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第十話 異能、ぶつかる

会場へ続く廊下の調度品にかくれ、スピルたちは待ち伏せをしていた

すると…

「ずいぶん警備が薄いなぁ!こんなんじゃあっさり通り抜けちまうぜ」

「油断するな 物陰に潜んでいる可能性もある」

(きた…!)

二人組の男が本館の方に向かって走ってきた

片方は体格のよく大きな声を出す男で もう片方は細身の男だ

「あーあ 暴れ足りないぜ!警察隊の連中はこそこそしてる軟弱者しかいねえのか!情けねえな!」

この無意味にも感じる挑発が彼の怒りを呼び起こした

「それなら好きなだけ暴れさせてやるよ!血装甲!」

殴りかかったレキンを、男はがっしりと捕まえ投げ落とした

「お、釣れた釣れた ちょろいのがいるなぁ」

(ばかレキン!)

ビタが怒る

(こうなっては仕方あるまい 私とエイダさんでもう一人を止める みんなはレキンのサポートを)

((了解!))

「ストライク!」

スピルがブラッドスコーピオンで尻尾を作り真っ直ぐ伸ばす 足を転ばせようとするが

「その程度の攻撃効かんわ!」

通らない よろけさせることすら叶わなかった

(ブラッドスコーピオンが通じない!?あいつ何者だ!?)

異能持ちであることは確実だが、なんの異能かわからない 対人間の戦いの難しいところである

「貴様…ブラッドスコーピオンか ということは例のスピルという少年だな」

(俺のことを知っている!?いや、どこからか漏れてたっておかしくはないけど)

ブラッドスコーピオンは元々有名な異能であると同時に、ピンテアがあちこちで広めてしまったせいで異能を持っている人間が警察隊に所属していることまで知られてしまっている 

だがスピルは名前を叫んだわけではない 又聞き程度であれば能力の詳細はわからないはずである

「アンヘル!予定変更だ!こいつを育てるぞ」

アンヘルと呼ばれた細身の男は「了解」とだけ呟いた

「ちょっと スピルにずいぶん執着してるみたいだけど、あなた状況わかってる?4対1よ」

「4対1…か そういう生意気なことは実力が分かってから言うことだな」

瞬間 空間が切り裂かれた

行き場をなくした空気が爆発したように3人を吹き飛ばす

「うわっ!」

「わしの強さは感じたとおりだ これでも4対1だなんていえるかな」

たじろぐ3人 しかし1人だけは違った

「言えます 私が耐えられるんですから」

「ほぉ…」

さきほどの空気の爆発を、バルボラだけがびくともしていなかった

「すごい!」

「わしのように踏ん張る力が強いようだな ならば…」

男が動く

「力比べといこうか」

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