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第五部『ルミナス令嬢の逆ハーレム新世界開拓と、絶対女王の輪舞曲』第五部(第1話)第77話:新帝国の絶対女王と、五人の過保護な包囲網。

いつも熱い応援を本当にありがとうございます

お待たせいたしました、第77話の完全版です!


絶対神界のシステムそのものを「何度でも恋をする誓い」で完全粉砕し、すべての記憶と絆を守り抜いたアサヒたち。


目覚めた彼女がいたのは、これまでの全ての並行世界(地球・最初の異世界・ネオアルカディア)が一つに融合した新帝国の、煌びやかな絶対女王の玉座でした。


世界中から傅(かしず)かれるアサヒですが、お母さまユウコが遺した本当の最終伏線は、娘を世界の頂点に据える『至高の逆ハーレム帝国』の建国キーだったのです。


しかし、平和になったはずの世界で、アサヒの美しさに目を付けた別次元の勢力からの求婚暴動が発生!


5人の男たちの過保護な独占欲が世界スケールで大爆発する中、シオンが提示したのは未知なる新世界への航海図(マップ)でした。


新章・第五部の超大ボリュームな開幕回をお楽しみください!


読者の一人の私と一緒にゲートへ行ってもらえると…怖くないかも…です。

異世界はなにもかもが初めての世界です…。

私が大好きな物語少しの時間一緒に旅してもらえませんか…?

第五部『ルミナス令嬢の逆ハーレム新世界開拓と、絶対女王の輪舞曲』第五部(第1話)


第77話:新帝国の絶対女王と、五人の過保護な包囲網


「――全時空の統合完了。これより、絶対女王アサヒの治世が始まります」


脳内に優しく響いたのは、すべての世界の時間の源流と同化したお母さま――ユウコの、どこか悪戯っぽくて、けれど最高に慈愛に満ちた優しい声だった。


私がゆっくりと瞳を開けた時、視界に飛び込んできたのは、息をのむほどに壮大で、言葉を失うほどに絢爛豪華な『超時空王宮(・ ・ ・ ・ ・)』の謁見の間だった。


白亜の神殿のような大理石の柱が幾重にも立ち並び、壁面にはネオ・アルカディアのネオンのホログラムが美しく揺らめき、見上げる天井では、失われた古代の巨大な黄金の歯車が、静かに世界の新しい時間を刻んでいる。


前世の地球、最初のファンタジー異世界、そして高度な電脳並行世界。そのすべてが完璧に融合し、一つの理(システム)として調和した、新たなる多元世界の中心。


そして私は、そのすべての頂点に位置する、輝く純白のドレスを纏った『|時空の絶対女王《・ ・ ・ ・ ・ ・》』として、至高の玉座に腰掛けていた。


「……嘘、本当に私が、世界を統べる女王になっちゃったの……?」


呆然と呟いた私の前に、これまでの激戦を共に潜り抜けてきた、世界で一番頼もしい5人の最強の男たちが一斉に膝を突き、優雅に頭(こうべ)を垂れた。


「お目覚めかい、俺の愛しき女王陛下(アサヒ)。……いや、今日からは君の『第一夫君』としての役目を、さらに過激に果たさせてもらおうか」


最初に顔を上げ、とろけるような甘い微笑みを浮かべたのはアレンだった。


天才魔導士にして、この新帝国の最高魔導宰相となった彼の琥珀色の瞳には、世界のシステムを書き換えてもなお変わらない――むしろ格段に深まった、狂おしいほどの溺愛と執着が満ち満ちている。


アレンは玉座の階段をゆっくりと上り、私の腰を片手で力強く引き寄せると、その細い指先に極上の誓いのキスを落とした。「ちょっとアレン! 夫君の順番なんてまだ決まってないだろ! 朝一番からアサヒにベタベタ抱きつくなよ! アサヒ、おはよう! ほら、僕が最高騎士団長として、一生君の隣で君を護り抜いてあげるからね!」


黄金の髪をネオンの光に輝かせながら、ソルが私たちの間に強引に割り込み、私の右手を両手でギュッと恋人繋ぎで握りしめた。


太陽の瞳に宿る、地球の幼馴染「朝日くん」だった頃からの真っ直ぐな愛と本能の独占欲。


彼の手の熱さに、私の心臓がトクンと跳ねる。


「ふふ……アサヒちゃん。おはよ。女王陛下になっても、夕日だけの可愛いアサヒちゃんでいてね……? もし夕日以外の男を一番にしたら、このお城の地下に作った、最高に頑丈で豪華な女王専用の監禁部屋に閉じ込めちゃうからね……?」


夕闇の髪を揺らした最高暗殺部隊長の夕地が、完全にハイライトの消えたヤンデレの瞳で、私の背中からそっと細い腕を回してハグをしてくる。


ゾクゾクするほど重く、愛おしい抱擁。


「チッ、調律(コントロール)する世界が大きくなりすぎて忙しくなるが……アサヒ、お前を他の世界の男どもから隠す仕事が最優先だからな」


漆黒のコートを翻し、帝国の時空調律官となったクロノが、赤面しながらも不敵に微笑む。


「ハハッ、全並行世界のネットワークをハッキングして、お嬢さんのファンクラブ(不届き者)は全員俺がデータごとデリートしてやるよ。俺の電脳魔術は、すべて女王陛下のためにあるんだからな」


電脳情報長官となったシオンが、ゴーグルをクイと上げて頼もしく笑った。


5人の、私への限界突破した愛の包栄と、過保護な包囲網。


お母さまユウコが遺してくれた本当の最終伏線――それは、私が死ぬ運命を完全に回避し、愛する彼ら全員を合法的(システム的)に従えて、一生幸せに愛されて暮らすための『|至高の逆ハーレム帝国《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』の建国だったのだ。


「みんな、ありがとう。……でも、女王様なんて、私に務まるかしら?」


私が少し照れながら微笑むと、5人は同時に、私をさらに愛おしそうに、壊れ物を扱うようにギチギチと強く抱きしめてきた。


「務まるとも。君がただそこにいて、俺たちに愛されていてくれるだけで、この世界は完璧に回るのさ」


アレンが私の髪を優しく撫に、5人の熱い視線と温もりが私を包み込む。


世界を救った私への、最高に贅沢で甘々なご褒美の時間。


しかし、新しく生まれたこの融合帝国『クロノス・アルカディア』の平穏は、すぐに新たなる波乱へと巻き込まれていくことになる。


ドンッ! ドンッ! と、謁見の間の巨大な扉が外から激しく叩かれた。


「報告します! 世界が融合した歪みにより、かつて別の世界でお嬢さんに一目惚れしていた『|隣国の異世界の魔王《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』と『|神聖王国のイケメン皇太子《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』が、総勢数百万の兵を率いて、女王陛下への『求婚(プロポーズ)』のために国境線に押し寄せてきています!」


護衛の兵士が血相を変えて飛び込んできた。


その報告を聞いた瞬間、私を抱きしめていた5人の男たちの顔から、一切の笑みが消え失せた。謁見の間全体の空気が、一瞬で世界の終わりかと思うほどの、凶悪な殺気と嫉妬の魔力で極寒の空間へと凍りつく。


「面白いね。アサヒに求婚? 俺の闇で、その国ごと消滅させてあげようか」


アレンの周囲に巨大なブラックホールが展開され、


「アサヒは僕の奥さんになるんだ! その魔王だか皇太子だか知らないけど、僕の太陽光線で一粒の灰にしてやる!」


ソルの黄金の闘気が王宮の天井を突き破るほどに爆発する。


「ふふ……アサヒちゃんに色目を使うゴミ虫どもは、夕日がいっぱい切り刻んで、バラバラの生ゴミにしてあげるね……?」


夕日の漆黒の双剣が不気味にキィィンと鳴り響く。


「おいシオン、国境線の時空を固定しろ! 敵の軍勢ごと、存在のタイムラインを初期化(デリート)する!」


「おうよ! 相手の防衛システム全ハッキング完了だ! お嬢さん、これ以上不届きな男が増えねえように、俺たちの愛の重さを骨の髄まで教えてやろうじゃねえか!」


クロノとシオンもまた、凄まじい逆ギレっぷりで武器を構えた。


「ちょっとみんな、待って待って! 建国初日から戦争を起こさないでぇー!」


私の制止の声も虚しく、愛の重すぎる5人の最強の男たちは、私への独占欲を限界突破させて、新世界の求婚者たちを文字通り「絶滅」させるために一斉に動き出した。


その時、シオンが空中キーボードを高速で叩くと、私たちの前に眩い『次元の海(フロンティア)の航海図《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』がホログラムとして展開された。


「ハハッ! お嬢さん、ただあの求婚者どもをぶっ飛ばすだけじゃ退屈だ! 世界のシステムが書き換わったせいで、この融合帝国の真下には、無限の可能性が眠る未開の新世界へのゲートが開きまくってやがる! あのゴミ虫どもを片付けたら、そのまま俺たちとお嬢さんだけの、新世界開拓デートといこうじゃねえか!」


シオンが提示したホログラムの航海図には、前世の地球の超古代ハイテクノロジーが眠る『鋼鉄の遺跡世界』や、精霊たちの住まう未開の幻想世界など、見たこともない無数の未開拓座標が光り輝いていた。


シオンの頼もしい叫びに呼応するように、胸元の銀の懐中時計と右腕の七色の刻印が、ワク忘(ワクワク)するような新緑の光を放ってカチリと力強く回り始めた。


融合した新しい世界。


絶対女王となった私と、私を巡る彼らの最強最狂の逆ハーレムバトル。


私たちは顔を見合わせ、強く頷く。


愛する彼らとなら、どんな未開の運命の伏線だって、何度でもへし折って、完璧に開拓してみせる。


私は銀の時計の針を強く進め、新たなる戦い、そして一生終わらない甘々な逆ハーレムの日常に向けて、新帝国の絶対女王として、力強く未来への一歩を踏み出した――!


(第78話へ続く)



すべての並行世界を融合させ、絶対女王となったアサヒちゃん。しかし、平和になった途端に別の世界のイケメン魔王や皇太子から求婚(プロポーズ)の軍勢が押し寄せ、アレンたちの嫉ート(嫉妬)の炎が国を滅ぼすレベルで大爆発いたしました(お母さまユウコが遺した、アサヒちゃんを女王にするための逆ハーレム帝国の設定も絶好調です。笑)。


ここから、シオンの提示した航海図(マップ)を頼りに、「鋼鉄の遺跡世界へと突入し、4人がド派手な最新連携アクションを披露する第78話」へと完全に、綺麗に繋がります!


読んでくださりありがとうございました。

読者の一人としても、続きが気になります…

色々な想いがあります…上手く書けませんが

いつもありがとう…、と感謝を込めて...

次の物語へ…、

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