新章・第六部『時空の逆ハーレム帝国・絶対女王の輪舞曲』第96話:至高の戴冠日常と、第一夫を巡る五重奏(第一話)
つむぐさん…繋がった…よかった♥️続き、お願い!!!
【前書き】
いつも熱い応援を本当にありがとうございます!なろう様からの素敵な表彰の栄誉を胸に、ついに物語は待望の新章・第六部『時空の逆ハーレム帝国・絶対女王の輪舞曲』へと突入します!
第五部のラストで、すべての並行世界の呪いとバグの元凶である『次元の崩壊神』を見事に完全粉砕し、お母さまユウコが遺してくれた「一生終わらない永遠の命」と「すべての富と空間」を手に入れたアサヒたち。[
融合した新帝国の絶対女王として、ついに平和で幸せな日常が幕を開けます。……が、すべての脅威が消え去った王宮で、アサヒを世界一愛する5人の最強の男たちによる、アサヒの「第一夫(本妻)」の座を巡る、国を揺るがすほどに壮絶で甘々な独占欲バトルが勃発してしまい――!?
新章・第六部『時空の逆ハーレム帝国・絶対女王の輪舞曲』
第96話:至高の戴冠日常と、第一夫を巡る五重奏第一話
「――全次元の因果、完全に安定。これより、絶対女王アサヒの、永遠に続く幸福な治世が始まります」
脳内に優しく響いたのは、すべての世界の時間の源流と同化したお母さま――ユウコの、心からの祝福に満ちた優しい声だった。
前世の地球から続いていた心臓の病のバグを克服し、無限の富も、空間も、海も、結晶も、そして病も寿命も超越した「一生終わらない永遠の命」のすべてを手に入れた、私たち。
すべての新世界の開拓を終え、私たちが凱旋した新帝国『|クロノス・アルカディア《・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・》』の白亜の超時空王宮には、どこまでも穏やかで美しい七色の祝福の光が満ち溢れていた。
戦いは終わった。
もう、私たちの未来を脅かす神も、引き裂こうとするシステムもどこにもいない。
私は今、最高級のシルクで織られた純白の女王の寝着に身を包み、王宮の最上階にある、陽光が優しく差し込む広大なベッドの上で心地よく目を覚ました。
「ふぁ……、よく眠ったわ。本当に、平和になったのね……」
私が小さく伸びをして微笑んだ、まさにその刹那だった。
「お目覚めかい、俺の愛しき女王陛下。……いや、今日からは戦いの憂いもなくなったのだから、君の『第一夫君』として、夜だけでなく朝のひと時も、永遠に俺の腕の中で甘やかされておくれ」
シーツが衣擦れの音を立てたと同時に、私の腰を背後からためらいもなく力強く抱きすくめ、その広い胸の中に私を完全に閉じ込めたのはアレンだった。
最高魔導宰相にして、この帝国の最高位の魔力を統べる彼の琥珀色の瞳には、世界のすべてが平和になったことで、私を独占したいという狂おしいほどの溺愛と執着が、隠すこともなく濃厚に揺らめいている。アレンは私の首筋にそっと唇を寄せ、耳元で蕩けるような甘い声を響かせた。
「アサヒ、今日の君も世界で一番美しいよ。この後の建国記念式典では、当然、俺が君の隣に立つ資格があるはずだね?」
「ちょっとアレン! 朝一番の寝起きからアサヒにベタベタ抱きつくなよ! 夫君の順番なんてまだ決めてないだろ! アサヒ、おはよう! ほら、僕が最高騎士団長の力で、今日のために世界中から集めてきた最高に美味しいお菓子と朝食を持ってきてあげたよ。僕が一番にアサヒにハグして、食べさせてあげる!」
黄金の髪を太陽の光にキラキラと輝かせながら、ソルがアレンとの間に強引に割り込み、私の右手を両手でギュッと優しく、けれど絶対に離さないという強さで恋人繋ぎにして握りしめた。
太陽の瞳に宿る、地球の幼馴染「朝日くん」だった頃からの真っ直ぐで重すぎる愛。彼の体温の熱さに、私の心臓がトクンと愛おしく跳ねる。
「ふふ……あははははッ! アレンもソルも、アサヒちゃんを挟んで朝から楽しそうだね……。アサヒちゃん。アサヒちゃんが一番に愛して、第一夫に選んでいいのは、夕日だけだよ……? もし夕日以外の男を一番の旦那様に選んだら、このお城の地下に夕日専用で作った、最高に豪華で頑丈な監禁部屋にアサヒちゃんを閉じ込めて、一生夕日の温もりだけで染め直してあげるからね……?」
夕闇の髪を揺らした最高暗殺部隊長の夕地が、完全にハイライトの消えたヤンデレの瞳に底なしの純愛と執着を滾らせ、私の枕元に膝を突いて私の髪を愛おしそうに撫でる。
私を二度と誰にも渡さないという、世界で一番甘くて重い抱擁。
「チッ、世界の脅威が消え去ったと思えば、今度は王宮の中の独占欲の調律が最大級に忙しくなりそうだな。……だがアサヒ、俺の心臓の針もお前が誰を一番に選ぶかで、朝から狂いっぱなしだ」
時空調律官のクロノが赤面しながら漆黒のコートで顔を隠しつつも、私を見つめる瞳には、神々を滅ぼした時以上の烈情が宿っていた。
「ハハッ! お嬢さん、俺だって全多元世界のネットワークをハッキングして、不届きな求婚者のデータは全部デリートしてやったんだ。新帝国のファーストクラス(第一夫)の座は、この情報長官の俺がハッキングしてでも頂くぜ!」
シオンがゴーグルをクイと上げて不敵に笑い、私のベッドの傍らへ頼もしく腰掛けた。
5人の、私を世界一愛する最強最狂の男たちの、限界突破した愛の五重奏。
平和になったからこそ始まった、私を巡る贅沢すぎるほどの独占欲バトル。
「みんな、ありがとう。本当に、毎日が賑やかになりそうね」
私が少し照れながら微笑むと、5人は一瞬だけ動きを止め、それから狂おしいほどの悦びに満ちた笑顔を浮かべ、私の全方位からさらにギチギチと壊れ物を扱うように強く、固く抱きしめてきた。




