第十二話 決着は瞬間的に
前回からタイトルパターンを変え始めてみました!
どういうテイストのタイトルがいいかまだちょっと悩んでます
ガキン!
鎧を纏った拳同士がうなりをあげる
「ふんっ!」
バルボラは地面を蹴り足元のコンクリートを蹴り飛ばす
「効かぬわ!」
グンタクがそれをカミキリムシの力で破壊する
その間に近づき強化されたバルボラの殴りがグンタクを襲う
(これだけの力を持ちながら組織のデータベースに情報がない さっき過ごした時間が長くないとも言っておったの…目覚めたばかり ということは血装甲できる時間も長くないはず)
グンタクは荒々しくありながらも冷静に分析する
(このままさっきわしがやったように絶え間なく殴りかかってこられれば、それを受け止める自信はないが 時間切れを狙うことだってできる だがそれでは…)
「やっぱりつまらんよのぅ!」
猛攻には猛攻を がグンタクの信条でもあった
「1対1で全力でぶつかり合おう!」
そう言ったその時、バルボラがニヤリと笑った
「ストライク!」
「アルビレア!」
スピルの貫く技とレキンの地面から殴る二人の攻撃が揃って決まる
「あなたが4対1であることを忘れる瞬間を待っていた」
「みんな!耳塞いで!あ゛〜♪」
ビタの超音波攻撃も炸裂する
「ガハッ!」
グンタクの血装甲が解かれ倒れ込む
「今のうちだ!ロール!」
ブラッドスコーピオンで縛り上げ動きを封じた
そこで初めてホッとしたように、バルボラが血装甲を解き、言葉をつづけた
「言ったでしょ 私の仲間は弱くないって」
同じ時
テイロス&エイダVSアンヘル
(こいつは異能持ちではないのか?)
銃と剣で応戦するアンヘルを見てテイロスは考えた
(それとも2対1だから足元を見られているのか?異能を使わずに制圧できれば手の内を晒さないアドバンテージはできるが…)
「オムスェレ」
小さな蛇の群体を足元に出現させる
(軽く見られたものだ 我々もこの異能も)
修行で強くなったのはバルボラだけではない テイロスもまた多くの学びを得て異能を研ぎ澄ませていた
「この群体のいずれかの個体が毒を持っている 果たして君は避けることができるかな」
「面倒だな…」
アンヘルはグレネードランチャーを取り出し群体に向けて発射した
ドォン!と派手な音が響き蛇たちが吹き飛ばされる
「あのスーツのどこにあんなデカい銃隠し持てるのよ…」
エイダが思わずため息をつく
「こんなものは振り払えばいいだけだ 避けるまでもない」
「本当にそうかな?」
グレネードで吹き飛んだ蛇の中に数匹無傷のままアンヘルの足元にたどり着いた蛇がいた
「クレシュトレ」
そう呟くとヘビは一気に巨大化した
「なっ…!」
再び吹き飛ばそうとするがもう遅い グレネードは払い落とされ巻き付かれる
「君が異能を持っているか持っていないかは今は判別できないが、格下相手であろうと油断すべきではないな」
「自分で格下だと認めるのかい?」
挑発するように言うアンヘルにテイロスが返す
「彼らの中では私が一番弱いのは事実だからな だが、そんな私に君は抑えられている
これも事実だ」
(この5人、流石の強さね…)
エイダが感心する
「あっちも終わったようだな エイダさん このまま連行しましょうか」
「そうね あっちに詰所があるからそこまで運びましょうか」
その頃カプラ隊では…
続く
テイロスを活躍させられて良かった…




