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神様ですが払い師になれますか?  作者: 久遠みおな
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祓い師の神子の集まりです

…習慣て恐ろしい

どんな時間に寝てもいつもの時間に起きてしまう

で、食堂なんて開いてないしまた私が作らなきゃならない


前に一度シルクスが料理をしたときに食べたら破壊的な味付けだったのだ


それ以来料理をするのは自分の仕事なんだと認識していた


カイルさんはきちんと料理が出来るのに…


シルクスは食べれたらなんでも良いってところがある

せめてあの破壊的な味付けは直してほしい


そんなこと考えていると、食事の匂いに誘われてシルクスが起きてきた


「んー…今日の練習メニューと体術訓練は…」


なんかぶつぶつ言って気持ち悪い


「シルクス、今日は神子の集まりじゃなかった?」


「…行きたくないがな…」


馬鹿が来るからだろうか…?


「とにかく、訓練メニューもヘロヘロにならない程度にお願いします」


「そうだな、それじゃ先に食事をしよう」


食事をして、片付け終わるといつものごとく空間に穴を開けそこでシルクスと魔法の制御と体術とかの訓練する

私は思う存分力を解放していた


とりあえず未だシルクスには勝てません

魔法力制御もしてないのになんでシルクスに勝てないかな…


空間属性が新たに私に現れてから私達は空間を作りその中で訓練することになった。


いやー気を使わなくて良いって最高!


前に怨霊の森で鍛練したあと、カイルさんに泣きながら「森を壊さないで!?」って詰め寄られた時の表情は忘れられないなあ…


それに、思いっきり力を解放したらどんどん魔法力が上がるのであげられるところまで上げようと話したのはシルクスの力も同時に上がるからでなんの不安も無くなった


「この辺で今日は止めよう。今日は学園にいかなくても良いらしいから直接神子の棟に行くぞ」


「…こっから出ていったら馬鹿に会う可能性があるよね…ってことは…転移魔法で直接?」


「この建物自体に張られてる結界で無理だろうなとりあえず学園までは普通に行くとして、学園長室から直接いく方が良いだろう」


「…馬鹿に会う可能性は?」


「向こうなら確実に。友好の神子は発言力が強いんだ。王族だからな

まあ、統括の俺ほどじゃないが…勇者をつれていくだろうからさっさと出るか」


「了解。ローブを持っていった方が良いよね?」


「ああ。鞄にでも忍ばせておけ」


なんにも入っていない鞄に綺麗に折り畳まれたローブがある


今日は授業じゃないから持ち物はオッケーっと


「楓?さっさと降りないと馬鹿共が来るぞ」


…やっぱりそう思う?



部屋の前にある必要のない扉の前に立ち転移魔方陣を起動させ、玄関ホールに着く


朝早すぎたのか管理人さんさえ居ない


さっさと学校行こううるさい馬鹿が来る前に


「学園との距離が近くてよかったな」

学園に行くふりが出来るからかな?

取り巻き馬鹿達のことか?


なんか…月夏に関わるとすべてが面倒くさい方向に行くんだよね…

考えないようにしよう

それが一番手っ取り早い


学園からはシルクスの転移魔法で円卓の部屋にたどり着いた


…なんで誰も居ないの?


「この国を治めているだけじゃないからな神子の仕事は。少なくとも時間は守る奴等だ」


呆れた

幼い頃に十五分前行動しろと言われなかったのか


「シルクスが異端みたい。あ、声色変えた方が良いよね」


「勇者がいるからな俺も変えておくか」


それから十五分後には二席空いて会議が始まった


…やはり友好の神子と勇者が揃わなかった

やっぱり馬鹿だ

馬鹿に関わると遅刻になったろう先に来といて良かった…


「すいません遅れました!」


「勇者ですよろしく」


謝りもしないのか…

こいつは自分が勇者だからと許されると思っているのか?


「…では、全員揃ったようだから始めようか」


会議に遅れた二人は針のむしろだろう…良い気味だ

そんな中、シルクスが声を発した


「先に紹介しとくが『寵児の加護者』だ。私が面倒をみてる」


「『寵児の加護者』です、よろしくお願いします。」


「こいつは私が魔法叩き込んだから意外と使える」


月夏よりはって言ってるな

そりゃ地獄の特訓でコントロールはバッチリですが。カイルさんにも誉められたし


「統括!?勇者様の事を紹介させて下さいませ!」


うっわ〜空気読めよ遅刻してきたお前らに発言許した覚えないぞってオーラが立ち上ってるじゃないか…


ため息をついて統括…シルクスがまた発言した


しかも意外と威圧感たっぷりで


ああ、男ばんカイルさんがここにいる…いや、カイルさんも男なんだけどあれはオネエって種族だと思う。そうであってほしい…


「…友好の神子、お前に勇者召喚を許した覚えは私にはないが…?」


「わ、わたくしじゃ有りません!」


おービビってるビビってる


「では、誰だ?」


…どゆこと?


「多分神が召喚したのです!わたくしは、勇者様を保護させて頂いたのですわ!」


あー…そう言えば二神って月夏巻き添えにして放置したんだっけ


ってゆうか皆ローブ被っていて神子であるってことは同じ神子でも知らないんだなんの神子かって


「それを私が信じるとでも?」


あ、そうだよね…神なんていくらでも召喚出来るもんね〜勇者


「…召喚が行われたのは事実だが、勇者とは認められんな」


「統括!?」


辺りがざわついてるそれも当然

神からの贈り物だと思ってる勇者を認めないんだから


…実際はたんに巻き込まれただけだけど


シルクスはため息をつくとこの話はおしまいだと言うように話を変えた


「そんなことよりも、最近の怨霊の数を見て皆がどう思ったか知らないが…私は驚異だと感じている」


私は無言を貫く

挨拶以外に口を出すなと言われたから


「そこの者、自らを勇者と名乗ったな特技は?」


「特技は…魔法を使わなくても皆と仲良くなれること…かな?」

…イラッ


怨霊と対峙したこともないのに…あいつらは話し合いで解決できない。

消滅(物理)や浄化が必要になってくる

そんなことも知らないでヌクヌクしていたのか


私はどんな怨霊だって消滅(物理)してきたのに…


「統括…その、なんですが…『寵児の加護者』と自称勇者のどちらかが強いか見定めたいと思いますが…よろしいですかな」


「構わぬ…加護者も良いな」


「私めは大丈夫です」


大丈夫、消滅(物理)さえ使わなければ私だとバレないまあ、重力以外の全属性をコントロール出来るからいくら殺したりない

大嫌いな幼馴染みでも殺すことはない


半殺しにはするけど。

シルクスに目で合図して了解を貰ったから大丈夫

怒られない

多分…


そして私と月夏の対戦が始まるのだった…

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