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AF―After Fantasy―  作者: 04号 専用機
Vengeance is mine
72/166

イットイズ・マイ・プロローグ

実はここからが本番なんじゃ

 この世界は腐っている。

 ボクはそれを知っていた。

 ずっとずっと昔から、ボクは事実を見つめ、認め、記憶してきた。


 この世界は腐っている。

 だから僕はこの世界を壊そうと思う。

 それが神の御意志だからではなく、僕自身がそうしたいと願ったから。


 この世界は腐っている。

 なぜなのかは明確で、世界そのものに非はないなんて、火を見るよりも明らかで。

 ならばどうすればいいか分かっていて、ハッキリとしているからこそ、今のボクにはどうしようもないと、勝手に思い込んでいた。


 この世界は腐っている。

 時は満ちた。もう待つ必要は無いのだ。大義を得て、力を得て。

 あの時とはもう違う。この手から零れたもの悔いたなら、ただ……その無念を晴らせばいい。

 最早誰にも止められないのだから。


 この世界は腐っている。

 だからボクは――

 だから僕は――


 この世界を、変えようと思った。


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