世界観・専門用語
世界観
舞台は大正風の帝都。
表では文明開化、洋装、路面電車、カフェー、活動写真、新聞、華族社会が広がっている。
裏では、妖の血を引く先祖返りたちが、古い血筋と霊力によって支配層を築いている。
先祖返り会には序列がある。
第一位は、酒呑童子の先祖返りを率いる篝火家。
百鬼夜行を統べる当主は、先祖返り世界の秩序を左右するほどの権力を持つ。
第二位は、山本五郎左衛門の先祖返りが生まれるべき家紋を持つ鵺喰家。
怪異管理、土地結界、寺社、政財界に強い影響力を持つ。
第三位は、玉藻前の先祖返りを継ぐ蘆野火家。
幻術、言霊、婚姻政治、情報操作に長ける。
表社会の警察が扱えない怪異事件は、退魔師、寺社、先祖返り会、百鬼夜行が水面下で処理する。
専門用語
先祖返り
過去の大妖、鬼、狐、怪異の力が、現代の人間に濃く現れた存在。
完全な妖ではなく、人間社会に生きながら妖の力を持つ。
先祖返り会
有力な先祖返り家系が集う裏社会の会議体。
婚姻、相続、妖の管理、退魔師との協定を決める。
酒呑童子の系譜
先祖返り会第一位。
百鬼夜行を率いる力を持つ。
篝火家が該当する。
山本五郎左衛門の系譜
先祖返り会第二位。
怪異を試し、集め、支配する力に関わる系譜。
鵺喰家がその家紋を持つ。
玉藻前の系譜
先祖返り会第三位。
幻術、魅了、言霊、変化、呪詛に優れる。
蘆野火家が該当する。
霊力
人間の魂が持つ力。
祓う、癒す、視る、断つことに向く。
妖気
妖や先祖返りが持つ力。
身体強化、変化、妖術、威圧に使う。
神気
霊力の上位にある清浄な力。
詳細は物語後半で明かす。
退魔耀
退魔具に込める清めの光。
刀、弓、針、鈴、鏡、装身具に宿すことで妖や呪いを斬る。
破魔の矢
肉体ではなく、血筋、契約、呪い、因果を断つ矢。
深雪乃の戦闘方法の一つ。
霊糸
赫臣が使う見えない退魔ワイヤー。
装身具を起点に展開し、敵を斬る。
遺響
物や場所に残る霊的な記録。
声、匂い、手触り、血痕、影として現れる。




