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WORLD ~wepon and magic~  作者: MASTER━T
The devil who takes a
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7/24

鬼族のみ許される武器

鍛冶屋を探して歩き回ること30分ほど

町の外れというより完全に孤立している一軒家を見つけた

屋根には煙突のようなものがあり家の回りには鉱石と思われる石のようなものが積み重ねてあった


「こてであってるかな・・・・・」


扉の前でノックすると木の軋む音とともに扉が開いた

中は大きな炉がありかなり暑そうに思えた


「あのー!ここで鬼族専用の武器作ってもらえるかもって聞いてきたんですけど・・・・・」


中へは入らず聞いてみるが返事は来ない

どうしようかと悩んでいると中から人が出てきた


「誰だ。なぜここへ来た?」


出てきたのは中高年ぐらいのおっさんだった

しかしただの人ではなくもちろん鬼族

それに加え身長は2m30cmはあるだろう大男

そして角もかなり大きく額に30cmほどの2本角が生えていた


「え、いや、あのー、鬼族の専用武器をここで作ってもらえるかもって言われて来たんですけど・・・・」


恐い、いやマジで恐すぎる

彫りがすこし深く顔も色黒現実の世界ならヤバイ人と間違えられてもおかしくないような体格と顔つきたった


「お前が鬼剣(オーガブレイド)を手にいれたいってーことか?それならやめとけ。お前みたいなよわっちぃ野郎じゃ無理だ。ひどい目に遭う前に諦めて帰りな」


そういうと中へ戻っていこうとしたが・・・


「待ってくれ!楽な道のりじゃないことなんて分かりきっている!それでも、それでも手にいれたいんだよ!やられるのも覚悟してる!普通の武器なんて意味がないんだ!お願いします!」


もともと俺はあの武器に憧れて鬼族を選んだんだ

その本命が無ければ選んだ意味がない


「わかった。なら素材をとってきてもらう。鉱石類に分けられるんだが、黒鉄石(くろてっせき)とういものを持ってきてもらおう。あとは留め具によく使われる白銀石(はくぎんせき)。それとこれはかなり難しいものになるが妖朱玉(ようしゅぎょく)。」


黒鉄石と白銀石は前作からあるものだ

通称ブラックアイアンとも呼ばれる強度と大きさだけは凄まじい鉱石なのだが・・・・

かなり重たいというか持てないといった方が正しい

白銀石は逆に軽く、大きさも片手で持てる程度のものばかり

その分おっさんがいってた通り他の鉱石との摩擦がほとんど無いためつなぎやビスがわりによく使われる


「妖朱玉ってなんですか?」


見たこともなければ聞いたこともない

たぶん今作からの追加アイテムだと思うが玉と名のつくものは基本的に討伐ドロップのものしかない


「それならあの山の中腹に鉱山がある。そこでよく朱石(あかいし)って呼ばれる原石が見つかるんだけどな、最近それを餌にする鉱物型のモンスターがいるんだ。名前がたしか・・・・・紅岩蜘蛛(クリムゾンロックスパイダー)だ」


紅岩蜘蛛って前作のボスクラスのモンスターじゃなかったっけ

地獄限定だったのに地上に出現するってどういうことだ?

そんな情報なかったはずなんだけど・・・・・


「他の鉱石もその鉱山で採掘できるからそんなに難しくはないんだがそのモンスターが強くてな。ここの村の連中じゃ倒せねぇんだよ。そいつを倒してきたらお礼も兼ねてただで作ってやる。けど失敗した場合は2度とここへは来るな。それが条件だ」


正直厳しい話だがやるなら今しかない

このゲームの場合クエストが発生するかしないかはふプレイヤーの会話次第

それに目標のモンスターが消滅した場合はクエストがその場で終了する

つまりは今ここで受けてすぐ倒しに行かないと他のやつらに討伐されかねない


「わかった。俺がやる」

しかない、やらなきゃならないんだ

絶対にクリアして戻ってきてやる


「そうか、やってくれるか。そんな装備じゃ勝てないことは見てわかるからな。しょうがねぇ今あるのがこれしかねぇけど使え。多少なりとも戦えるようになるはずだ。それじゃせいぜい頑張れや」


そしておっさんは店の中へ戻っていった


【キーアイテムを入手しました】と音声が頭の中へはっきりと響く

すると小さいメニュー画面が目の前に現れた

WEPON

【豪剣悪鬼蒼刀(ごうけんあっきのそうとう)】


これがおっさんの作った鬼剣か・・・・・

メニュー画面を開きアイテムをドラッグしメニュー外へドロップして装備

すると出てきたのは・・・・・


刀に見えるがあまりにも違うものが・・・・大きさ

柄の部分は黒をベースに作られており鍔の色は白銀というのがふさわしいほど白く輝いている

刀身は直刃(すぐは)に刃の色は普通だが背の部分はキレイな蒼

肝心な大きさは俺の身長と同じぐらい

持つ分には軽いが振るとちょうどいい重さだ


武器というよりは宝剣に近いものに見えるが能力値は下手なZ級の武器を軽く凌駕している


脳内に音声が響く


【オーダーを受注しました。期限は二日間になります】

と音声が説明を含め教えてくれた


二日間か・・・・・だったらてっちゃん達と合流してからダンジョン行こうかな


ふと時計に目をやると時刻はPM4時半を指していた


「やっべぇ!待ち合わせに遅れる!!!」


陽夏は大慌てでフリーフィールドへ向かった

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