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神様ですが払い師になれますか?  作者: 久遠みおな
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祓い師の学校に入学します3

学院長に挨拶に行ったら…


金髪の仙人でした


うわあ…シルクスの周りにはまともな人間ホントに居ないんだな〜


「だから、そんな目で憐れむな。虚しくなるだろう…」


「いい人なんだよね?」


「癒し神子の先代だからな。すこぶるオヤジとなかが良い」


「カイルさんと?…じゃあカイルさんが先代の戦神子?」


「あれ、言ってなかったか?でも何となくわかるだろう?」


「うん、実戦のスパルタぶりからして」


大きく頷くと学院長が髭を撫で付けながら話始めた


「戦神と癒し神はこの世界の創成期からなかが良いからのぅ…にしても二神の子供とはなかなかにありはせんぞ?それにシルクスの魔力の最大値は上がったみたいだしのぅ」


「…シルクス言った?」


「言ってない。言ったろ黒は神の色だって。漆黒の目に髪の毛とくれば複数の神が関わってるだろうし何より神子は黒ではなく銀か金位が髪や眼に現れる。

加護者にも同じことが言えるな

友好の神子は勇者召喚で興奮して気づいてなかったみたいだが。

魔力の最大値が上がったのは楓と使い魔契約をしてからだどういう仕組みかは分からんが…。因みに勇者はなんの加護も受けてないな、視ただけだが…勇者って案外お前かもな」


「…えー?面倒臭いですそんなもの…ってカイルさんじゃないのに魔力値分かるの?」


「いや、俺は現在の魔力値が分かるくらいだな。オヤジみたいに伸びしろまでは分からん

それにしても面倒くさいって…言うと思ったが…安心しろ勇者ってのは自ら加護を受け取りにいかないといけないしその為には俺たち神子の許しがないと入れない神殿がある

たまーに神が加護を勇者に授ける事はあっても基本無関心だ。友好の神子には勇者と言われていても友好の加護も貰ってないみたいだしな…それに…」


くちごもったシルクスに消滅(物理)を付与した拳を振り回して見せる


「分かった分かった、言うからその魔法解いてくれ」


「はいはーい」


「…創成期の時代から友好の神と戦神と癒し神は仲が悪いんだ」


「…因みに理由は…?」


「楓も習ったろう?オヤジから」


「…痴情のもつれか…」


「頼むから真綿に繰るんだ言い方をしてくれ」


「間違いではないでしょう?三角関係とか横恋慕とかいろんな言い方あったよ?」


「ほっほっほ、横恋慕が正解かのぅ」


あー習った習った

確か、戦神と癒し神は恋仲だったんだけどそこに友好の神がちゃちゃ入れてきたんだっけ


それで、未だに友好の神子とは戦神癒し神の神子は仲が悪いらしい


「じゃ、友好の加護がないのは私が幼馴染み(一応)な理由?」


「単なる甘やかしだと思うが…先代はどう見るんですか?」


考えてる…多分ふりだと思う

顎の髭を撫で付けながらそうじゃのぅとか言ってるよ

このじい様一筋縄にいかない切れ者と見た


「シルクスの推論と実力の無さかのぅまあ大体シルクスの言ってる通りじゃ。学校にも王家のコネで入れたくらいギリギリな成績だったからワシは反対したんだがのぅ」


構ってオーラが人一倍増したのは友好の神子の甘やかしか…

美形は何処に行っても特ね

あ、なんだか腹立ってきたわ

私は地獄の特訓で力の使い方を覚えたと言うのに


「まあ、クラスメイトじゃからそう邪見にせんように」


「…は?」


「クラス表で見なかったか?俺たちはSクラスだが勇者もSクラスだぞ?まあ王家のコネってのはその辺なんだろうが」


「はぁ!?いやいやじーさん何やってくれてんのさ!!」


月夏と同じクラスなんて冗談じゃない

またガールズを侍らせるに決まってる!

…想像出来て嫌…頭いたいわ〜




「ついでに顔合わせは明日だからな加護者と神子の。」


「聞いてない!」


「言ってない。さて、クラスに戻るぞ」


「なんか私の自由意思はない!」


「加護者としての自覚を持ってくれ。それだけだ。」


納得いかない

けど、決まっちゃったものはしょうがない

最近シルクスの私に対する扱いがぞんざいになってる気がする


まあ、使い魔としては正しいのだけど…

女の子としては不満ではある

正しくフェミニストなんだろうか…カイルさんなら女の子には優しく!

とか言いそうだけど


…そう言って特訓が一番厳しかったのはカイルさんだったことを思い出したおネエなのに…

くねくねしてないから姐さんって感じのカッコいいおネエだったなあ…特訓のときは

ギルドに戻ったらクネクネしてたけど…


「…さっさと行くぞ、面倒事は早く終わらせたい。

寮にだって荷物届いてるだろうし」


「あ、そうでした今日から寮生活なんだもんね〜」


「…嫌な予感しかないがな」


なんでだろうかシルクスの予感は外れが少ない

身の安全を確保しなくちゃ

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