もうひとつの始まりです
友好の神が、王子の中で封印されている今、頼んで友好の神の力を引き取ってもらった
そのおかげで学院も、月夏の力も元々有ったくらいに落ち着いていた
だから向こうに帰しても良いんじゃないかな
そんななか、漸く学院が元に戻って私たちも通い始めた頃に私とシルクスが、呼び出された
悪いことはしてないぞ?
「二人とも、進級試験の事なんだが、免除になった。」
「はい?なんで…いや、分かりました。ですが俺達免除になっても学院に残らなければならないのでは?」
ナンダナンダ?私置いてきぼりか?
「いや、卒業試験の用意してくれ」
「…卒業試験の用意?俺達まともに通ってないですが?」
「学院長の決定だ、卒業試験やるのなら麓に大量発生しているAクラスの怨霊を退治してくれ。それで、卒業決定だから」
はい?なんで私たちだけ?
シルクスはため息ついて理解したと旨を告げているけれど私には分からなかった
「オヤジが言ってた。最近の怨霊は発生し過ぎるって」
「友好の神は封印されてるのに?」
「…多分、人が、関わってるだろうな」
「この世に意識を保ちつつ死ぬ人なんてそうそう居ないよ?」
「恨みを持った人間は、それに当てはまるのではないか?」
おおう!?いきなり現れたね友好の神様
メンドクサイから叔父さんと呼ぶか世界創生の一人だし。二神とは仲直りしたから良いよね
「止めてやれよ流石に王子が可哀相だ」
あら?どうしてわかったのかしら
「声にしていたぞ全部」
あらあらそれは大変
ってそんなことより大事なのは発言だよ
「それより怨霊が大量になってるって…何故?
友好の神は力を使ってないのに?」
「私は元々操る力はあれど発生させることはできない。発生の根源たる源は分かっていない…事になってる」
つまり神様達は知ってるってことだ
人間には教えられないのだろうか?
じっと友好の神を見ているとため息をついて仕方無いと話始めた。決して脅しては居ないし教えて欲しいとも言ってない。決して
「元々怨霊は我ら神が平均的に種が増殖しないようにするため生み出した闇の神の眷属だった
私は闇のとの親交があったために力を使って怨霊を使役していたに過ぎない。
そして今の発生している怨霊は闇の神の眷属ですらない」
「モンドさんでも操れないって訳ね。
平和になっても怨霊が闊歩していて、何故生まれるのかわからないんじゃ対策としては生まれた怨霊を片っ端からシルクスと私で何とかするしかないってことね」
「実験的に人が怨霊を生み出している可能性もあると言うこともあり得るから気をつけて行け」
「うーん、まさか友好の神に心配されるとは思わなかったなあ」
「これでもいろいろと反省はしているんだが…」
分かってるけど想像がつかない時もあるんだよ
ごめんなさい。すいません。謝ります
だから…蜘蛛とかゲジゲジとかの形はとらないで!
Aクラスの怨霊なのに人形取ってないってどうゆうこと!?
「コドク…」
「はい?
何…?!聞こえなかったんだけど?!なんてった!?」
「蠱毒…と、言ったんだ、まさか扱うことのできる術師がいたなんて…」
蠱毒…たしか、虫を壺の中に入れ共食いさせ、人を呪うことのできる術のひとつだった気が…。蠱毒は動物とか最悪人を使うと聞いたが虫でも蠱毒と言うのだろうな
確かにその術を使えばAクラスの怨霊も作り出せるかもしれないしモンドさんが、押さえられないってのもわかる
何せ『蠱毒』なのだから
いろんな話はカイルさんに叩き込まれたけど呪いの方は情けないが全然わからない
力がある分誰でも呪えてしまうからだそうだ
呪うなら一番最初に月夏を呪ってるわ
最近煩いのよね
「蠱毒?獣とかじゃなくて?」
「わからない…人形をとっていないからな多分蠱毒で間違いないだろう」
成程。でも、蠱毒の可能性があるわけだ。特定はできない…けれど
そんなことより…
「お前ら来たなら助けろって!」
騒いでるのは闇の神の加護者モンドさん
この国にまだのこってたんだ
「早くしてくれ!『こいつら』押さえが利かない!虫をその辺に離しても良いのか!」
それはよくない
でも、どうやって押さえるんだ?
シルクスの浄化位しか思い当たらない
「条件は?なんかあるんでしょ?」
「あんたたちの力を使う代わりにアレクを同室にしてくれると嬉しいかな」
お気にいりなんだろうな~アレクファイト
「了承したわ」
「アレクの意思は?」
「必要ある?」
「無いな」
でしょう?
「へっくしゅ!」
「やだ風邪?移さないでよ?」
「レイ相変わらず冷たいな」
「カエデやシルクスよりも良いと思うけど」
「…確かに。勝手に人身売買してそうだもんな…」




