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刺客と屈辱の結末

第3話では、普段と同じく過ごしていたイドール。急遽さビールに呼び出され話をすることに、、、

あれから数日だったある日、僕はこの生活に慣れ始め体力も十分につけることが出来た

「おーい、イドール。ちょっと話があるんだがいいか?」

「はい、ちょうど一通り準備運動も終わったので少しの時間で良ければですが」

「あぁ、なら良かったじゃあついて来てくれ」

どうしたんだろうサビールさん、こんな地下深くの訓練場なんかに僕を連れてきて一体どうしたんだろう

「あの、サビールさ」

「いきなり剣を突きつけてきて一体なんの冗談ですかサビールさん」

「あ、あぁ一度今のお前の実力を確かめるために本気で戦ってみたいんだ」

「今の僕の本気ですか?僕の力なんてサビールさんにとってはたかが知れているはずです」

「そんなわけ無いはずだ。いるんだろイドール、お前の中に眠る大罪者が」

「なぜそんな事を貴方が知ってるんですか」

どうして僕の中にサジェストがいる事を知っているんだ?僕がサジェストと出会ったのはあの戦闘のときだ。サビールさんは少なくとも僕が倒れて全てが終わった後にきてるから知るはずがない

「それはなぁ、俺がお前の復讐の相手の側近だったからかな」

「そんな事を言ってなんのつもりですか。僕を怒らせるつもりですか」

「いや、お前を挑発させたら中にいるやつの人格にならないかなと。まぁならないなら、お前をギリギリまで痛めつけて無理やり引き摺り出してやるよ」

「おいおいどうしたぁ〜、そんなんじゃないだろ。自主練の成果を見せてみろ」

くっ、剣筋が速すぎて刀身が全く見えない。これじゃあ僕の力だけじゃ捌ききれない

くそっ、これじゃジリ貧だ。サジェストを呼び覚ますしかないのか?

「ようやく変わる気になったのか」

「その前に一ついいでしょうか」

「なぜそんな事を知っておいて、僕を殺そうとしなかったんですか」

「その答えを聞きたかったら、この戦いに勝ってみろ」

「いいのか、このままじゃこいつは死ぬぞ」

これはまずいな、おい俺に変わるしか勝ち目は無いぞ

分かってるっ!でもこれでいいのか?俺はあいつらを超えるために勝たなくちゃいけない

このままじゃ、復讐できねぇぞお前は誰を殺すために闘うんだこの目の前にいるやつか?違うだろっ!お前の復讐は自身の親の仇の為に足掻くんだろ

あぁ、わかった変わるよ。ただし、絶対に勝ってくれ

そりゃぁ、勝つに決まってんだろ俺を誰だと思ってる。天下の大罪者だぞ

知ってるよっ。そんなこと

気配が一瞬で変わった!?これが噂の権能かぁ〜

「ほぅ、体力だけじゃなく傷も回復するのか」

「待たせたなぁ!今から戦うからには名乗っといてやるよ、俺の名前はサジェスト。

一応憤怒の大罪の権能を持っている者だ。イドールに免じて殺さないでやるよ」

「大丈夫だ。心配しなくていいお前は俺には勝てない」

「うるせぇ。そんなの知ったこっちゃねぇよとっととくたばれ」

性格がまるで違うんだなぁそれに動きが全然違うちょっとまずいかもしれねぇ

「はっはっは、守ってばっかじゃぁ勝てねぇぞぉ」

まぁでも、このぐらいなら全然受け流すことはできるな

なんだこの違和感は?まるで先を見透かされているみたいだ

「そんなに不思議か?俺に攻撃が当たらないのが」

「うるせぇてめぇも隠してないで本気を出しやがれ」

「なら本気を出させてみろ」

こりゃあ、ダメだな

なぜこの俺がこんな奴…に負けるなんて

全然真価を発揮できていないから一から叩き込むしかなさそうだ。

!?そうだ僕、サビールさんと戦ってまけたんだ

「よっ、起きたみたいだな」

「なんで僕を殺さなかったんですか」

「そうだなぁ、じゃあ少し長い話をしよう。かと言ってもすぐに終わるんだがな」

「そんなことを言ってるんじゃない。理由を教えてください」

「まぁまぁ落ち着けって色々言いたいことはあるだろうが一旦聞いてくれよ」

俺は昔、地獄の支配者の配下の六柱の一人だった。とは言っても結構自由に動くことはできていた。いつものように森を巡回していたんだがとある日、大きな怪我を負って木陰に行き倒れていた俺を看病してくれたのがお前の亡き母、その時に人間の温かみを知るきっかけになった。それを機に俺は、よく巡回の際にその家族の邸宅に寄り仲良くなった。でも、六柱から追放された後しばらく疎遠になってしまった。

「えっ、何故そんなにも強いのにあなたが追放されたんですか?」

「俺も知らない。もっと上の存在が、人間と親しくしているのをよく思わなかったんだろうな」

「あいつらよりも強い存在が居るんですか?」

「あぁ、確かに存在する。何しろ天使っていう噂があるみたい、いや、正確にはあっただな」

「天使?正確にはあった?今はいないんですか」

「あいつら天使は数百年前に突如としてこの世から消えたんだ。まぁ、そういうことは学園の大図書館にでも行って調べてみるといいさ」

「そこになら、お前の知りたいことを色々知ることができるんじゃないかな」

「とにかくお前は休め、残りの2年間しっかり修行し試験に備えてくれ」

「じゃあ、俺は用事があるから出るぞ」

「あぁそうそう、明日から家庭教師がつくことになったから気合い入れとけよ」

はぁ、今日はすごく疲れたなぁ。でもついに念願の家庭教師かぁ

どんな人が来るんだろう。まさか、アリスさんだったりは流石にないよなぁ…なんて

読んでくださった皆さんこんにちは、grasと言います。

この第3話では、サビールさん、権能の力を使ったイドールよりも強いと言うね事なんですが、今のところサビールさんは作品の中で5位以内には入ると思っています。

てことでね、サビールさん過去も知ることができたんですが明確に学園へ行く目的ができましたね。学園の物語はまた先の話です。

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