友達が来た 1
モブA「隣何の授業だ?めっちゃ静かだけど」
モブB「多分家庭科。」
モブA「あぁ....あの秒で生徒を寝かせて平常点下げまくる悪徳教師か」
...とか話してたり、話してなかったり。
「学校。
最高に退屈と言われている授業。__その名も【家庭科】。」
「カッコつけんな。」
………キャラの区別がついてない方、ご安心ください。
今突っ込んだのが俺。で、今カッコつけてるのが
友達(相手の一方的な認定でこうなっているだけ、だから仲はよくない…はず)の桐間。
そしてその授業を外からポテチとコーラを飲み食いしながら見るうちの居候。
(サッカー観戦ではない、映画鑑賞でもない。なのに)
え?授業してるのに、なぜ話しているのかって?
あとほぼ一方的だから英語だと「listen」に近そうだが、今そこはクソどうでもいい。
暗号だ。
彼実は暗号すごい得意なのだ。
見たこともない新タイプの暗号を絶対一秒で解くバケモンなのだ。
そこは尊敬する。
……クラス中からひそひそ声で陰口を言われていることはここでは除外する。
俺はある程度教わって簡単なタイプの暗号はマスターした。
ちなみに、うちの居候は知能はそこまで高くない…はず。
「ただ黙々と丹平先生、略して『おしゃべり好き』の授業は、
5秒でみんなが寝るほどに退屈で、
真面目に聞きメモを取る「マジメ太郎」と「マジメ次郎」にさえも睡魔が襲う。」
「『略す』って普通短縮すると思うんだが?てか毎回思うんだけど、
あの先生絶対催眠術かけてるだろ。」
「それな。話を続ける。」
厨二病拗らせてそうなやつなのも、みんなの気に触るのだろうか。
アニメでよく見る過激ないじめにはならないといいなと、これは心からそう思ってる。
「人の心ないくせに…あ、ポテチなくなった」
「そしてここが最悪なポイントだ!
この授業全て、テストに関係ないのだっ!!」
「本当それ!おかしいよな!?」
「これによって!勉強好きな奴らだろうが全員K.O.!!
よって、この時間は俺たち『起きながら教科書出してサボる組』が覇権を握り、
この時間を支配できるのだ!」
「ごめん、それはちょっとわからん」
「ゑ」
「うん、ごめん」
「いや、まあ、仕方ないよな。
てか渡、お前成長したよな。
暗号でツッコミできるほどまで。
もしかしたら総合無線通信士に……」
「ありがとな。ただ、その職業には就く気は無いんだ。」
「まっ、それは人の自由だしな。
俺はなるつもりだぜー」
「てか急にキャラ変わったな?どした」
「気分」
「気分て。」
楽しそうで良かった。
ただ、感動するシーンが一度もないのに、居候が泣いてるのはなぜ?
あと、居候。お前しれっと浮くなここ何階だと思ってんのか17階だぞ?
まぁ、世の中の原理を多少無視しているのは俺からしたらもう普通のことに思えてきてるからな。
そこはまぁ、聞かないでおくか。
「放課後、お前の家に遊びに行っていいか?暇なんだよな。」
「ゑ」
「嫌な理由があるなら無理しなくてもいいけど。」
「うーんとな、うちには居候いるんだが、それでもいいか?」
「あぁ!あの噂の馬鹿か!ちょっと面白そうだし行ってみたいけどな。
手間かかるんだっけか確か。」
「そうなんだよな、あと危なかった。
暗号じゃなかったら殺されてもおかしくなかった。」
「覚えた暁には陰口言い放題だからな。」
「そう言っちゃうと完全に悪口を言う用の道具でしかないんよ。」
「ハハっ」
「まぁ、来てもいいけど。ただ一応遺言は書いとけ。」
「……え?何俺今から死にに行くの?」
「まぁ、そう思った方が良いっていう感じかな」
「ふーん」
しばらく沈黙が流れる。
(音を出さない暗号使って話してるから最初からだが、
あと先生の話し声蠅だし無音)
「俄然興味が湧いたね、行くわ。遺書はめんどい」
「何で。」
「バケモン間近でみたいだろ?」
「だからなんで?」___
放課後。
「ここがお前の家ねぇ...ローン大丈夫そ?」
「....多分。」
「多分かぁ〜」
「いるかな?うわさのb」
「はーい言わないでねー(圧)」
「ふぁぃ...」
どうなるかわかったもんじゃないしな。
「ただいまー」
「んー(伸び)おかえりー」
「お邪魔しまーす」
「現在進行形でお邪魔されてまーす」
「お邪魔してんのはおめえだろが!!」
「ふぇ??」
「今日こそゲームで勝ってお前を」
「ストーーーーーーーーーーーーップ!!」
「ーで字数稼ぐな!」
「ごめんちゃい」
「で?もしかしてゲーム代わりにやってくれるの?」
「餅の論」
「誤字ってる?」
「意図的だと思う」
「思う?」
「うん。思う。」
「お二人方ー。メタいこと話してないで、早くゲームやろー
アイス溶けるし」
「勝手に俺のアイスパクんなぁ!」
「4年前のアイス、と言ったらどうする?」
「すみませんでした、全自動ゴミ処理マシーン」
「しばくぞコラ」
「ごめんちゃい」
「俺のネタ取らないでー」
何かを思い出したように居候は言う。
「そういえば墓地にあった自動販売機でさ」
「「墓地に自販機??」」
「友達くるって言うから飲み物買って来たんだけど」
「はあ。」
「………え?待って俺ら監視されてたの?」
「いつもあいつ監視してるぞ?」
「趣味悪っ」
「言いたい放題やめて?」
少し怒っている模様。
バキッ。
「あ」
「ゑ....嘘だろ?」
「またかよぉ〜」
「ごめーん!
壊しちゃったぁ〜〜(泣)」
「複製できるなら」
「できるけどどうする?」
「できるのかよ!?からかったのだが??」
「逆になんでできないと?」
〜暗号〜
(殴って良いだろうか。)
(良いと思う)
「うざいんだよッ!」
「バリアーw」
くそっ、有上限術式め。
とはいえ、結構本気で殴ったが。
「ガキかよ」
「じゃあスーパーバリアにする?」
「何ら変わらんて」
「それはそうと、話戻すよ。」
よくこの状態で話戻そうと思うなぁ?
「で、買って来たんだよね。ジュース。
何が好きかわかんないから選んで欲しいんだけどね」
「何があるん?」
「うーんと、【青酸カリ】と【水銀】と【粉雪姫かじりかけの毒林檎】だね」
「「終わってる」」
「でも、何となく【粉雪姫かじりかけの毒林檎】かなあ」
「俺も」
「キッショ。」
流石の居候もドン引きか。
「でもまぁ、そう言うと思ってたからねー
安心して!5743本買ってきた!!」
「「キッッッッショ」」
クソォ!「キッショ」度合いで負けた!
「.....何を言ってんだろ、私。」
「正気に戻るな」
「じゃあいつまでもクレイジーでいるね」
「やめろ!」
「どっち!?」
「知らん!!!」




