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WORLD ~wepon and magic~  作者: MASTER━T
The devil who takes a
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9/24

【豪剣悪鬼蒼剣】

用意ができた

てっちゃんとタイミングを合わせ一気にかけ降りる

構造的にはクレーターができてるような形をしている

走り出してすぐに回りの松明に火がついていく

そして見える敵の数とボスの姿


「おい!ボスでかすぎるんじゃないか!これ倒せるのかよ!」


予想以上の大きさだった奥にすっぽりはまっているが足を伸ばせば小さなビルぐらいのサイズだ


「大丈夫だ!それよりちびどもがくるから速度落とさず突っ切れよ!邪魔なやつはたたっきっちまえ!」


俺とてっちゃんは無我夢中で走り続けた

邪魔なやつはすべて斬り倒し無理矢理にでも進んでいく


「よし!足元へ来たぞ!なるべくダメージくらうなよ!」


てっちゃんに言われなくてもわかってる

毒とか引いたら終わりだからな


「銀今だ!思いっきりぶっぱなせ!!!」


それを聞いた銀は呪文を一気に展開する


「空の精霊よ、この大地に荒れ吹く風を呼び起こせ!バーストウィンド!」


呪文を唱え終わると俺達の回りに風が荒れ狂う

赤蜘蛛たちを次々へと凪ぎ払っていく


「ハル!今だ!一気に畳み掛けるぞ!」


そこからはひたすらボスに対して攻撃を続ける

今回はてっちゃんが仕切っていたが本当の参謀は銀である

ちょうどいいタイミングで回復もくるし赤蜘蛛が消し飛ばされる

シューティングゲームをやってるだけあってフィールド全体に目が届く

後ろにいれば心強い後衛だ


「くそっ・・・・・キリがねぇ!どこかででかいの入れねぇと・・・・」


俺とてっちゃんで削るのはいいものの一発くらえばこちら半分以上HPを持っていかれるのに対して紅岩蜘蛛ほ少しづつ削れていくだけ

長い体力バーがやっとのことで半分を切ろうとしている


「ハル!てっちゃん!一旦下がって!」


今下がったら意味がないだろ!

そんな簡単に下がれねぇよ


「無理だ!この状況で下がったら一気に押し込まれる!」


だが銀はそれでも食い下がる


「このチームの参謀を信じて!そのままだとやばいんだよ!」


そこまで言われたら下がるしかないな

てっちゃんに目で合図を送ると同時に後ろへバックステップする

するとおかしなものが見えた


「二人ともあの塊を壊して!また赤蜘蛛がでてくる!」


そういうことか!

ボスの相手をしてるだけだと見えなかった


「てっちゃん!」

「おう!」


二人でまた駆け出す

そこからはスキルで一気に畳み掛けなんとか破壊した

だが目の前には紅岩蜘蛛が立ちはだかる


「二人とも逃げて!追撃は僕がやる!」


それが聞こえると今度はサイドステップで二手に別れ蜘蛛を挟むようにして逃げる


「灼熱の精霊イフリート!我呼び声に答え、今こそ力を解き放て!登れ!灼熱の業火!」


銀の呪文が唱え終わるとボスの回りを赤い円が囲んだ


「この攻撃が終わったらあとはお願い!」


任せろ!ここまでやってもらったんだ、あとは二人で片付けてやる!

ボスに対して巨大な火柱が上がる

それが10秒ほど続いたのち火が弱くなり始めた


「「今だ!」」


二人で両側から切りかかる

ありったけの力とMPを使いスキルを混ぜながらひたすら切り続ける

あと少し、そう見えたときに火柱が消えた・・・・・

気づいたときには目の前に蜘蛛の足が来ていた

二人は蜘蛛に思いきり突き飛ばされ壁にぶち当たった


「てっちゃん!ハル!」


急いで銀が回復呪文を用意するがあれだけの大技を撃ったあとだと多分MP回復にも制限がついてるはず

今度ばかりはさすがに終わったか・・・・


そんなことを思った時に俺の武器が光った

光ったというより彫ってある鬼の字が赤く浮かび上がっている

それに呼応するかのように背の蒼い部分まで光出していたのだ


「なんだ・・・・これ・・・・・」


頭が痛い、膝は震える、手に力も入らない、動くだけで激痛が走る

でもこれならやれるかも・・・・

痛みにこらえ落ちている武器をつかんだ


「うっ・・・・・」


心臓が大きく脈打つ

体が張り裂けそうになる


刀の鬼の字がよりいっそう輝きを増した


「なんだよこれ・・・・」


こんなもの見たことない

聞いたこともない

何が起きているんだ?


「ハル!それ武器の固有スキルだ!その刀事態にスキルが詰め込まれているんだよ!その刀をもって思い浮かべればあるはずだ!」


銀の声が途切れ途切れになりそうになりながらもなんとか聞こえる


「これを・・・・使って・・・・」


意識を集中すると1つだけスキルが思い浮かぶ

これを使えば・・・・

だが蜘蛛の足がまた迫ってくる


「ハル!危ない!」


大丈夫、わかってる

武器で受け止める

体がきしむ、こんなに痛いとは思っていなかった


「頼むぞ・・・・発動してくれ・・・・グランドグレイブレイカァァァァァァァァァァァ!!!!」


紅岩蜘蛛に向かって刀を振り上げ飛びかかる

刀の刀身が光を増しより大きくなっていった

降り下ろすときにはすでにボスのからだの大きさを軽く越えている

頭の上から刀を思いっきり降り下ろした


そこで、俺の意識は途絶えた


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