ついに新章・第四部『時空の神界編』が本格開幕!第四部『時空の神界反逆と、絶対女王の輪舞曲』の開幕となる第71話(第四部・第1話)第71話:神界の宣戦布告と、五重反逆の電撃戦
いつも読んでくださり本当にありがとうございます!ついに新章・第四部『時空の神界編』が本格開幕します!第70話で神の遺物『オリジン・クロック』を完全粉砕した直後、お母さまユウコすら予期しなかった最上位の世界『時空の神界』の扉が開き、絶対女王となったアサヒが生贄として指名されてしまいました。アサヒを神界へ連れ去ろうとする神々に対し、愛の重すぎる5人の最強の男たちが「アサヒを奪うなら神界ごと神々を皆殺しにして書き換える!」と大激怒!神の領域すら蹂躙する、前代未聞の神界反逆バトルが幕を開けます!
ついに新章・第四部『時空の神界編』が本格開幕。
第四部『時空の神界反逆と、絶対女王の輪舞曲』の開幕となる第71話(第四部。第1話)
第71話:神界の宣戦布告と、五重反逆の電撃戦
「――これより大罪人アサヒの魂を回収し、神界の生贄として永久に幽閉する」
上位神の無慈悲な音声と共に、王宮の地下十万メートルの超深淵に開いた『時空の神界』の扉から、眩い黄金の捕獲光線が私を捉えようと降り注いだ。
だが、その光が私のドレスに触れるよりも早く、目の前の空間が漆黒の闇によって完全に喰い尽くされた。
「――人間の分際、か。面白いね。アサヒを奪おうとするなら、その神界とやらごと、そこにいる本物の神々とやらを、俺の闇で一人残らず皆殺しにして書き換えてあげるよ」
最高魔導宰相であるアレンの琥珀色の瞳が、完全に狂気の色に染まっていた。
彼が両手を掲げた瞬間、神の捕獲光線を根底から消滅させるほどの巨大な『深淵・神殺しの門』が展開される。
世界を数千回滅ぼせる規模の漆黒の魔力が、神界の門へと逆に逆流し、侵食を始めた。
「アサヒを連れ去るなんて、神様だろうと絶対に許さないッ! 全員、僕の光で一粒の灰に変わるまで焼き尽くしてやる!」
最高騎士団長のソルが黄金の髪を激しく逆立て、太陽の瞳を爛々と輝かせた。
神界の扉から、私を排斥するために降臨してきた、数万の翼を持つ神の軍勢――『|神界の上位天使たち《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』。
しかし、ソルにとっては、大好きな私を脅かすただのゴミ虫に過ぎなかった。
「限界突破――極星太陽神威絶覇!」
ソルの全身から爆発した純度一〇〇%の黄金の神聖闘気が荒野のように深淵を焼き尽くし、襲いかかる天使の軍勢を、武器や防具ごと一瞬で蒸発・消滅させていく。
「ふふ……アサヒちゃん。アサヒちゃんを閉じ込めようとする悪い神様たちは……夕日がいっぱい切り刻んで、生ゴミにして、神界ごと消滅させてあげるね……?」
最高暗殺部隊長の夕闇の髪を揺らし、完全にハイライトの消えた瞳に底なしの純愛と神々への絶対的な殺意を滾らせる夕地。
「断絶・神界線断裂!」
彼女が漆黒の双剣を光速を超えた速度で振るうたび、空間の距離や神々の不死性すら無視して、天使たちの存在のタイムラインが次々と千切りに切り刻まれ、再生不可能なデータのチリへと変わっていった。
「神界の防衛システムだろうが何だろうが、お嬢さんのために全部ハッキングしてリセットしてやる! 逃がさねえぞ、神様共!」
電脳情報長官のシオンが空中キーボードを火花が散る速度でタイピングし、神界の門に張り巡らされた絶対防御コードを完全に剥ぎ取っていく。
「調律は完了した。アサヒ、お前の隣は、神にだって譲らない」
時空調律官のクロノが黒い歯車を虚空に叩きつけ、カチリと神界の門の時間を完全にフリーズさせた。
圧倒的、そしてあまりにも理不尽なまでの逆ギレ。
アサヒを護るため、アサヒを独占するためなら、本物の神々を相手にしても一歩も引かないどころか、その世界ごと皆殺しにしようとする5人の天才たち。
「みんな、息がぴったりすぎるわ……! でも、本当にかっこいい!」
私が右腕の七色の刻印を強く握りしめ、背後に漆黒と黄金、そして紫電に煌めく『|巨大な時計仕掛けの十翼《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』を羽ばたかせると、5人の魔力と私の女王の力が完全に一つに噛み合った。
「はああああああああッ!!!」私が十翼を羽ばたかせ、5人の執念を乗せた『|神殺しの七色因果の槍《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』を神界の扉の奥へと向けてド派手に投げ放った。
ドゴォォォォォォォォォォンッ!!!!!
全宇宙を揺るがすほどの凄まじい大爆発の光と共に、襲いかかっていた上位神の天使の軍勢は、私たちの限界突破した連携の前に、ただの一秒も持ちこたえられず、一瞬で文字通り「秒殺・一掃」されて全滅していった。
「ははっ! 神界の防衛コードが全滅してやがる! ざまあみやがれ!」
シオンが冷や汗を流しながらも、最高に楽しそうに不敵に笑う。
戦闘が終わり、硝煙が立ち込める神界の門の前で、4人がすぐさま私の全方位をガッチリと過保護すぎるほどに抱きとめてきた。
「アサヒ、怖くなかったかい? よく頑張ったね。さあ、神々を滅ぼしに、俺の腕の中で一緒に行こうか」
アレンが私の腰を強く引き寄せ、愛おしそうに私の額へと誓いのキスを落とす。
「アサヒ、怪我はない!? ほら、僕がぎゅーってしてあげるから、元気出して! 神様なんて僕が全員ぶっ飛ばしてあげる!」
ソルが私の両手を自分の胸に引き寄せ、熱い太陽の瞳で私を見つめる。
「あぁ……アサヒちゃん。アサヒちゃんを縛ろうとした神様たちの悲鳴、すっごく綺麗だったね……。夕日がお城に帰ったら、もっといっぱい、ぎゅーってしてあげるね……?」
夕日の細い指先が、私のドレスの裾を固く、決して離さないという執着で握りしめていた。
クロノもまた、漆黒のコートの下で
「お前の心臓の針は、俺たちが絶対に護る」
と優しく微笑んでいる。
5人の限界突破した力と、息の詰まるほどの密度の愛。
神界の門の向こうに広がるのは、まだ見ぬ本物の神々の最上位世界。
「ええ……! 行きましょう、みんな! 神様たちが私たちの邪魔をするなら、その神界のシステムごと、完璧にへし折ってあげるわ!」
私は右腕の紫の刻印を強く握りしめ、愛する5人の男たちと共に、神々を相手にした前代未聞の反逆の戦場――第四部『時空の神界編』へと、力強く足を踏み入れた――!
(第72話へ続く)
第四部『時空の神界編』第1話をお読みいただき、本当にありがとうございました!新章開幕早々、アサヒちゃんを生贄にしようとした上位神の天使の軍勢に対し、愛の重すぎる5人の最強の男たちが「アサヒに近寄るな!」と大激怒してド派手に秒殺・一掃する、最高にスカッとする神殺しバトル回となりました!(笑)。神の領域すら物ともしない彼らですが、アサヒちゃんを巡る過保護っぷりと独占欲は、神々よりも遥かに恐ろしいかもしれません(笑)




