懐かしき町
俺はあのあとすぐに家から必要なものをまとめ砂漠の町へ向かった。
そういえばいつのまにか町に入ったりフィールドを移動したときの表示が消えている。
たぶん、フィールドの境界が無くなったのだろう・・・・・・つまりは敵が侵入してくることがあるということだ。
だんだんと壊れていくWORLDを止めないと・・・・・・
「長い間来てなかったけどなにも変わってないな・・・」
変わったのは俺だけか・・・それとも俺が気づかないだけか・・・・
とにかくアフィナの店にいって相棒を強化しないと・・・・
前にあった場所には変わらずそのままの形で店があった
店にはいるとカランカランと鳴り響き奥からアフィナが出てきた
「いらっしゃーい、悪いんだけどいまはまだ準備ち・・・・ハル!!!」
叫ぶとすぐにこちらへ走りよってきた
「行きなり町から消えちゃうし!どこいってたの!?」
すごい勢いで怒鳴りかける
いや、そんな怒ってもどうしようも・・・・・
「ごめんごめん、いきなりで悪いんだけどいまから急ぎで武器の強化をお願いできるかな・・・・」
怒るアフィナをなだめつつ本題にはいる
「いいけど・・・・何を強化すんのよ?まさかあの鬼剣をやれって言うんじゃ・・・・まさか当たり?」
俺の表情で読み取ったかのように図星をついてくる
「アフィナ以外にまかせられなくてさ、頼むよ」
アフィナが考え込む
やってくれないとさすがにまずい
冥界を一人で乗りきるにはこのままだと・・・・
「わかった。30分ちょうだい、それでできるはず」
よかった、引き受けてくれたようだ
「じゃあこのアイテムで頼むよ」
俺はアフィナに相棒と怨獄の輝石を渡した
「まためずらしいアイテムを持ってきたわね・・・・んで強化の内容は?」
強化する際にはステータス強化の部分を選べる。
物によっては特殊な能力もついたりもするが・・・・
「とりあえず重量と速度強化、あとは能力がつけれるはずだからそれを。」
アフィナがふーむとうなると一言いい放った
「それなら100万ロノで手をうってあげる。多分安いぐらいだと思うけどね」
嫌みっぽく言いつつも安くしてくれるのはアフィナのいいところだ
だからこそ腕もあり信頼できる
「じゃあよろしく頼むよ。できたら連絡してくれればすぐに来るから。あと前買ったローブより深く被れるフードがついたのってある?」
ついでにここで仕入れていこうかとアフィナに聞いてみる
「あるよ。すぐに持ってくるね」
その後支払いが終わるとローブを身に纏い何店か必要なものを買うために回っているとアフィナから連絡が入った
すぐさま戻るとアフィナはなにかを考えているようだった
「お待たせ、どう?できた?」
俺が声をかけると不思議そうに聞かれた
「ねぇ・・・・・あの強化用のアイテムってどこで手にいれたの?強化値がとんでもないぐらいあったんだけど?」
アイテムのレア度によって強化できる数値が決まるのだがよほど高かったようだ
「内緒、じゃあありがとな。また来るよ・・・・・・・生きて帰れたらな」
アフィナの店をあとにし俺は冥界へ向かった




