のようなものとなりフレイ目掛けて飛んでくる。

フレイはそれを手で払い、自身の魔力で掻き消した。


敵意のある魔獣に慈悲は無い。


「氷魔法・『薔薇』」


魔獣へ向けて翳すように手を伸ばし、詠唱した途端

ビキビキビキビキッ!!!と凄まじい音が鳴り響き

一瞬で地面から何本もの氷の棘が放射状に生まれた。


追撃とばかりに魔獣の放った何発もの魔力の球は巨大なそれに飲まれて跡形もなく消え、魔獣本体も氷の中に閉じ込められて外からはその姿も見えない。

巨大な光るそれの中に、周囲一帯の森や城壁全てが飲み込まれる。

突如巨大な物体が現れ、空気が押されて強い風が吹いた。

氷からの冷気が風に乗って運ばれ、周囲の気温がぐんと下がる。


フレイの魔力により生み出されたそれは、地面から何本もの棘が生えた氷の彫像だった。


遠めに見ればそれは地面の一点を中心に放射状に棘の伸びた形をしているが、目の前で見ればそれは巨大な氷の壁にしか見えない。

棘の一本すらが柱をも通り越し、壁のように太く、それが何本もあらゆる方向へ向けて伸びている。

近くからでは、この氷の全容は把握できない。

ガンガジアが「宮殿からでも見える程の」と言ったので高さも天を突かんばかりに高く作った。

ここから宮殿の間には鉱山の山脈が立ち塞がっているので下の方は見えないだろうが、天まで届きそうな何本もの氷の柱は見える筈だ。

彼は今、この氷の薔薇を見てくれているだろうか。

お世辞を言わない彼が、フレイの氷魔法に関しては手放しで褒めてくれる。

自分の得意とする氷魔法を彼が気に入ってくれていることがフレイにはとても嬉しい。

フレイもガンガジアの豪快で壮大な炎魔法が好きだ。

今すぐ帰って彼の反応を見てみたいが、憧れの彼に褒められると照れて挙動不審になってしまう。褒められて照れて、挙動不審になって更に恥ずかしい、という思いを何度もしてきた。

少し心の準備が必要だ。


フレイは暫し自身が作り出した巨大な氷の上にしゃがみ込んでそわそわと脳内でガンガジアに褒められる予行練習をし、宮殿からガンガジアの魔力が放たれて「帰って来い」と呼ばれて我に返り(恐らくスティクスがぐずり出したのだ)、急いで宮殿へと戻った。









「お前の氷魔法も見慣れたが、造形の美しさは磨きを増していくな」

「そ、そんなことないよっ!!俺なんてまだまだだしっ、馬鹿だし頭悪いし…!!手記にも上手に表現出来てないし…!!

 ガンガジアの炎魔法の方が凄いし神々しいし強いし格好いいよ!!」

「フレイ変!」


結局照れて普段と違う挙動を取ってしまい、スティクスに初めて見る生き物を見る目で見られた。




因みに、フレイの作った巨大な氷の塊は、そのままにしておくと周辺の気温を長期間に渡って冷やし続けるため、適当なところで満足したガンガジアが蒸発させた。

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