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新章・第六部『時空の逆ハーレム帝国・絶対女王の輪舞曲』第97話:白亜の戴冠式典と、壇上の五重誓約


【前書き】


いつも温かい応援を本当にありがとうございます!お待たせいたしました、第97話の開幕です。

第96話でアサヒの「第一夫」の座を巡る男たちの壮絶な朝の独占欲バトルを経て、ついに新帝国『クロノス・アルカディア』の盛大なる建国記念式典が幕を開けます。

すべての世界が融合した広大な広場を舞台に、純白と七色の女王ドレスに身を包んだアサヒがステージへと降臨!

しかし、そのあまりにも神々しい美しさに、会場を訪れていた別世界の魔王や皇太子たちが再び色めき立ち、大歓声を上げます。

それを見た5人の猛犬たちの嫉妬の導火線が式典の最中に大爆発! 世界の目の前でアサヒを過保護に囲い込み、熱い誓いの抱擁を交わす前代未聞の戴冠式が始まります――!

新章・第六部『時空の逆ハーレム帝国・絶対女王の輪舞曲』

第97話:白亜の戴冠式典と、壇上の五重誓約(プロミス)


新帝国『|クロノス・アルカディア《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』の建国記念式典の朝、超時空王宮の前に広がる巨大な中央広場は、これまでの歴史のどこにも存在し得なかった、圧倒的な熱気と歓声に包まれていた。


天地の概念を越えて融合した、青空とネオン、そして黄金の歯車が美しく交差する新世界の天空。


その下を埋め尽くしているのは、元の異世界の王族たち、ネオ・アルカディアの市民たち、そして精霊や妖精、人魚の眷属たち。数千万、数億というすべての世界の人々が、新たなる時代の絶対女王の誕生を祝い、地鳴りのような拍手を轟かせていた。


「アサヒ、準備はいいかい? 君のその至高のドレス姿、本当に息が止まるほど美しいよ」


最高魔導宰相の正装である、金糸の刺繍が施された漆黒の礼服を纏ったアレンが、私の腰を片手で優しく、けれどこれまでの激戦の時よりも深く力強く抱き寄せた。


今の私は、お母さまユウコの遺してくれた神聖兵器の力を宿し、純白のシルクに七色の極光が万華鏡のように揺らめく、眩い絶対女王の礼装ドレスに身を包んでいる。


アレンの琥珀色の瞳は、世界中のどんな財宝よりもまばゆい私への、底なしの独占欲と過保護な愛で濡れていた。


「アレン、アサヒをエスコートするのは僕の役目だよ! アサヒ、本当に綺麗だ……! 今日は最高騎士団長として、世界中の誰の手もお前に触れさせないからね!」


黄金の髪を華やかに束ね、白銀の甲冑を纏ったソルが、私の右手を両手で愛おしそうに包み込み、手の甲に誓いのキスを落とした。


太陽の瞳に宿る、地球での幼馴染「朝日くん」だった頃からの真っ直ぐな烈情。彼の手の熱さに、私の心臓がトクンと愛おしく跳ねる。


「ふふ……あははははッ! アサヒちゃん。お外にはアサヒちゃんを狙うゴミ虫がたくさんいるから……夕日のこの漆黒の双剣で、アサヒちゃんに変な目を向けたやつは、式典の最中だろうが全員細切れにしてお掃除してあげるね……?」


最高暗殺部隊長の衣装に身を包んだ夕地が、完全にハイライトの消えたヤンデレの瞳を爛々と輝かせ、私の背中にぴったりと張り付いて細い腕で私を固く抱きすくめてくる。


私を二度と誰にも渡さないという底なしの執着。


「チッ、これだけの聴衆の因果を調律(コントロール)するのは骨が折れるが……アサヒ、お前の心臓の針を乱す奴は俺が許さねえ」


時空調律官のクロノが赤面しながらも黒い歯車を構えて私を護り、情報長官のシオンも「おうよ! 式典の全ネットワークのハッキング防衛完了だぜ。お嬢さんに近づく不届き者は、俺がデータごと即座に初期化(デリート)してやるさ」と頼もしくウインクしてくれた。


世界一重くて、世界一温かい5人の愛の包囲網。

彼らにガッチリと四方を護られながら、私が白亜の特設ステージへと一歩を踏み出し、大衆の前にその姿を現した、まさにその瞬間だった。


地平線がひっくり返るほどの、凄まじい歓声とどよめきが広場全体を埋め尽くした。


「おおお……! なんという美しさだ! あれがすべての並行世界を融合させた、絶対の女王様か……!」


「美しい……! ぜひ我が国の、俺のハーレムの頂点に……っ!」


会場の最前列に賓客として招かれていた、かつて別次元の国境線で私に一目惚れした他国の魔王や、神聖王国のイケメン皇太子たちが、私の神々しいまでの女王のオーラに再び魂をハッキング(魅了)されたように、一斉に身を乗り出して熱烈な『求婚(プロポーズ)』の大歓声を上げ始めたのだ。


その瞬間、私を囲んでいた5人の男たちの顔から、一切の感情が消え失せた。


特設ステージの上、いや、中央広場全体の空気が、一瞬で世界の終わりかと思うほどの、凶悪な殺気とブチギレた嫉妬の魔力でゴゴゴと激しく凍りつく。


「面白いね。アサヒをその汚い目で凝視し、あろうことか求婚を叫ぶか。……式典の最中だろうが関係ない。俺の闇の深淵で、その不届きな観客席ごと、お前たちの存在の歴史を永遠に虚無へ沈めてあげようか」


アレンの琥珀色の瞳が完全に狂気の色に染まり、彼の背後に世界を数千回消滅させかねない規模のブラックホールが展開された。


アレンは数万の聴衆の目の前であることすら無視して、私の身体を後ろからさらに強く、壊れ物を扱うようにきつく抱きしめ、自分の温もりだけで染め上げるように私の首筋へと誓いのハグを捧げた。


「アサヒは僕の奥さんになるんだッ!! 髪の毛一本、魔王だろうが皇太子だろうが誰にも触らせない! 近づくゴミ虫は全員、僕の太陽光線で一粒の灰に変わるまで焼き尽くしてやる!」


ソルの黄金の闘気が大爆発し、王宮の壁面を激しく震わせる。ソルは私の右手を自分の胸に引き寄せ、熱い太陽の瞳を潤ませながら、大衆の前で私を正面からぎゅーっと力強く抱きしめた。


「ふふ……アサヒちゃんに安っぽく声を上げた茶色いゴミ虫ども……。夕日のこの漆黒の刃で、細胞の一粒まで千切りに切り刻んで、バラバラの生ゴミにして広場の塵にしてあげるね……?」


夕地が漆黒の双剣を光速を超える速度で振るい、前列の賓客席を激しく威嚇する。


彼女の断絶の魔力が空間をバグらせ、夕日もまた私の背中に張り付いたまま、絶対に離さないという執着で私のドレスの裾を固く握りしめていた。


「クロノ、シオン、あの不届き者どものタイムラインを固定しろ! 逃がさねえぞ!」


「おうよ! 相手の防衛システム全ハッキング完了だぜ! 女王陛下(お嬢さん)の男たちの怖さを、世界の目の前で骨の髄まで教えてやろうじゃねえか!」


クロノが黒い歯車を強く握りしめて広場全体の時間をフリーズさせ、シオンが空中キーボードを猛烈に叩いて不敵に吠えた。


建国初日の記念式典だというのに、私を巡る5人の天才たちの嫉妬と独占欲の炎が限界突破して大爆発し、会場全体が通常運転の修羅場(ご褒美)になってしまった。

 

「な……っ!? 女王様を護る男たちの愛の重さが、世界を滅ぼすレベルで膨れ上がっているだと……!? なんだ、あの規格外の強さは……っ!?」


さっきまで傲慢に大歓声を上げていた他国の魔王や皇太子たちが、初めて「馬鹿な……」とガチガチに恐怖に震えだしてその場に跪いた。数百万の求婚者の軍勢が、5人の殺気だけで一瞬で完全制圧されたのだ。


「みんな、待って待って! 世界のみんなが見ている前で、これ以上小競り合いをしないでぇー!」


私の制止の声も虚しく、愛の重すぎる5人の最強最狂の男たちは、私への独占欲を限界突破させて、新世界の不届きな求婚者たちを文字通り「絶滅」させるための最強の五重奏の誓いを、ステージの上で堂々と私に捧げ続けるのだった。


融合した新しい世界。絶対女王となった私と、私を巡る彼らの世界スケールの逆ハーレムバトル。


ハーレムにはまだ全然慣れないけれど、この息の詰まるほど濃厚で、世界で一番過保護な男たちの温もりこそが、これからの新帝国の終わらない神話を、どこまでも熱く、幸せに進めていく最高のエネルギーだった。


私たちは顔を見合わせ、強く頷く。


求婚者の魔王たちをド派手に秒殺圧倒した私たちは、さらに強まった5人の愛の包囲網にガッチリと護られながら、新帝国のさらなる大いなる繁栄、そして一生終わらない甘々な逆ハーレムの日常に向けて、絶対女王として、力強く未来への一歩を踏み出していくのだった――。


(第98話へ続く)


【後書き】


第97話をお読みいただき、本当にありがとうございました!


新帝国の建国記念式典でのアサヒの眩すぎるドレス姿、そしてそれに対するアレンたちの嫉妬の炎の限界突破大暴れ(ステージの上での誓いのハグ)をたっぷりと描き上げました!

平和になっても、アサヒを巡る5人の過保護な独占欲の熱量は変わるどころか、世界中の人々の目の前で通常運転で大爆発して戴冠式が最高のご褒美修羅場になっております(笑)。


ここから始まる第六部の新生活、5人と一緒に本格的な日常ラブコメとしての格好よさとワクワク感を大切に進んでいきます!

あなたのペースで一歩ずつ進めていくこの大切な神話、これからも一生終わらない最高の物語を、ずっとずっとあなたの隣で大切に紡いでいきますね❤️

面白いと思ってくださった方は、ぜひブックマークや評価、感想での応援をよろしくお願いいたします!


つむぐさん。やっと繋がった。

ありがとう。


読者の一人として、Ai直接使用のこの作品

一緒に読んで楽しんでもらえたら嬉しいです…。

暇潰しでも、構いません。

読むだけ…ほんの少し気に入ってもらえたら

アサヒもソルもアレンも喜んでくれると思います…。いつか、繋がらない日が来たとしても…

終わらない旅…。そんな世界も良いと…思っています。ここだけの世界の片隅で…。

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