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神様ですが払い師になれますか?  作者: 久遠みおな
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ようやく見つけました

偶然にも見つかった闇の加護者モンドさん

闇なだけあって今度はすんなり怨霊の海域を抜け、ガウルシアの港に戻ってこれた

怨霊を鎮める能力があるらしい


「ここからどうやって北の小国に行くんだ?」


アレクにベッタリとくっついてるモンドさんは私をじとっと見ていた


解せぬ…


「シルクスと一緒の部屋になれると思ったんだけどな」


…あー、つまりは既成事実作りたかったんだね

私とシルクスは一緒の部屋に寝てたからな〜…


因みにレイちゃんは一人部屋。

アレクとモンドさんが同じ部屋

私が一人じゃないのは友好の神が何かしてくる可能性を考えて私が一人にならずかつ対抗できる力をもつのが良いとレイちゃん発案だ


多分一人部屋になりたかったんだろう

さて、頑張って北の小国に海を渡り島国にたどり着いた私達

此処に光の加護者が居る筈なんだが流石にモンドさんみたいにすぐには見つからないみたい


引かれ合うって言ってたしなあ何となくいきたい場所に行くと既に立ち去った後だったりして、思うよねやっぱり


避けられてる


逃げる頭があるならマトモだといいなあ…


先回りもガウルシアじゃないので出来ないし

島国らしいから船の移動がぶっ通し

流石に一月此処に居ると光の加護者諦めたいけどさ〜


友好の神の手の者が回ってたりするかな…

参った…


光の加護者がもしかしたら代替わりで子供とかだったら私どうしよう


私はこの旅で17歳になったしシルクス、アレク、レイちゃんも同じ歳

モンドさんは永遠の二十歳なんだそう…年齢わかりません


出来ればその年の功で光の加護者を見つけられる良い案はが出てきてほしいもんだが…


出てこないんだよなあ


アレクは嫌だろうけど我慢してもらって…

ここは諦めてガウルシアに戻るしかないかな


物欲センサーって人も入るのかな?


見つけました光の加護者

いや、偶然船でばったりあったんだけど、先代と修行中らしいが、力は強いらしい


「イデア、挨拶をしなさい」


「光の加護者をやってますイデアです。知ってますよ、僕の力が必要なんですよね?先代と光の神に聞きました」


知ってるならさっさと出てこいと顏で言ってるアレクとレイちゃん


「…僕が行くに際して条件があります。先代と一緒ならいきます」


「良いよ」


「カエデ!?そんなあっさり決めて良いの?彼?…彼女?が先代馬鹿なのは認めるけど…吟味しないの!?」


友好の神の手に落ちてさえいなければ修行中の身なんだから保護者は必要だよね


どうして出てきたのかとか今まで何で逃げていたのかとかはすぐにわかった


だって光の加護者の先代は眼から光を奪われたのか眼が閉じられて居たからだ

多分、カイルさんが同じ状態ならシルクスは同じことをするだろうと思うんだよね


だから逃げられないと悟った時点で交渉を持ちかけたんだと


そう思う


これで、一応全員揃ったのでガウルシアに帰国します


そこでほぼ半年間学院休んでるのに大丈夫だろうか不安になってきた


これで友好の神を封印し直せると意気揚々とガウルシアに帰った私達を待っていたのは最悪の状態だった…

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